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恋に落ちて107秒で失恋した話


※一年前に別垢で公開した記事の再投稿です。詳細は追記にて


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“国民的元カレ”檜山光成への沼落ち記録


檜山光成くん、17歳のお誕生日おめでとう。

これを書き始めた現在時刻は2020年9月30日水曜日午後2時を回った穏やかな昼下がり。

正直に告白する。

彼の誕生日が(書いてる現時点から2日後)の10月2日だと知ってからまだ半日くらいしか経っていない。ついったで彼の名をひたすら検索かけ続ける中でもうすぐ誕生日!みたいなカウントダウンタグを見かけて、明後日が誕生日だと知った。そして、気がついた。

あれ、何歳になるんだ???

ってか、YOU、いま、いくつ???????

半日前の私はまだ彼の年齢すら知らなかった。
どうせ長くなりそうなので結論から言おう。

2020年9月29日23時55分
私は檜山光成に一目惚れし107秒後に失恋した


これは、そんな嘘みたいな沼落ちの備忘録。

私は紛れもなくジャニオタだ。
リアルタイムな現在は過去1ジャニーズから離れているので、”だった"と過去形にしたいところなのだが、ジャニーズという沼に足を踏み入れてかれこれ十数年、幾度とオタ卒詐欺を繰り返しながらも簡単にジャニーズから足を洗うことなんて出来なかった。
正直「ジャニオタ」の定義がどこから何を指すかはわからないが、ここ過去5年くらいを振り返ると、デビュー組とJr.のオタクを行き来していたつもりがいつからか本格的なJr.担になり、自担がいる場所にはどこへだって通い詰め、全ステ全通番協エキストラ諸々…年間平均で軽く60-70現場は通い、グッズ雑誌等自担に関する全てに財産を落とし、売上売り切れ順位再生回数etc.とにかく数字数字数字に命をかけてきた。いや、もっと正確には気づいたらJr.だった自担は「デビュー組」になっていたのですけれども。

そう、自担がデビューした。気づいたらデビューしてた。見える世界が変わった。そんな時期にリアルな面で自分自身にも色々とあった。世の中も変わった。環境が変わって、純粋に楽しむことができなくなって、オタクであることを義務に感じるようになって、追うことがしんどくなった。(いつか10年後くらいに笑って話せるようになっていればいいな)
そんなこんなで、今はジャニーズそのものから少し(以前比べればかなり)距離をおいて、「茶の間」程度にゆるゆる追ったり追わなかったりしていて。

いまの私にとっての一番は「自担」ではない。熱量も気持ちも上げてくれる存在は「自担」ではなくて、自担の横目に見てきた「推し」だ。推しに気持ちが傾きすぎたこの状況、客観的にみれば恐らく「担降り」に当たるのだと思う。ただ、私の気持ちの上では「自担」からの「担降り」は未だに出来てない。青春を共に過ごしてあまりに濃密な時間を刻みすぎて、一生降りられないかもしれない。

担当とか推しとか難しいことはわからない。わからないというか、考えるとまたしんどくなるので、今は定義したくない。突っ込まないで欲しい。ただ、とにかく、初心に戻って、アイドルを、純粋に、今日も顔がいい!好き!君しか勝たん!メロメロ!はっぴー!みたいな気持ちでゆるく応援したくて、「自担」を好きな自分とはまったくの別人格として生き始めたりしている、そんなところだ。

・・・と、久々に文章を書いたら自分語りをしてしまったのだけど、そんなことはどうでもいいのだ。


どうしてこんな話をしたかというと、これから話す内容の前提条件として私自身のジャニオタスペックを提示したかっただけで。
上から下まで東も西もデビューもJr.も幅広く見てきた。あまりに多くのタレントの結婚留学脱退退所謹慎活動休止解散復活等に立ち会ってきたし、Jr.のユニット結成も自然消滅も増員も脱退も退所もデビューの瞬間も見てきた。そして、自分自身も誰かに落ちる瞬間というのを現場であれドラマであれ色んな形で味わってきたし、今ここにきてこの人にハマるかーーー?!?みたいなことも沢山経験してきた。ジャニオタ歴を重ねるにつれ(特にJr.に関して)「いつどこで誰に落ちてもいい保険」に自己加入することを覚え少クラや雑誌もその時点で推しがいなかったり興味なかったりしても全て残してきたし、デビュー組のコンサートに行くにしてもツアーバックについているJr.はユニット無所属関東関西関係なくなるべくくまなく把握してから行くようにしてきた。

