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チ。 第1集
まえがき
ごめんなさい、この間の投稿、序説って書いちゃって、創作とかそういうものじゃないんですけど、漫画『チ。』の感想をこれから書いていこうと思っております
考察気取りをしたいとは思わないんですけど
なんか、すみずみまで見たいと思って、色んなことに興味を持ちたくて書き出しました 今、舐めまわすように読んでます(笑)
これから話すことの大半が「だから何だ」って言われちゃうかもしれないですが、そこは温かい目で見て頂けるとうれしいです
漫画初心者がどんなことを思うのか、どんなことに引っかかるのか聞く感じでさらっと見てください!
本論
ずっと思ってたんですけど、ラファウの太もも異様に太くないですか? 胸の張りもある方だし筋トレ結構してるのかなって思いました。 (笑)
なんか、してそうじゃないですか? (笑)
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最初に話すことそれなのかよ(笑) っていう笑笑
頭脳明晰、スポーツ万能、って感じしました なんかずっと見てると、はだかの王様の裸になる前の王様の膨らんだズボンみたいに見えてきました(笑) 脱ぐ前のだったら、はだかの王様のじゃなくて普通の王様の例でいいだろっていう(笑)
・物語の最初、一番最初に出てくる登場人物が、ノヴァクさんって 面白かったです なんか、一番初めに出すシーンを 主人公じゃない人にするって面白くないですか?? しかも 髪伸びたあとの おじさんノヴァク。
1集だけで、拷問受けてる人がオクジ―だって気づける人すごいなあ~(笑)
途中から主要キャラ出してくるみたいな 映画ドラマ好きなんすよね笑笑
いや、この漫画に「主人公」とかいないかもなんですけど、ラファウじゃないんだって
そんなこんで 読み始めていくと・・・
(1)
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・p33 もうここなんか、講談の和田平助を思い出しちゃいました。(気になった方は物語、ぜひ聞いてみてください、めっちゃ面白いです!)長くなっちゃうんで、和田平助の話はできないんですが、まあこのフベルトさんが持つナイフに鍔があったのかなあ?なんて気になって、これ、素人だったら勢い余って自分の手が刃の方までズルズルッ!!って下に下がちゃって、自分も怪我しますけど、ここは、フベルトさん、学者とありながら握力が、すごい(笑)ま、今は学者ってだけで幼少期からずっとそうだってわけじゃないかもしれないですしね、
まあこのセリフ、人を殺めたことがある、脅したことがある人の言い方ですよね
あと思ったのは顔の傷は、拷問の時にやられて縫われたあとかななんて思ったんですけど、よく読み返したらp45で歯は健全ぽかったんで、違うのかあなんて思って(笑)
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(2)
![](https://assets.st-note.com/img/1725366161-UAMSheDB94ci6fzH0Q8o7rxO.png)
全編通して、長ゼリフの一人芝居の時は、飽きさせないように色んな角度からのラファウが描かれている気がしますね
特に、p51の上からラファウを描くのは、なんか面白かったです
すごく俯瞰的に、地球のある一点で、壮大な宇宙の話 をしていることに、ロマンを感じました
(3)
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・p58 話しながら場所の変化
言葉が中心の物語 言葉も主人公
観測地の丘から、自分の部屋まで流れるように移動変換
誘導がとても気持ちいい
・p59
読者が置いてけぼりにならないように、これさえ押さえておけばという所のみ 分かりやすく大きい字で書く
ブツブツを「ブツブツ」や「~~~~~」にせずに、断片的にでもちゃんと
文章でブツブツ言わせる
なんか、ドラマ好きなんで、比較しちゃうんですけど こういう「ブツブツ」とか「~~~~~~」とか「組合長〇✕」とかって もちろん、ドラマ、 アニメでも できなくなっちゃいますよね 映像化すると、そのまま人間の声が直接ブツブツ言わなきゃいけなくなっておかしくなるのかあ~と、今さら分かりました、、
その辺の やっぱり避けて通れない部分って 映像と漫画でかなり違うのかと思いました
漫画で許されていることが 映像では不可能だったり
もちろん、その逆もしかりで
(4)
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・p60-63
惑星自体が動いてるかのようなコマ
これは、アニメのティザーにも入れてありましたよね、
左のコマで惑星の動きを映像化して 同時並行 右のコマでラファウの心情を語らせる
この、漫画を縦に使うっていうのが本当に圧巻でした
4コマ漫画の時代からあったとはいえ、現代の読む順番の主流から脱してる構成が面白かったです ある意味、テンプレを無視するorテンプレに興味ないorテンプレを超える技術なのかなと思いました
・ここで、ラファウの価値観の出どころ
合理的じゃないから 天文学を諦めようとした
合理的だから 美しいと思った
彼の一番の美学、好きなことは 「合理性」
なぜ、そんなに合理性に魅力を示す? いつから?
