
なぜnoteを書くか
あけましておめでとうございます。
これから自分の考えや思ったことをまとめて言語化するトレーニングをしたいと思います。
なぜそれをしないといけないか、それは僕の生きてきた人生と置かれている立場にあります。
僕はもともと美容師でした、美容師になりたかったからではなありません。
やりたいことが特になく兄が美容師で憧れていたからなのかもしれません、勉強は全くしていなくて手に職をつけるしかなかったからかもしれません。
『しれません』を使う意味は自分に意思がなかったから、周りや母親に言われてその方がいいのかも?と思ったからです。
兄の通っていた専門学校に入学し卒業後、美容師は真面目に続けていました、運がいいことに学校が進めた2つの美容室のうち1つに拾ってもらいそこで修行をしました。オーナーが有名だったので芸能人もよく来ていて、いい環境で育ったと思っています。ちょうどスタイリストになる前に今の奥さんと出会い人生は大きく変わります。
僕がスタイリストになる頃、子供に恵まれました。子供を育てるためには経済的負担が大きく朝から晩まで働き、今の環境では貧しく時間もないと感じたのか奥さんは親に相談しました。言い忘れていましたが、僕は婿です。
婿になぜなったかは今後後で書くとして
奥さんの親は相談を受け僕を呼び出し、自社でやっている会社を手伝わないか?という話でした。僕は美容師を続けたいと思っていましたが、家庭のことを考え潔く入社することを決断しました。仕事は建設業でした。スーパーゼネコンの下請け会社で、コンクリート打設や足場の組立など鳶土工の仕事を請け負う仕事です。
そして、僕が入社して2年後。親は病気が発覚して継承者を決めなければいけない環境に置かれ、なぜか僕を継承者に指名しました。ちなみにその時一番経験が浅い人間でした。
それから2年の年月が流れ親はこの世を去り、僕が会社を継ぐことになりました。
僕が話す相手はエリート大学卒や職人一筋でやってきた人たちと対話をして、両方の気持ちと悩みを組んであげなければなりません。言わば間に入ってマネージメントをする立場であり仕事です。
学生時代から何も勉強していなかった、そればかりか美容師という職で生きていこうとしていた僕は、会話をうまく運ぶ基礎知識がないばかりか(ちなみに本当にずっと後ろを向いて喋ったり寝たりしていて義務教育を受けていない人と同じような知識レベル)会話をするネタやツールもなく、本を読んだり、やったこともなかったゴルフを読んだりしてとにかく教養を会得するため色々なことをしました。
前職が美容師だったこともありそれは良かったのか、対話することに抵抗はありません。異業界に来てみると意外に対話で苦戦している人が多く見受けられます。
むしろいくら頭が良くても人にものを頼む以上、対話はもっとも重要なセッションです。
今、4年が経ちましたが自分の意見や考えを言葉にしないと組織を動かしたり、人の気持ちを動かすことはできないと気づきました。そう思い対話セッションの技術を磨く為に、このnoteを書いてみようかなと始めたのが理由です。
ちなみにこれはが美容師をしていた時の写真です。
よく周りから大変になっちゃったねと言われることが多いですが、僕はそうは感じてなく、むしろそういう刺激的な環境においてくれた方達に感謝をしています。
せっかく授かった役職なので最大限そこで人々や社会に良い影響を与えてやろうと考えています。