言葉の話
自分の伝達力は受け取り手によって変わる程度しかないと思っている。
受け取り手が一意に解釈できないようなわかりづらい文章である。
国語の時間は嫌いではなかった。
物語を読むことが好きだったから。
だが表現となると途端に嫌いが勝つ。
それは言葉で感情を表したり、考えを表したりしても
相手には完璧には通じないと分かったからだ。
いくら努力をしたところで完全に理解してもらうことは無理だと分かった。
だから努力はしなかった。
受験などで困らない程度の努力のみ。
それが気に食わない人もいるだろうし、
頑張れよって思うかもしれないが、
頑張らないことを選んだ。
そのツケが回ってきた。