現場落ちした子は数多くいる。それは「担当」とは全くの別物であるが現場行くたびに推しは増えていった。無所だったこたちも気がつけばユニットに入ったりしてて、その成長を見守るのも楽しかった。

そんなわけで、TVとか雑誌とか見て、誰この子!!!顔知らない!ジャニーズなの!?Jr.なの!?名前知りたい!みたいな現象が起こる新鮮さはほぼ有り得なかった。現場でバックで踊ってる子を見て誰あの子!気になる!って後から調べることはあったけど、大抵は後から名前見ればああこの子があの子だったのね!となるから、完全なる「無」の状態から誰かを新しく好きになる、落ちる、推しになる、みたいなことはもう当分なかった。この先ももうないと思ってた。

だから非ジャニオタとかJr.を全然知らないデビュー組担とかが何の知識も偏見も無い中真っ新なゼロから新しく「沼にハマる」姿を見ていると羨ましくなったし、全くの新世界に飛び込む緊張と興奮の相まった所謂「沼落ちブログ」を読むのも大好きだった。沼落ち、イイなぁ〜(大の字)みたいな気持ちでそれらを微笑ましく読んできた。

なのに、いま、ジャニオタ十年選手、比較的文章を書いてきたわたし、人生初「沼落ち」ブログを書いている。ヤバくない!!!?!

ヤバくない?....伝わる?このヤバさ。


Jr.担をしている上で必然的にその人物の存在やユニットに知っていてそこそこの知識を持っていたとして、もちろんユニットごとに得意分野不得意分野?というか、ハマるハマらないはある。私はそれを管轄内・管轄外と判別していたし、私にとっての管轄内外の基準は、その人の現場があった時(バック含め)行くか行かないか、だった。

それで言うと、忍者は「管轄外」だった。

今はだいぶ安定してるが、(関東総無所関西箱庭時代の不安定さと比べると今が安定しすぎていて怖いくらいだが、)Jr.あるあるのユニットとかメンバー編成がコロコロ変わるやつ。結成当初から何度も見ているのに『美 少年』がB少年なのかSexy美少年なのか何なのかよくわからないくらいには、『少年忍者』が忍者だか5忍者だかよくわかっていない。なんか、序列がしょっちゅう変動してて女子ドルみたいだな、くらいの距離感。

『忍者』はよくわからないが、私にとって『少年忍者』のメンバーは忍者結成前のセクゾ橋本ソロコン時代のサマパラのバックについていたいわゆる『チビジュ』の頃が一番思い出も思い入れもある。毎年の風磨のサマパラで毎回ふまパラメンバーひとりひとりの子役みたいになる彼ら、可愛かった。

あの頃バックについてた彼らは、多分いまの忍者の中でも先輩にあたる、こうきくんとかヴァサとかうちわくとか北川くんとか、メインメンバーみたいな立ち位置の子たちだ。そんなチビジュの中で、漠然と「この中なら織山くんと黒田くん」そう思ってきた。

少クラとか帝劇とかの忍者辺りのパフォ見ても、やっぱり織山さんのパフォーマンスずば抜けてるし、黒田くんが顔が好きだなぁーーー!と思ってたし、推してた子たちがちゃんと忍者の前の方にいて主力メンバーになってて、嬉しかった。親心で頑張てねぇ〜と思ってきた。
私の記憶だと、多分忍者が結成される直前くらいのそこらへんの括りは12人くらいだった。そこら辺がよく一緒にいるのを見たし、一番初めに彼らに名前がついたときはその12人(13人だっけ?ごめん知らん)くらいだった。

その中に、檜山くんは、いた。

たしかに、いた。たしかに、覚えてる。

仲良いリア友がほんとにただのチビジュだった頃くらいからの元木担してる影響もあって、その子に教わりながら、必死にあの周辺の子達を覚えようとした。2018年夏前の話だ。
そして、私は、そこら辺の括りの集合写真を指差しながら、たしかに、言っていた。

