住まいの終活セミナー in 牟岐
先日、牟岐町海の総合文化センターで「住まいの終活セミナー」を開催しました。地域の皆さまとともに、住まいや空き家の未来について考える有意義な時間となりました。
NPO法人Alive Labが、なぜ、空き家問題?
まだ住まれてる高齢者の住宅の問題を目の当たりにたから。
端的に申しますと、葬儀の場で揉めるからです。
お葬式の場で、家の問題を明確に意思疎通をしていなかった場合、お別れまでの短い大事な時間を争いごとのようなお声を聞き、私たちは悲しい気持ちになっていました。
しかしながら、私たちができることがあるとすれば、空き家にしない、させないために、まだお元気なうちに(認知症状などの問題が出る前に)意思疎通を明確にすること、簡単ではないですが、声を上げていかなければならないと思ったからです。
セミナーの概要
このセミナーでは、建築士と地域活動に取り組む専門家が一堂に会し、住まいの終活や空き家対策について具体的な提案を共有してくださいました。
日時:2024年2024年11月30日(土) 14:00~16:00
場所:牟岐町海の総合文化センター
主催者:NPO法人アライブラボ、(公社)徳島県建築士会シニア部会
テーマは「住まいの整理と備え」。家族に負担をかけず、健康で安心して暮らすための住環境づくりをどのように進めるべきかを学ぶ機会となりました。
当日の様子
セミナーはミニ講演形式で進行。
佐藤建築士からは、ライフステージに合わせたリフォームやリノベーションの重要性が語られました。高齢者が安全に暮らせるバリアフリー化の提案や、資産価値を保ちながら住む、売る、貸す選択肢を広げる具体例に、多くの参加者が真剣に耳を傾けていました。
また、岡理事長は、相続時に登記が未整理の家や、法定相続人間での合意形成が難しいケースについて具体的なエピソードを交えながら解説。「空き家をそのままにしないためには、家族間での話し合いと早めの準備が鍵」とのメッセージに、多くの方が頷かれていました。
参加者の声
セミナー後、参加者の方々から次のような感想をいただきました:
「具体的な事例でイメージが湧きやすく、自分の家でも何ができるか考えるきっかけになった」
「相続の際に気をつけるべきポイントを知ることができて、とても勉強になった」
「フレイル対策として住まいの改修を考えたい」
主催者としての思い
今回のセミナーを通じて、住まいや空き家に対する皆さまの関心の高さを改めて感じました。また、具体的な課題に向き合い、地域全体で問題を解決していく必要性を実感する機会にもなりました。
アライブラボでは、今後も地域の資産を守り、人と人をつなぐ活動を続けてまいります。
建築士会シニア部会さんたちと連携し、住まいを軸に地域を元気にする取り組みを進めていきます。
次回開催のご案内
「住まいの終活セミナー」の次回開催は現在計画中です。詳細が決まり次第、公式SNSやホームページでお知らせいたしますので、ぜひチェックしてください。
最後に
このたびご参加いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。セミナーの内容が、皆さまの日常生活や将来設計のお役に立てれば幸いです。
私たちと一緒に、未来に備えた住まいづくりを進めていきましょう!
【アライブラボからのお知らせ】
スナック雑談を始めてちょうど一年がすぎました。
アライブラボのサイトができました。https://alivelab.jp/
アライブラボでは、地域の多様な団体や個人と連携し、終活支援や人生後半戦に焦点を当てた取り組みを行っています。私たちは、「おひとりさまの終活支援」という理念に基づき、誰もが安心して人生のフィナーレを迎えられるような環境づくりに努めています。協働事業は、こうした活動にさらなる広がりと深みを加えています。
協働事業を通じて、人生後半を迎える人々が安心して豊かなつながりを築ける社会を目指しています。他団体との協働により、個々のニーズに寄り添い、地域全体の幸福感を高めることを目標としています。
一緒に雑談しませんか? スナック雑談は日曜市の問屋町で青いのれんのオープンしています。 人生後半戦、さあ、行こう!青の大きな暖簾が目印です。
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