「レビューの王様」白井鐵造
白井鐵造は宝塚レビューの基礎を作った人で、「レビューの王様」と言われています。ではどんなことをした人なのでしょうか?タカラヅカ・スカイ・ステージで放送された、白井鐵造没後40年特別番組「レビューの王様 白井鐵造」や宝塚歌劇団HPを参考に書いてみたいと思います。
(モン・パリ〜吾が巴里よ!〜は岸田辰彌演出、パリゼット以下は白井先生が演出した作品です。)
モン・パリ〜吾が巴里よ!〜(1927年)
・ラインダンスを日本で初めて振り付けた
パリゼット(1930年)
・「すみれの花咲く頃」「おお宝塚」等の作詞(パリのシャンソンを少女歌劇と融合)
・タップダンスを本格的に取り入れた
・化粧法を白塗りからドーランに一新した
ローズパリ(1931年)
・銀橋を初めて使用した
たからじぇんぬ(1931年)
・パリジェンヌという言葉からタカラジェンヌという愛称を考えた
・「宝塚我が心の故郷」の作詞
花詩集(1933年)
・1934年の東京宝塚劇場の柿落とし公演となった
アラビアンナイト(1950年)
・フィナーレで出演者が持つシャンシャンを初めて使用した
虞美人(1951年)
・宝塚初の一本物
・「赤いけしの花」の作詞
キスメット(1955年)
・ワイヤレスマイクを初めて使用した
宝塚名曲選(1973年)
・「清く正しく美しく」の作詞
こうやって書いてみると、今も宝塚ファンから愛されている数々のものを生み出した方だったんだなぁ…と尊敬と感謝の気持ちがあふれてきます。
白井先生、ありがとうございます!!