ゲームと人生
初投稿。アウトプットする場としてなんとなく吐き出していく。
僕の人生はゲームだった。
死ぬまでゲームをしていくと思うし、死ぬ直前までゲームをしていたい。
いい歳した大人なのだが、何故こんな大人になってしまったのだろう。振り返る。
ゲームとの出会い
産まれて初めてプレイしたゲームはロックマンX。
5歳くらいだったと思う。
友達の家に遊びに行って、プレイさせてもらった記憶がある。
当時はもうスーパーファミコン(スーファミ)は旧世代のハードで、かなり安価で購入でき、多くの家庭に普及していた。
僕が物心ついた時のゲームショップでは既にスーファミのソフトは新品で並んでおらず、カートに中古のスーファミソフトが乱雑に置かれていたのだ。ソフトもドラクエとFF以外は100円くらいで購入できた。
安価だったのもあり、親にねだったらヌルっと買ってもらえた。
ゲームが生活の一部に
ゲームに魅了された僕は生活の一部にゲームが食い込んでくるようになった。暇があればゲームをプレイしていたし親に怒られても隠れてゲームしていた。そして今でもゲームは僕の生活の一部だ。僕の生活は飯・仕事・風呂・ゲーム・就寝なのだ。
ゲームをしない違和感
中学あたりで周囲は部活や恋愛、様々な物に夢中になっていった。学校で友人と話をしていて違和感を感じるようになっていった。段々とゲームの話ができる友人が減っていった。
え?ゲームしないの?なんで?
こんなに面白いものを何故辞めるか理解できなかった。
ゲーム以外に面白いものなんてないのに、と。
「お前以外は皆卒業している」
「大人になってゲームなんて恥ずかしい」
周囲に合わせること、年齢が理由で辞められるはずがなかった。中毒なのかもしれない。
一生変わらないと思う。僕にとってゲームは人生になってしまった。ゲームができないなら死んでしまっていい。
得られなかったもの
自慢ではないと言うか、正直僕は人生で何も成し遂げたことがない。
夢に向けて死ぬ気で勉強したことも無い
ドラマチックな大恋愛も無い
人生かけて夢に打ち込んだことも無い
きっと普通に生きてきた人にはどれか成し遂げたことがあると思う。叶わなくても、挑んでみたことはあるんじゃないだろうか?
僕にはなかった。ゲームがしたい、それだけだった。
勉強する時間は最小限に抑えてゲームをしたし、大学も自由な時間が多く取れる文系を選んでゲーム三昧だった。
好きな子・彼女ができて、メールやLINEが来てもゲームを優先して返信を無視した。
スポーツ選手になりたいとかもなかったし、ゲームが好きでもプロゲーマーになりたいとか夢もなくて、強いて言うなら死ぬまでゲームしたい。それだけだった。
反省すべきことだが、就職活動中にゲーム中のレアアイテムを取るために面接をサボった。新作ゲームをプレイしたいがために内定を辞退したこともあった。(お父さんお母さんごめんなさい…)
今でもゲームするために仕事は基本定時で帰る(帰りたい)
ゲームって素晴らしい
そんな何も成し遂げなかった僕でもゲームだと違う。
ゲームの世界で僕は
魔王を倒して世界を救う勇者になれるし、
魔王になって悪いことだってできる。
沢山の美女に好意を寄せられるモテ男にもなれるし、
可愛い女の子になって冒険もできるのだ。
そう、なんだって出来る。
何にだってなれる。
振り返って思ったが、ゲームって世界一の趣味だ。
ゲームが出来る大人になれて僕はとても幸せだ。
さあ、今日は昔を振り返ってロックマンXをやろうかな。