「北川、川崎、織山、ヴァサ、ラウ 、内村、わく、黒田…これがりくと?でこれ…誰?檜山?」

安嶋さんも覚えられなかった。安嶋檜山豊田が覚えられなかったのだけど、その中でダントツ一番最後まで覚えられなかったのが檜山くんだ。

名前と顔だけ覚えたからそれでいいでしょ、くらいに思ってた。忍者ちゃんのつべは最初こそ順番に見ていたものの今年入って以降全然見てなくてたまーーーーーにしか見ないけど、サムネが面白そうでたまーーに見た時も、ああ〜やっぱ推しは黒田織山だなぁ〜って再確認して、川崎のこうき先生のデキジュっぷりに感心して、おつまみ程度にかいる顔可愛いなぁーって思うくらいだった。

だから、まさか、ここにきて、なんで、いま、彼の誕生日祝ってるのか、未だに全然意味がわからない。


『内容が素敵だから、是非見てほしい。』

ことの発端は、そのメッセージに添えられていたURLを軽い気持ちでクリックしてしまったことから始まった。
自担経由で知り合って今は忍者の掛け持ちをしている友達から送られてきた、28日UPの日本郵便提供動画の少年忍者のお手紙企画のURL。ほいほーーーいって気持ちで、見た。
友情…嫉妬…とか、タイトルから、あーオタク好きそうなやつジャーンとは思った。お手紙企画とか大好きだし。サムネみて、内村くんが号泣してて、あ!これはうちわく案件ですね!!!湧担のお友達わいてるんだろうなぁ〜とか思ってた。

んで、初っ端、最年少組とやらの可愛さに軽率に悶絶した、チョロいので。恋愛対象として歳下は好きだが、ショタを愛でる趣味はないのだけど、久々に顔のいいショタちゃんたちを見たらさすがに母性溢れた。かいるちゃんとしょーせーくんのお手紙見ながら、なにこれ授業参観じゃんさすがに産んだ〜とか言ってた。
ポスくま抱える黒田くん、あざとくて可愛かった。今日も顔がいいなぁーーーーと思ってた。

久々の黒田くんと、(おそらくその展開が来るであろう)うちわくのために、見てた。それだけだった。だから、動画全体分数みて、いや長ぇな!?って正直思った。うちわくがエモいんだろうな(あと個人的にうちわくのシンメとしてくっついたり離れたりしてることに興味もあった)というところにしか内容には興味なかったので、せっかくオススメしてくれたし最後まで見るつもりではあるけど内心途中飛ばそうかなって思ってた。

だから、マジ、こんなはずじゃなかった。これ、本気。本気と書いてマジと読む、ってやつの、マジ。

まさに飛ばそうとしていた、青木くんから檜山くんへのお手紙。

黒髪サラストの顔の綺麗な少年が必死に涙を堪える姿をみて、全てが狂った。

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えーーーー!?!!恋!!!

一言で言い表すなら、恋に落ちた。勝手に付き合った(?)

いまいち内容は入ってこないまま動画を進めていったら青木くんがお喋りしている。

『檜山くんはほとんど全員のメンバーのことを下の名前で呼んでいます。でも俺は「青木」です。どうしてですか?』

私『それな!?なんで私だけ名字なの😠下の名前で呼んでよ😠』

気づいたら勝手に頭の中の檜山くんに話しかけてた。そしてとりあえず今日から私もアオキを名乗ろうと決めた。仲良くしてくれてる各所に報告した。

「わたし、今日からアオキになるね。よろしく!!」

これもマジ。深夜テンション恐るべし。意味不明。各所、ごめん。

檜山くんは、私の「好きな顔のタイプ」ではない。「綺麗だな」とは思うけどタイプじゃない。『好きな顔』は橋本良亮阿部顕嵐で、イケメンだな、って思うのは赤西仁や橋本涼。ジャニーズとして顔が好き〜って崇拝しちゃうのは七五三掛龍也とか中村嶺亜とか京本大我みたいな、女子顔負けのスーパー美形。そして顕嵐の面影が拭えない上にスウィートさが加わってるのでこんぴちゃんは最強。そんな感じでとにかく所謂ホスト顔が『好きな顔』だ。(そう思うと、自担もこの並びには入らないので「タイプの顔」ではない)

