めげない!精神
白井先生のことをもっと知りたい!と思った私は、田畑きよ子さんの白井鐵造と宝塚歌劇「レビューの王様」という本を読みました。
この本を読んで白井先生の「ここがすごい!」と思ったことについて少しずつ書いてみたいと思います。
レビューの王様と言われる白井先生も、最初から何でもできる人だったわけではありませんでした。
宝塚でのデビュー作は21才の時。
劇団に入って数ヶ月の白井先生のデビュー作『魔法の人形』は、脚本が少女歌劇に合っておらず、かなり不評だったようです。
雑誌「歌劇」には私だったらグサグサ来るような辛辣な意見が載せられました。
しかし、白井先生はこの失敗から宝塚らしい作品作りを学び、2作目には好評を得ました。
そして、まず踊りと歌から作り、それを生かす脚本を作るという独自の作劇法を作り出したのです。
最初の失敗にもめげずに作品を作り続け、独自のスタイルを確立した白井先生。
きっとたくさん落ち込んだり悔しい思いもしたんだろうなぁ…そう思うとなんだかとっても親近感を感じました。
そして、人の意見を聞き、そこから学ぶ素直さも素敵だなぁと思いました。
なんだかうまくまとまらないのですが…少しでも伝わったら嬉しいです。