健康の話
生きるために健康であるべきだと思う。
世間のジョーシキでもあると思う。
でも実際、健康が損なわれた時、
元々生きたいと思っていないのに、
健康になろうと思えるだろうか。
つまりそういうことだ。
元気ハツラツ!運動大好き!
というタイプではなかったが、
なんとなく足が早く、平均くらいは動けて
みんなと同じくらいには同じことができていた。
今はそれができない。何もできない。
“平均くらい” “みんなと同じくらい”
が自身の体の100%だったのだ。
私は、いつも100%で生きていたということだ。
今は「6割で生きろ」と言われている。
おそらく人の言う6割と、自分の6割っていうのは乖離があって、
自分の6割は平均より圧倒的に低い。
100%で生きていた時、
生きたいとは思っていなかった。
生きたくもないのに生きなきゃならんから
仕方なく生き続けていた。
今は100%で生きられない、健康ではない、
いつ回復するかもわからない、
そもそも回復しないかもしれない。
自助努力で健康になる活動をすべきであるのは
重々承知している。
しかし、生きたいと思っていなかった人間が、
健康になろうと思うか?
健康になるための行動を継続できるか?
生きたいと思わない人間が生きるための行動をするか?
緩やかに生きるのをやめられるのであれば、
そうしたい。