香港からの留学生ナムさんはやさしい笑顔が魅力
こんにちは、京都外国語大学国際貢献学部グローバル観光学科 2 回生の西川歩奈です。
今回は同じ ALKOTTO で活動するメンバーを紹介していきます。彼の名前は、魏溢楠(ウェイイナン)と言い、まわりの友人からは「ナム」と呼ばれることが多いそうです。わたしも彼のことを「ナムさん」と呼んでおり、名前を呼ぶといつどんなときでもニッコリやさしい笑顔を返してくれます。ALKOTTO の活動でもムードメーカーとしてみんなの心を虜にしています。今回はそんなユーモアが溢れるナムさんについて、わたしのことばで紹介していきます。
ナムさんについて
ナムさんは 2001 年に香港に生まれました。
ナムさん「高校までは香港の学校に通っていました。高校までは吹奏楽部でユーフォニアムと呼ばれる金管楽器を演奏していました」
そう話すナムさんは、いまでもジャズをはじめさまざまな音楽を聴くのが趣味だといい音楽との関わりが深いそうです。また、香水を集めたり、 カメラで写真を撮ることや、家でレシピを見ながらアップルパイやカタラーナなどスイーツを作ることが大好きで、素敵な趣味もたくさんもっています。
京都に憧れたわけ
ナムさんが京都に来ようと思ったきっかけは高校生のとき。
ナムさん「世界史の授業で平安京や明治維新などの日本の歴史文化に触れる機会があったり、また高校 2 年生の時から日本語を独学で学んだりするうちに日本に留学したいという気持ちが高まっていきました」
またナムさんは家族と一緒によく京都へ観光に訪れる機会が多く、そこで観光客として「京ことば」に出会い、その独特な意味や難しさに魅了されたそうです。この出会いがきっかけで、京都という歴史が深い街にある京都外国語大学で大学生活を送ることとなり、 いまでは京都について詳しく研究ができるゼミにも入っています。
京都での生活
現在ナムさんは京都市内に住んでいます。千年の都である京都での暮らしや環境からは、他府県の都市と違った雰囲気や静けさ、伝統的な街並みや文化がすぐそばで体感することができ、 京都に住む前よりもさらに京都愛が強まっているようです。
西川「親元から離れてホームシックにならないですか?」
ナムさん「幼い頃から両親が共働きで一緒に過ごす時間が少なかったせいか、あんまりホームシックは感じないなあ」
また留学1年目を迎えたいまでも、京都で観光することが楽しくて仕方がないというナムさん。彼が気になっている京都府・京都市の観光地をそれぞれひとつずつ挙げてもらいました。
ナムさん「京都府はやっぱり「伊根の舟屋」。京都市は「貴船神社」かな。2 つの観光地ともに都市の喧騒から離れた穏やかな雰囲気が感じることができるから。とくに伊根の舟屋はまだ行ったことがないので、いつか絶対に行ってみたい」
京都好きが集う「ALKOTTO」
わたしやナムさんは Instagram や note というソーシャルメディアや Enjoy Kyoto の紙面にて京都のことについて情報発信を行う団体「ALKOTTO」の活動に参加しています。ALKOTTO に参加しようと思ったきっかけは彼の友人でもあり、いま現在 ALKOTTO のリーダーを務める剱物真桜さんです。ふたりは同じ授業を受けることが多く、「京都が好き」という共通点があったので話す機会が多かったそうで、ある日真桜さんが ALKOTTO の活動をナムさんに紹介したことをきっかけに現在は ALKOTTO のメンバーとして Instagramを中心に活動しています。
今後は紙面作りがはじまるため、みんなを楽しませるような素敵な紙面を作っていきたいそうです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?