ノギスの使い方
⚫️ノギスとは?
まず初めにノギスとはどんな道具か簡単に説明します!
ノギスとは「モノの長さ」や「太さ」を「深さ」を正確に測ることができる道具です。
下の写真のノギスは最小計測単位0.05mmで測ることができます。
⚫️ノギスのパーツの名称を知ろう!
ノギスを使うにあたって名称を知っておくことが大切です。
ノギスは二つの部品から構成されています。
長い目盛がついていている「本尺」と短い目盛がついた「副尺」の二つの部品に分かれています。ここでは動かす部分である副尺を「スライダー」と呼んでいます。
①「測定面」
ノギスの上下についているのが「測定面」と呼ばれる部分です。
上の部分が「内側用測定面」、下の部分が「外側用測定面」と言います。
こちらは測る対象のものを当てる面、挟む面になります。
②「ジョウ」
ノギスの上下についているのが「ジョウ」と呼ばれる部分です。
上の部分が「内側用のジョウ」、下の部分が「外側用のジョウ」と言います。
こちらは測る対象のものを内側に当てたり、外側から挟んだりする部分になります。
③「止ネジ」
スライダーの上についているのが「止ネジ」と呼ばれる部分です。
こちらはスライダーを固定したい時に止ネジを締めることで動かないように固定することができます。
④「本尺目盛」
本尺についた長い目盛を「本尺」と言います。
「バーニヤ目盛」(副尺目盛)
スライダーについている短い目盛を「バーニヤ目盛」と言います。
「デップスバー」
スライダーを動かすと出てくる細い部分が「デップスバー」と呼ばれる部分です。
こちらは主に深さを測るときに使われる部分です。
⚫️ノギスの計測方法
ノギスを使うことで「外径」「内径」「深さ」を計測することできます。
順番に計測方法を紹介します。
1.外径の計測方法
厚さ、幅を測る場合
外側用のジョウで測定物を挟み測定します。
2.内径の測定方法
内側用のジョウを測定部分に差し込み測定します。
3.深さの測定方法
デップスバーを測定部分につけてデップスバーを下げてそこ当てて測定します。
⚫️目盛の読み方
ノギスは本尺目盛とバーニヤメモリを組み合わせて目盛を読み取ります。
1、バーニヤ目盛の0目盛が指す本尺目盛を読み取ります。
2、本尺目盛とバーニヤ目盛が一直線になる部分の目盛を読みます。
3、読み取った本尺目盛とバーニヤ目盛の値を足した値が測定値になります。
(写真の値は13.55mmと読むことができます)
このように本尺目盛とバーニヤ目盛を合わせることで
測定値を出すことができます!
ノギスの使い方についての解説は以上になります。
しっかり理解してノギスを使って行きましょう!
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