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なぜ僕らは貧困に苦しんでいるのか

よく企業が、人件費や設備などに投資をしないから、日本は経済的に落ち込むんだという話があります

しかしこれは間違えていて、企業が投資をしないのは、日本に需要「物やサービスを買いたいという心理」がないからです

自分が経営者になったと思って想像してほしいのですが、物やサービスが売れない場所に、人を置こうと思いますか❓設備投資や工場を建てようと思いますか❓

投資しないですよね

では日本は❓

日本は1997年をピークに、国民はドンドンお金を使わなくなっていて、需要が30年小さくなっています

これでは、企業は投資をしたくてもできない悪循環に陥ってしまうのです

つまりマクロ経済で1番大切なのは如何にしてこの需要を大きくするか
つまり国民がお金を使いたいと思うかが大事なのです
需要🟰所得になるので需要が大きくなれば、企業も投資を始めるし、売り上げが大きくなるので結果として所得も大きくなります

では需要はどうやれば大きくなるのか❓
これはマクロ経済を作る政府にしかできないことで

不景気になったときに、政府が通貨発行をして国民に給付又は減税などをします

そうすると国民の手元に使えるお金が増えますし、お金への不安が消えます

そうなれば、国民はお金を消費します
国民がお金を消費すれば、企業が儲かり、企業が儲かれば、賃金が上がり雇用が安定します

結果として、景気がよくなり、需要が増えるのだから企業もさらに人件費や設備投資に力を入れます

他にも年金などの老後の保証を国が保障します

そうすると国民は老後の心配がなくなるので、今お金を使おうとする心理が働くので、需要が拡大します
とにかく経済の一歩目は需要で、その需要を作り出せるのは政府だけなのです

では失われた30年は❓

バブルが崩壊して国民が困っているときに、なぜか政府は増税をしました

不況でお金がないのに、さらにお金を強奪
こうなれば、国民はお金を使わなくなるのだから、需要が小さくなります
結果として、さらにデフレ、さらに不景気

お金がなくて将来が心配なのに、何故か年金問題
将来の老後は自分でなんとかしてねーと政府は公言

これでは国民は将来不安から、消費ではなく貯蓄を選びます
そうなると、お金が経済を回らないので、さらにデフレ、さらに不景気

この国の何が悲劇か❓

圧倒的マクロ経済音痴が30年ものあいだ政治家、官僚として居座っていること
そしてそういう政治家に投票し続けていることこそが悲劇なのです

今ならまだ間に合います

未来を変える一手を
国民みんなで刻もう!

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