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子育ての探求

子育ての方針

子育ての方針はいくつかある。
整理してみたいと思う。

・「経験して学ぶこと」

怪我や事故にならない程度にやってみる。結果を予想できたとしても、大人が先回りをしたり、口出ししたりして止めない。いいことも悪いことも経験して分かることが多い。子どもの気持ちを聞き、その気持ちに寄り添うことを意識してきた。

・「比較しないこと」

周りの子と比較しない。兄弟と比較しない。親の子供時代と比較しない。比較するということは「できる」「できない」を判断することが多い。「できる」「できない」で人を評価してしまうと自分自身の本当の「好きなこと」「好奇心」が失われてしまう。子供の好きなことや好奇心を大切にしたいからこそ、比較しないことを意識している。また、我が子であっても親とは別の人格を持って生きているという視点からも、比較は良い結果を産まないと考えている。

・「子供の人間関係を見守る」

子供自身が築いてきた人間関係を尊重し見守ってきた。家の前には、小学生がたくさん集まる公園がある。小さい頃から小学生の遊びに一緒に混ざりたいという思いをもっており、それを尊重し自ら小学生のグループに入っていった。そこから、両親が知らないうちに多くの小学生の友人を作って、可愛がられたり、時には悔しさを味わっている。小学校3年生の子と幼児が同じ遊びを進めるには、ルールや注意が必要かもしれない。しかし、それも自分で話し、小学生たちに決めてもらったり、時には自分でできるできないを主張したりして、同じ遊びの中で多くの学びを得てきた。このように異年齢や様々な年代との遊びの中には多くの学びがあるからこそ、子供が自分自身で築いてきた遊び仲間に対して、その思いを尊重し見守ってきた。

この家の前にある公園の環境が素晴らしい。
何も約束しなくても、他学年の友達が遊んでいるので、そこにいけば
誰かに会えて、そこにいけば何かが起きる。そこにいけば誰かと何かを創れる。
学年関係なく、家にも誘いにきてくれる。
親にも挨拶してくれる。
この公園の仲間たちを大事にしてほしい。

「最終的に判断をするのは子供自身」

そして、1番大切にしたいことは「最終的に判断をするのは子供自身」
詰め込み教育、学歴社会、キャリア形成、どのような価値観などを大切にするか
私たち大人はある程度生きてきた中で、さまざまな価値観を形成してきたけれど
子供は違う。真っさらな視点で物事を見て判断していく。さまざまなヒントや視点を与えることができても何をどこに価値を置くかは子供に決めてほしい。
もちろんある程度のコーチングをしていく中で、子供が判断していくことを何より大切にしたい。

今ある教育界の問題意識でさえ、それは大人の偏見でしかない。楽しみながら、そして、時々モヤモヤしながら、それが人生ではないでしょうか。

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