今日だけで180回くらい檜山くんのお顔見直してるけど、やっぱり顔がタイプってわけじゃない。ってか顔は全然好きじゃない。

けど、たしかに「恋」なのだ。

こんなにドルオタをしてても基本的にアイドルにリアコを感じたことがないけど、リアコってこういうことだと噛み締めた。
脳内BGMにハート型ウイルスが流れ始めた。(世代バレる)

初めはピンと来なかった
ちょっと面倒な気がしてた
聞かれることだけ黙って頷いた
いい人だとはわかったけど
まるで タイプじゃなかったからよ
仲良くならないつもりだったのに…
どこで どうしちゃったんだろう?
私 知らぬ間に
恋におちてたの
何がきっかけだったのか
入り口を思い出せないのよ
ハート型ウイルスに
やられてしまったみたい
どんな注射も効かないわ
あなたのことばかり
考えてしまうの
何も手につかないくらい

『絶対にあり得ない!』そう思ってたのに…なんだか私、あなたの事が好きみたい!
ド深夜、叫んだ。

ああ〜恋だぁ…恋しちゃったんだ…たぶん

動揺しすぎて内容が何も入ってこなかったので、もっかい青木くんからのお手紙始めから見返す。
ハート型ウイルスにやられてしまったみたいなので、檜山くんしか目に入らないし青木くんのお手紙の内容は何一つ頭に入ってこなかったのだけど、青木くんとのやり取りを眺めていと、今生まれたばかりの私の恋の行方の雲行きが怪しくなってくる。


お手紙読み終わったあとの14'32"の部分。
何かいやだなぁという予感がついに確信に変わる。

檜山「マジでこれは家宝(破顔)」

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何この笑顔...
…私にこんな笑顔見せてくれたこと一度もないじゃない…

泣いた。シンプルに泣いた。

オタクがよくいう「泣いた〜」ではなく、本当に悲しくなった。

あおねぇと檜山くんの二人の関係性は何も知らないけど、私に入り込む隙なんてこれっぽっちも無さそうなことだけは、わかった。

姉さん(湧担が青木くんをあおねぇとか姉さんって呼んでるからうつった。この呼び方が世間一般なのかは知らんけど、これで呼ばせてくれ、ごめんよ)の尊厳が岩橋嬢で、あの世代の子達の中の圧倒的姫枠で可愛がられてるんだろうことはなんとなく知ってたけど、知ってたから、檜山くんも姉さんに落ちてるの???(?)みたいなモヤモヤと恐怖を抱きつつ、パブさを書けて突き当たる。

『ひやあお』という概念

怖すぎ。なにこれ。
危惧なんか通り越して、檜山くんはとっくに姉さんのものだった……

🔎#ISLANDTV 檜山 青木

これで出てきた島動画、見れば見るほど失恋の傷心がエグられる!!!!!!!!


山手線ゲームもくすぐりも近況報告もどれもこれも病んだのだけど一番ダメージ喰らったのはこちら。

病んだ!ナニコレ!はぁー?

青木:おいしい? 檜山:美味しい… 二人:ンフフフフ

はい終了ーー失恋確定ー!!
正直、自担が女と歩いてる姿の写真流出した時より病んだ。

こんなん敵わないじゃん。
こんなん、叶わないじゃん…。

この時点で深夜1時半を越えてたので、情緒不安定すぎて、泣いたよね。

おたくがよくいう泣いた〜とかってやつじゃなくて、泣いた。ほんとに、泣いた。(2回目)

(勝手に落ちたくせに)この動画すすめてくれたお友達に八つ当たりで責任取れ!?!ってキレたし、島動画すすめてくれた湧担にもキレた。

半ギレ半泣きしながら、とりあえずもっかい青木くんからの檜山くんへのお手紙動画を、みた。そして、悟った。

これは、私が檜山くんに恋に落ちてから失恋するまでの107秒だったんだ…
この涙みて、抱きしめたい。って思ったのに、こんな笑顔にできるの姉さんなんだ…この涙の理由も笑顔の理由も全部姉さんだったんだ…

