先生こそイノベーションを②
●イノベーションが起こりやすい環境とは
・わからないことをやろう
・若者の方が新しい
・オープンイノベーション
・数を打たせる仕組み
・失敗は宝 当たり前
・大学をベースに新しい企業が続々と生まれる
これめっちゃ大事だろう!
みんなが競争すればみんなが勝者になれる。アウトソースすればみんなが儲かる。顧客に選択肢を与えれば高い売り上げが実現できる。中央集権的な組織構造は非効率である。会課題解決にはビジネスが有効である。数兆円の国際援助や政府支援よりも個人の尊厳に根差した数万円の融資の方がイノベーションが起こる。NPOは利益追求を目的としないが、利益を上げなければ目的は達成できない。生きたビジネス→ソーシャルビジネス社会課題をビジネスで解決する。社会貢献で飯を食う。だから僕らはプロフェッショナルになる。日本の工業生産性、現場主義、チームワーク、ものを作る力、日本の強みになる。
●イノベーションを起こすためには
生産性向上が目的語でイノベーションは手段である。それが目的になってはいけない。目的「高い給料を払う!」「教員がもっと人気のある職業に!」「教育をもっと価値のあるものへ」「クリエイティブな学びを」などでありそれに必要なこと、手段が「イノベーション」である。アリババのアリペイ 手数料は0.1パーセント 他は3〜5%。欲しいのは手数料ではない ビックデータを利用したマーケティング、新しい顧客創造→いかに日本が無駄なことをしているか。デジタルの時代をどう生きるか?「アルファロメオとアリババが組んで33秒で350台売った」→これが目的語(目的にならなければいけない)これがデジタル時代にできるのに週末のキャンペーンは必要なのか?ソーシャルとは何か?「社会課題・社会課題解決」イノベーションとは?「新しい社会経済的価値」を生み出す革新的手段。ソーシャルイノベーションとは?「社会課題を解決する手法の中でイノベーティブな手法
ソーシャルビジネスとは社会課題解決をビジネス手法で行う
●ソーシャルイノベーションとは
社会課題の解決(身近な)服の課題 タッチパネル 探求な時間 パパマママップ※ビジネスモデルはあるのか?これ大切である。常に様々な分野にアンテナが立っていることが大切。どれくらいのコスト?イノベーションといえばシュンペーター。現状の均衡を創造的に破壊し、新たな経済発展に導く。イノベーションは技術革新だけではない。やり方を変える 少しの工夫。ジャンルを超える 既成業界、既成ジャンル、ジェンダー、エイジの破壊。プロダクト やり方 素材 1社ではどうにもできない世界。オープンイノベーションには目的が必要。アップル→製品は日本製、韓国製が多いけど結局儲かっているのはアップル。選ぶ力よりも選ばれる力。新商品の価格維持。開発時間の短縮。参入障壁の確立。技術の棚卸し自分のところだけでやるのではなく、みんなでやる、オープンイノベーションスピードが大切。製品 生産方式 マーケット 素材 供給源 新しい組の導入NPOでやるか?ビジネスでやるか?政府に呼びかけるか?どれがいいとかではないどっちが社会問題を効率的に解決しているか?
●日本の教育業界の強み
教育業界の日本の強いところ→正直ない。ただ強いていうのであれば集団意識(これはメリットでもありデメリットでもある) 協調性 教員の志の強さなどただ今までの教育が、日本が変われていない状況を作ってきたという現実もあると思います。私はその変われないその教育現場に大きな問題意識を持っています。米倉先生が見てきたシリコンバレーなど、イノベーションが生まれる国や生まれやすい組織などに共通したことやシリコンバレーなどで見られた教育現場などの話があればお聞かせください。
●生産性向上を目指す環境づくり
生産性向上を目指す上で、教育はとても大切な要素である。現在の教育現場で働く私が考える問題意識は多数ある。1つ目は、教育の仕事は未来を創る仕事でると考えております。しかし、現在の教育が本当に未来に繋がることを教えているのだろうか。現場では前例踏襲の内容ばかりで、学んでいる内容が長い間変わっていない。何を学ばなければならないのか。これから必要な学びを社会全体で再定義する必要があるのではないだろうか。2つ目が、職員室の問題である。職員室における教員の在り方が、社会を創る子供たちに影響してくる。教師が「同調圧力」をかけ、教育に対して「社会を変える」ことよりも「訓練」の要素を求めると、子供たちは自分たちでは世界を変えることができないと社会に対する参画意識がなくなってしまう。未来を創る子供たちが「自分たちの力で世界を変える」という思いをもつためには、子供たちが関わり合う周りの大人の姿勢、そして教育の在り方を考える必要があるのではないか。
●何かを変えなければならない
私は新卒後に大手百貨店で6年間勤めてきた。しかし、私が想像していた一人ひとりを大切にする社会とは違い、人が歯車となり冷たく社会を回している。そんな印象をもった。私は、死ぬときに後悔したくないと思い、企業を辞め、幼い頃の原点「教師」の道に進んだ。そこでは有意義な時間を過ごした。子供たちの笑顔、教師たちの情熱、一人ひとりの個性の素晴らしさ。子どもや先生の目が輝く瞬間を味わった。それと同時に、苦しさや挫折も味わった。同調圧力、学習内容の標準化、潰れてしまう教師、子供に対する不適切な指導。これからの社会を創るはずの教育の中に私がかつて味わった社会の冷たさを感じた。これではいけない。固まってしまった教育の世界から「同調圧力」や「あるべき論」を解き放ち、誰もが「自分らしい学び手」として生きている社会を創りたい。「教育」は教師だけでなく、社会全体での「共育」とし、「学び」を「学校」から「世界」に広げていく。誰もが1度きりの100年時代の人生を 「自分らしく幸せ」に生きていけるそんな社会につながる教育を目指している。そこには必ずイノベーションで社会の問題を解決するマインドが必要である。周りの生活や、隣の人の問題を解決することが社会を1mmでも前に進めることにつながる。
次回からは具体的な社会課題解決を考える。そして、自分で起こせるイノベーションも。