ポトツギの育て方?? いや、いろんな賢者の本に出合ったからでは? ?
(5)
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・p65 能でも、頭でもなく、"頭蓋" か
頭蓋骨の大きさというか、脳みその物理的な大きさを表したかったのかな
言葉選びが、的確だと思いました
・それぞれの「神」の解釈
神の偉業を自然ととらえている→フベルトさん、シュミットと同じ
聖書の言葉を信じなくても、神がいると信じてる
「神は、聖書の物語上の存在ではないか、聖書の中だけじゃないのではないか」
(5.1)
・傭兵上がりのノヴァクと修道士の服装
なんか違いを表してるんですかね、わざと
・全集通して
人の言葉によって、人が変わる 全員変わってる 成長してる?作中では、その言葉を感動だと表現しています
言葉で ヒトが変わるって すごいっすよね(笑)
こんな目に見えない物で 170cmの人物とかが変わっちまうって
・所々で、説明ゼリフあるのが見られますね
・「信頼」と「信用」って使い分けてるんですかね
今後も見ていこうと思います
(5.2)
・フベルトさんの前任者はいたんですかね?
あの石箱の資料、フベルトさんの物ではないかもしれないなって思って
その、本当に、一番最初に 「地球の方が動いてるのかもしれない」と思った人ってどんな人なんですかねえ~~(笑) なんで思ったのか聞きたいッ!
(6)
![](https://assets.st-note.com/img/1725368534-VsTCuhl7aAxb4JiLGPgWHpQ8.png?width=1200)
・p96
このカタカナ「ウレシイ」バカにしてるでしょ(笑)(笑)
なんで 現代になったら 「お母さん、お父さん」と続柄で呼ぶことはあっても 「息子(せがれとか)、娘」と呼ぶこと少なくなったんでしょうか ? なんでだろー (笑)
(6.1)
・というか、この漫画、ルビ全然振ってないじゃんって
今さら気が付いて そっか、青年漫画だからいちいち振らないのか 対象は中学生くらいからかな? 小学生理科で宇宙の構造とか簡単に習うと思うけど、過激シーン有りで映画だったらPG12ぐらいなのかな?
・p96-98 それにしても、めっちゃ悪い顔してる笑笑
目を強調するこの漫画において、わざと目を隠すとは
・どの時点で、アルベルトの家庭教師になったんだろう
フベルトに会って地動説に出会った後だよな
それにしても、第1集のラファウと 第8集のアルベルトの回想の中のラファウってなんか結構違いますよね 顔じゃなくて性格的に 雰囲気的に
・第1集でこんなに拗らせていて、葛藤描いてて かなり子供に見えたのに
家庭教師として生徒に接するときは、アルベルトから見たときは、ちょっと無敵サイコパス感が漂っていた
人を殺めたことは、アルベルトの父親が初めてではなさそうにも見えたし
あの時のラファウ自体が めっちゃ「純度100%の 知」って感じました。
(7)
私自身、全然学がないので、疑問に思ったんですが、なんで地動説の提唱発信元が他の文明や国じゃなく、ポーランドだったんでしょうか
この物語についてではなく、その、史実的に なんでポーランドだったんですかね
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・第1集でP王国(架空)で、第8集では、ちゃんと「ポーランド王国」(実在)って書いてるんですよね P王国もポーランド王国も町並みがそのまんまで、なんならコマも全部同じで、人だけが違うみたいな
今後出てくるピャスト伯、ピャスト家は存在していたようで
ピャスト朝という王朝があったとか
・実際に塀で囲ってたのか?この物語上の設定だったら、なぜ囲う必要があったのか?って思ってて、あと私ある程度ディズニーに触れてきたのでちょっと思ってしまったんですけど
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これ、シンデレラ城じゃないですか?