荒れ散らかしてうぇんうぇんしてたら、湧担に告げられた衝撃事実。

「檜山さん『国民的元カレ』で売ってます」

は・・・?
意味不明すぎて、何それ。

本能のまま国民的元カレ枠の男に勝手に恋して勝手に失恋して勝手に傷心に浸ってた自分、、、

まんまと檜山光成のセルフプロデュースにハマっとるだけやんwwww

あまりの自分のチョロさに笑った。
この年になって、5歳以上年下の現役高校生の罠に引っかかったことに笑った。

そしてリアルでもアイドルでも相変わらず自滅させられるタイプの男にばかり惹かれるブレない自分の嗅覚に笑った。

しかしその肩書き言われた瞬間、謎に色々と納得したのも事実だ。

だって、私、檜山くんとの付き合ってた時の記憶、確かにあるもん…失恋したって思った瞬間たしかにちゃんと幸せになってね、って気持ちになったもん……(?????)

そうか、元カレだったのか…と謎の感傷に浸る深夜2時前、湧担から最後に食らったさらなる追い討ち情報がこちら。

「檜山さんメンカラ紫だよ〜💜」

はぁーーーーーー?メンカラ紫の男はヤバい沼って相場が決まってるじゃん!!!わたし好きに決まってるじゃん!!!!?!

檜山くんに恋しちゃったよぉ~と叫んでた私を温かく見守ってくれた皆様に

「檜山くん、似合うよ」「檜山くん好きなのはわかる」「好きそうだなと実は思ってた」

と言われた理由、全て納得した。

だって檜山くん、メンカラ紫の国民的元カレだから!!!!!!!
この二要素だけで私が好きな理由全部詰まってた。とんだ茶番だった。

みんなそーゆーことは早めに教えてくれよ💢

気づけば徐々に明るくなってきた空の気配を感じ取りながら突然襲われた虚無感。

あーーーーーなにしてんだろ!総じて馬鹿みたい!!!!


そこで途切れた記憶。気づいたら、寝てた。
8時過ぎ、外もすっかり明るくなっていて、夜明けを感じて虚無に襲われながら最後に時計を見た時刻が午前4時半過ぎだったから、4時間弱は眠ったらしい。

そして曖昧に呼び出される、誰かと失恋した妙に生々しい痛みの記憶・・・

不思議な夢でも見てたか~☺

と思いながらカメラロール開いたら大量の檜山くんのスクショが出てきて現実を突きつけられる。

たしかに、私は、恋をして、失恋した。

そこには動かぬ沼落ちの証拠がそろっていて、そう都合よく夢オチなんかにならなかった。

仕方がないので潔くパブサをかけて少しずつ情報をかき集める。
誕生日はいだろう。10月2日か~
・・・10月2日!?

え、誕生日3日後やん!!!?!!!!

わたしは、檜山くんについて本当になにも知らなかったし、知らない。
忍者の中の中間くらいにいるうちの一人、としてしか認識していなかったから、プロフィールにもYouTubeでもパフォーマンスにも目を留めたことも無いから、思えば特技も好きな食べ物も年齢も誕生日もダンスも歌声も、何一つ知らない。

私が知っているのは、お手紙動画で映ってた4分間くらいの檜山くんと、その後自傷行為のように見た5本のアイランドTV(with青木)のみだ。
誕生日すら知らなかった。

だけど確かに私はあの107秒間に恋をして失恋をした。

ずっとずっと眼中になかった檜山くんに心を奪われ、ときめき、かき乱され、泣いて、キレた。そしてこの先必ず檜山くんをみたら好きだった人…って元カノ面をしてしまう。
YOUはどうしてそんなに元カレ(概念)みたいな顔してるの…

そして、冷静に言い換えれば何の気なしに見た動画の一瞬で沼落ちをした。
ジャニオタ人生初めて明確な「沼落ち」の瞬間を味わった。
いや、檜山くんの担当を名乗るつもりは(今のところ)全くない。だから、これを沼落ちと言うのかはわからない。

