
第2子も困難な道になりそうな話①
こんにちはヤマタニエッコです。
過去を振り返りながら投稿しているのですが、
忘れないうちに現在進行形も載せていこうかと思います。
* * * * * * * *
産後すぐのがん検診は難なくクリアし、いざ子宮鏡!となった。
先生「あ〜見えるかなあ、癒着(内膜などが炎症のためにくっついてしまう事)が結構あるね。7割は癒着してて、右側の卵管口(卵巣から出た卵子が出てくる場所)はふさがってしまって排卵できてないね。」
病名にすると「アッシャーマン症候群」
そう、上のイラストはそういうことである。
アッシャーマン症候群と言われて衝撃を受けている「アッチャーマン」(ふざけすぎ)
ま、実際のところ、がーんともならないし、アチャーともなってはいない。
やっぱり冷静に淡々と受け止めるしかなかった(笑)
私「やはりですか…(予測していました風を装う)」
まあ確かにこれまで私は、子宮内膜掻いたり、メスでポリープ取ったり、産後も散々傷つけてしまっている。
そして産後8ヶ月頃に再開した生理は、以前のようにきっかり30日周期では来ていなかった。それもこれも、癒着して排卵できていなかったからだったのか…
産後のホルモンの乱れかなあなんて思っていたが、ちゃんと原因があったわけだ。
炎症が起こり、くっついてしまってもおかしくはないなあと思ってはいたものの、
実際カメラの映像を見ていると、想像以上にくっきまくっていてびっくら仰天。
さあどうするか。
生き残っている30%の子宮のままで自然妊娠できる可能性はゼロではないけれど、そもそも容量がすくないから卵がちゃんとくっついてくれるのか、くっついても流産等のリスクが上がる。
さらには、第1子の時は癒着胎盤だったこともあり、そのリスクは引き継がれる。
流産だとしても、その時に癒着胎盤で子宮を失ったり、大出血するリスクもある。
それでも、なんとか残せたこの子宮。
やっぱり欲が出るもので、2人目に向けて頑張りたい。
子宮を失うなら、妊娠を望んだ上で、やれるだけ頑張ってさよならしたい。
そんな思いで、2人目に向けて夫婦で頑張ることにした。
そうは言っても、夫婦の中で一番大切だと思っていたことは、
子供を望んで、妊活、不妊治療と進んでも、
絶対に追い込まれないようにしようと話していた。
今の幸せを見失うほど、追い詰められる必要はない。
息子がいてくれる幸せ、家族3人でいられる幸せ、今生きていられる幸せ。
全部忘れずに、ささやかな願いを持ちながら、進めていこうと決めた。
「足るを知る」という言葉がある。
身分相応に満足することを知り、それ以上を求めないこと。
この文だけ読むと、私みたいな欲人間の場合は向上心もっとないと!と思ってしまいがちだが、
要は、「今の幸せに感謝できるものこそが、幸せになれる」ということだと解釈した。
夫にこの言葉を言われてから、なんとなく、その後の人生のテーマというか、サブ目標というか、そんな感じで大切な言葉にもなっている。
そういえば、産後子宮を取ることが決まった夜にも言われたっけかな。
今の幸せを大切に。
続く