いや、違うんですけど(笑)、半Dオタ気味だった私にはもう所々の屋根に青みが見えてきちゃって
うーん、でもなあめっちゃ酷似してる感じが、、ちゃんと時計の丸もあるような
モデルのノイシュヴァンシュタイン城は、19世紀のドイツに建てられたそうで 時代も違うしそんなに関係はないとは思うんですけど、、
・コペルニクスは、もともと天文学に興味があったわけではなく、留学先の宗教意識が高いイタリアで天文学に出会ったそうです。なので、宗教に関わるほど、天文に目を向けやすいのかなと安直に思いました。実際に、宗教と天文学に色々な関係があるそうなので・・・
・日本人の宗教意識×ヨーロッパ×歴史の話って、日本人にささるかどうか危うい感じですよね 実際に、ヨーロッパの話という所に少し不安を持たれていたそうですが、開けてみれば全然面白くて面白いものだったって分かりました。知識がない私のような人にも分かるくらい、それぐらい伝える努力や工夫を漫画家さんや編集の方・制作の方々が思考を凝らしたのかなと伝わりました
・しかし、ラファウの家めっちゃ簡素に描かれてますよね
物がない部屋、うらやますぃー!!
会話に集中させるようにわざと、余計な家具は入れないのかな
ノヴァクが正義のためならなんだってするヤバいやつって教える描写のために出てきたような、木に引っかかって取れずにいた少年の家は、床の木目とか本棚とかあったんですけど
「天文の資料が多くて助かる」って、ポトツギさんの部屋にあってラファウが見計っていちいち借りに行ってたのかな?
ラファウの家の描写、ほとんど夜の時間帯なんですよね だから余計に、家の中が暗くて、冷たく見えて
ノヴァクさん、というか、C教徒は各々に正義を持ってて→C教と一致していたのに C教→正義、ルールになってしまってる感じがしました。う~ん、宗教によって法律が決まってしまうのは、、、結構怖いですね(※個人の感想です) 宗教の境目もあいまいで
ずっと個人の感想なんですが、、(笑)
(8)
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・p22 で月を全部見せないのがいいですよね 見たいけど見ちゃいけないみたいな、見ちゃったら天文の興味が再発しちゃう やめよやめよ みたいな(笑)
好きな子のスカートがちょうど目の前で見えちゃいそうで自分で目を動かせなくなってるけど、そこは、大人、寸止めで目を逸らす理性が働く感じと似てるって思ってしまいました(笑) すみません、全然下品な話をして そういう描写、映画聲の形と漫画タッチにも出てきてたんで記憶が結構掘り起こされちまって、失敬失敬
・ポトツギさんとノヴァクさんの年齢っていくつくらいなんだろ あのフベルトさんが、ポトツギさんの教え子っていうなら、結構歳いってるんじゃないかな
ノヴァクさんが、ポトツギさんのことなめすぎてるように思えるんですが(笑)
ポトツギさん、巣立った教え子フベルトさんに一度も会ってなくとも、地動説って言葉知ってるんですよね だから、やっぱりフベルトさんよりも早く気が付いて、「地動説」と初めて名付けたのがポトツギさん、か、ポトツギさんがどこかで「地動説」という言葉を知ったか
(9)
・p117ラファウは、ポトツギさんに「地動説は本当に証明できるか」と聞かれた夜に、このあと獄中で飲む毒薬をもう準備してるんですよね 多分
ていうか、ベッドの下に隠してあったって、
ポトツギさんの「帰ってたのか」の前に、さきに自分の部屋に行ってベッド下に隠しておいたのかな でそのあとポトツギさんの部屋に行くみたいな