けれど、人生半分以上ジャニオタしてても、とっくにJKブランド剥奪された割といい歳になっても、こんな気持ち味わえると思ってなかった。

この気持ち、忘れたくない。


そんなこんなで、誕生日を理由に、私の107秒の恋を、人生初の沼落ちを、記録をしておこうかなという次第であります。


ちなみにこの文章を書きながらのBGMは山下智久の『Loveless』でした。失恋したときは昔から決まってこの曲を聴くし、この曲を聴いて感傷に浸るのがマイルールなので。

はぁ~檜山光成×Lovelessの可能性、無限大すぎるからいつか歌ってほしいな。え、もう歌ってたりするのかな?もう歌ってたら死ぬので誰か教えて欲しいのだけど。
Lovelessを歌う檜山くん、解釈として2パターンあると思わない?

一つ目は、檜山くん→わたしに向けてのLovelessという解釈。
彼氏の檜山くんは、私が他に好きな男ができてしまっても『ごめんねなんてもう泣かないで抱きしめてしまうから』って言って言いながら向こうから別れを切り出してくれる優しさを持っている。そして、最後は、強がりできっと笑う。泣きながら笑って送り出してくれて、その後きっと一人で泣いてる。うーーーわしんど。

二つ目は、わたし→檜山くんに捧げるLovelessという解釈。
これは完全に私のいまの気持ち!!!
君は新しい恋を見つけてしまったから、私じゃ幸せにできないから、ごめんね、って、別れを切り出すパターン。そして、それを聞いて優しい檜山くんはごめんね、ごめんね、って泣きながら謝るの。だから、抱きしめてしまうから泣かないで、謝らないで、お願いだから最後は笑って。って気持ち。

…いやなんの話だよ。とは思う。思った。思ってる。けど、檜山くんを想いながらLoveless聞けば、きっとわかる。あなたもきっと、失恋する。

ちなみにKAT-TUNの『AFFECTION~もう戻れない~』もいいな~と思ったけれど、AFFECTIONみたいな失恋は檜山光成(24)くらいになった時にしたいタイプの失恋なので(?)現役DK(現役DK!?)の彼とはLovelessしたい。

いやけどさ、そんなふうに色んな失恋させてくれる檜山くん、凄くない?

さすが国民的元彼。歩く失恋製造機。
n万人の女を失恋させてきただけある。


いや、なんも知らんけど。

そう、なんもしらんけど。


知らないけど、知れてよかった。
恋して失恋出来てよかった。

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16歳の檜山くんに出会え良かったです
檜山くんにとって幸せな17歳になりますように

ご清聴ありがとうございました。

これからも檜山くんと適度な距離で失恋したいのでダイマよろしくお願いします。見た方がいい忍者のつべ教えてください。ひやあおのエピも怖いものみたさみたいな気持ちで求めてます。

(記:2020年10月2日)


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〈追記 2021年9月30日〉

この記事は、昨年一瞬だけ作成してた公開アカウントで投稿したものです。これきっかけで繋がってくださった忍者担の方もいらっしゃったのだけどアカウント閉じてしまって…すみませんでした。noteも閉じたので葬っていたけれど、檜山くんに沼落ちして1年が経ったな~みたいな気持ちで読み返したら1万字も書いてて、せっかくだからこのnoteに移しておこうかな~ってとこです。前のアカウント名が入ってた部分と勢いで書いた誤字だけ若干の修正は加えたけれど、内容は何も変更してないので、まあ色々ありますがそこはご了承ください。

多分、表で檜山くんの話するの初めてだよね。転生前もここでもハマってるとか誰にも言ったことない気がする。これも記事として移行したかっただけで、それ以上の他意はないです。これからも、ここで檜山くんや忍者の話をするつもりはないので!大丈夫(?)です!!お気になさらず!!!!


檜山くん、18歳おめでとう!!





ドリボの立ち位置、基本的に上手で双眼鏡に収まる距離感で今野檜山が配置されてるの、ほんと!!!なんなの!!!マジで!!処理しきれないので一つの視界に入ってくんのやめてくれ!!!ひやあおはひやあおすな!!こんのもひやあおの練習の監督するなよ!!!ってかこんぴと檜山くんネクドリ隣にいるなら絡んでくれよ!!!ばーーーか!な秋でした。