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![](https://assets.st-note.com/img/1725509523-uRWnSEH7ePTYDGJ0pfzs8O4x.png)
・p118で、ラファウは目覚めノヴァクに驚きはしてたけど、連れ去られることは知ってたような感じもしました「だよね」って
・これも、全体通してなんですけど この漫画、ページの使い方といい、コマ数の多さといい、とても贅沢に描かれているように見えました 勿論、これは皮肉とかじゃないんですけど、めっちゃ凝ってるなあ~って思って
この後の、名言出すために、シーンを際立たせるために、ここまでを1ページ内に収めて、さあドンと描こうみたいな
区切れの工夫の努力が伝わるんですけど
(10)
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・ワインの良し悪しが分かるほど、味以上に香りさえも楽しめるほど、普段から飲んでたんですね 12歳 小6 へえ~(笑)、お坊ちゃん、私は成人してるのにぜんぜん、一口も飲んだ試しないのですよ(笑)(笑) 刈り上げも相まって、お坊ちゃんにみえるんですよね、ラファウ、髪のこと言えば、前髪上げてる自信の証拠が少し見える気もします
ラファウの髪型、今風ですよね モテそう(笑)
・「学生ギルド」ほぼ初耳かも、、、
"学校"の歴史もいつか学びたいなと思いました、、 長そう、(笑)
(11)
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・p139 これ
初回読んだ時の、私の感想ですね(笑) 私の場合、「し、死ぬのか? (主人公が?? え?)」ですけど
・そしてこの集の最後のコマで、石箱発見をつないでる
読んで分かるんですけど、第2集の結構真ん中の途中の描写なんですよね なんで、次集ではこの二人が石箱に辿り着くまでの過程が描かれると思っていると、ん?二人についての違う人生の物語が始まるんじゃないか?とだんたん思えてきて さらには、この二人の間に一人挟んでたー!!みたいな
しかも、その異端者の名前も出てきてないんだ、、みたいな
・私は 理解が遅い方なので 「託す」などの言葉で、徐々にその 物語のやりたいことが見えてきた気がします ていうか、1集1集どうくるか分からなくて、なんか 怖かったです(笑) 安心できなかった(笑)
次で、オクジ―、パデーニ死んじゃったらどうするんかなとか
(12)
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・第2集の名もなき異端学者がネックレスを持ってる所まで、ネックレスの行方が、このp106が最後なんですよね
・その異端者もなぜ、あの木のネックレスを持ってたのか結構謎なんですけど
『Ziemia』の手紙は石箱に入れて、ネックレスはどこ行ったんだ? いや、ラファウ自身が石箱に入れに行ったんじゃなくて、もしポトツギさんが石箱に、手紙とネックレスを入れた? 仮に、ネックレスも手紙と一緒に石箱に入れちゃうと、ネックレスというヒントが無いまま、あの異端者が、観測地でたまたま見つけたってことで、それを見つける可能性は奇跡に近いのでは? だから、ネックレスのヒントでポトツギさんも石箱の位置が分かって、手紙だけ石箱に入れてネックレスは、過去の異端学者の繋がりで最も信用できる学者に託したとか?
いや、でもフベルトさんぐらいに達した学者ならネックレスのヒントがなくても岩と山の位置とオリオンのベルトの類似に気が付けるのかな? そうだとしたら賢者しか辿り着けないような秘密のお宝箱って感じですげえーって凡人は思いました(笑)
この漫画の特徴
構造的に 主に、2点あると思いました。
三段活用
【目】
①三段活用
これは、古文とか現代文のラ変 完了形 「たら たり たる たれ たれ」とかの活用じゃないんですけど(笑)
「ましか 〇 まし まし ましか 〇」とかじゃないんですけど(笑)(笑) (言いたいだけ笑)
この漫画、
ダン
ダンッツ !
ダァァーーーーンッッッッッッ!!!!!!!!!
みたいなの 多くないですか?
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![](https://assets.st-note.com/img/1725538284-VdePaNILhx3JKo57wgZYMBOS.png?width=1200)
やばい、語彙力が、、、笑笑
物理的な意味での、三拍子を叩くっていうか、Adoさんの「うっせぇわ」の最初の歌詞の部分みたいな 三回目にガッシャ―ン!!と決める みたいな感じが1集から最終巻8集通してずっとやられてますよね
"正しさとは
愚かさとは
それが何か見せつけてやるぅぅ!!!!"
この曲だと、一番最後の言葉が一番強くて、音もデカイじゃないですか
んー、例えるのに音楽とはちょっと違うのかな
他だと『初恋の悪魔』セリフを思い出しました
星砂「雨の日、傘を忘れて歩いている人を見つけると リサはいつも自分の傘をあげてた 大丈夫、大丈夫、うちは近いからどうぞって。全然近くないくせに
夜、私たちの誰かが怖い夢をみて目を覚ましたときは 自分でその場で考えた なんか ヘンテコな子熊の学校の話して みんなが眠るまで笑わせてくれた
そういうリサだからね、 「もうなんでもいいです」なんて言わないんだよね」
・ちょっと、、三段論法的な?本来の使い方とは違うんですけど 最後にドカーン! と言うために 感情を一直線に伝えるために 2回かけてアイドリングするのは、ドラマ、漫画に限らず 実際の人の思考回路でも多いのかななんて思いました。
・1集冒頭は、3回言った後 一回映像挟んで 「なら一体 何を捧げれば・・・」ですよね もうあの血が垂れる部分、映像だと思うんですけど笑笑 ここは、重要ページの助走で4コマ挟んでるんですけど、そのほかのシーンで、3コマの段階的ズームが下のページの数だけあって 多いなあって感じました アイドリングであり、煽りでもあるのかな
p18,32,50,131などなど
贅沢な使い方ですよね (嫌味じゃないですよ!!!) コマ数・ページとかの予算ってありそうですよね だとしたら、めっちゃ作者の方の構成が信頼されてるっていうか、本当に意味ある3コマっていうことですよね ないといけないコマというか
漫画家さん、なくていいコマなんて作らないかもなんですけど
三回言わないと、人が理解できないというか、人間が三回目でやっと理解するっていうことが多いんですかね 三回目までのインターバルがないとみたいな
漫画内で実際に、三個目のコマに重要なことを言うってわけではないんですけど カメラが三回に分けて寄って行ってるっていうか コマなんでカメラじゃないんですけど でもあんまり、ドラマ映画でやると、これ不自然で見ないし、漫画特有なんですかね こういう三コマ構成
でも「SPEC」とかだったらありそう、、、 とか思いながら
②【目】
そして、もう一つ。 この漫画、「目」 の画が多くないですか?
![](https://assets.st-note.com/img/1725540085-OaqGmbxlY6R1FdkEuyNzVQfg.png?width=1200)
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目だけのコマで p9,22,25,54,99,127,,,,
漫画絵の目から写実的な目まで色々な【目】が描かれてますね
顔にセリフが被ってたり、目から吹き出し出ちゃってるみたいなことが多いですよね
やっぱ、人間って、目にとても表情出やすいんですかね
前に、ドキュメンタリーを撮ったカメラマンに話聞いたことあるんですけど
「めっちゃ 気持ち入れたいなら、なんなら 究極目だけ抜く」
と仰ってて、 あぁ~そうか、目ってそんなにも感情が出るんだなって思いました
あと、この漫画では、目の「視覚」のほかに、「嗅覚」、「聴覚」、「触覚」が伝わってくる感じがします
拷問シーンでは、ほんとに見たくないほどの聞きたくないほどの、痛い触感が かなり でした
・そして最後に、次集予告で
『人間は神の失敗作なのか?
それとも神が
人間の失敗作なのか?』
これは、フリードリヒ・ニーチェさんの言葉だそうで、これからほぼ毎集、次集予告で色んな偉人たちの言葉が最後に引用されているんですよね
私はこういう場合、後者がなんとなく「そっちなんじゃないの?」って言ってるように捉えがちなんですが、 違いますかなあ、、(笑)
あ、その神の解釈関連についてなんですけど、第7集のカバーでWikipediaによる「神」の定義を見て、おう、 なるほど と思った部分なんですけど、「神」についていろいろ書いてある中で、
『目に見えぬ心の働き』
と表されていて、「おおうう、そうか 」と感じました(笑)私はなんか、一番、その表現が近いかもしれないと思いながら、
この言葉が 一番、ストンと落ちました
カバー
裏表紙
そうそう、そのマンガカバー(?)関連で言うと、裏表紙にその言葉についての意味がズラアアアアーーーってアリみたいに並んでるじゃないですか
それ見て最初 おおう、なるほど! さすが、 小学館、 国語辞典の活用ね!
めっちゃいいなあ そういう他部署超える小学館だからできること!! ふむふむ、って言いながら、ドラえもんかなんかが表紙の辞典からの引用だとずっと信じてて
最終集まで読んで、読み返しで何回かしたあと、「出典Wikipedia」でやっと気づくっていう
凡人っぷり いや、凡人というかなんか、ちゃんと見てなさ過ぎて本当に申し訳ないです、、、 うーん、、修行も想いも足りない(笑)
表紙
あと、表紙も全然見落としてて ラファウ、首つり下げられてたんですね 足も宙に浮いて
うわ~~~~何にも見れてなかった、、、と思って
吊り下げられながらも、観測を止めないラファウを
みんな知ってたんだ、、って思って
もうほんとに見る目なくて、そんなんで語るなよって感じなんですが、
ちょっと漫画初心者に免じてどうか、お許しください!!🙏🙏
生まれてきてスイマセン!!スイマセン!!スイマセン!!スイマセン!!🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏 2集読んだことある人は分かりますね(笑)
でも自分で、ずっと考えてた部分はあって、
表紙の文字の色と、裏表紙の言葉の色が関係してるように見えてて
第1集なら、 水色 → 地球
第2集なら、 赤色 → 火星
第3集なら、 黄色 → 金星
第4集なら、 オレンジ → 木星
第5集なら、 桝花色(?) → 水星
第6集なら、 黄土色 → 土星
第7集なら、 黒色 → 神
第8集なら、 白色 → ヒト
まあ、関係ないかもしれないですし、気づいてた人はいっぱいいるとは思うんですけど、「はああ、なるほど」と噛みしめてたので
表紙の絵も、フォントの色、背景も含めて 本屋で目立ちますよね
最終集まで あえて 背景白でいくっていう
そして 最後の最後は 黒かあああああ!!
カバーを外した、本の表紙にも言葉が、かっこいいサイズ・配置で置かれてて いやあーーー これが 770円?
1000円以下ってヤバいですよ 先日映画ルックバック見たんですけど、釣り合ってないですよ お得すぎます、みなさん笑
では、今回はこの辺で、私もニーチェさんで〆させて頂きたいと思います。
『考えすぎたことは、全て問題になる。』
ウェエエエエエーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーイ
wwwwwwwwwwwwwww
ま、名言とかは特に、たくさんの解釈が付きやすいので、これからも文脈を大事にしていきたいと思います。 そして今回ものすごく長くなってしまったので、2集以降自然消滅かもです!!(笑)
以上です!!! 笑笑