バイシクル ≒ 恋シテル
今日は晴れの一日。
年末に買ったばかりのスチームクリーナーが
水のまま沸騰しなくなり、吹き出しレバーを握りすぎて
腱鞘炎になりかけた、ついてない一日なのです。
みなさんにも、きっと忘れえぬ日はあることでしょう。
かくいう僕にも、いまでも覚えている日があります。
けして、何月何日という具体的な覚え方ではないのですが、
そのときの高揚感や興奮を、昨日のことのように思い出せるのです。
それは「はじめて自転車に乗れるようになった日」
あの日。。。
一人で、どこまでも行けるような気持ちに なったものです。
子どもが自転車に乗れるようになるのって
ロールプレイングゲームにおける、船の獲得みたいなものだと思っていて 笑
自分の行動範囲が、すなわち世界が、飛躍的にひろがるのですねー。
その後に、バイクや自動車などで類似体験はするものの
やはり最初のインパクトは大きくて、
乗り物マシン、そのものへの機械的な興味や興奮は 加わるものの
徒歩から自転車への移動手段の進化は、
乗れるようになるまでの運動的努力や過程ふくめ、
胸に強く焼きつけられる、子ども時代の一大イベントだろうと思うのです。
そして、もうひとつ
いまでも、そのときの気持ちを覚えている日があります。
それは「はじめて恋人ができた日」
あの日。。。
二人で、どこまでも行けるような気持ちになったものです。
もちろん、これはゲームなどに到底たとえられるようなものではないですが
オセロで意図しない一手によって相手の白を黒に全部ひっくり返せたような
ポジティブスパイラルというものを生まれて初めて体験したように思います。
恋人になれるまでの努力や過程ふくめ、これまた胸に強く焼きつけられる、
少年時代、あるいは青年時代の大きなイベントだろうと思うのです。
ちなみに、自転車って一度のれるようになると ずっと乗れるんだそうです。いわば、脳内に運転アプリがインストールされるってイメージでしょうか。
実は 恋愛にも似たイメージが、僕にはありまして。。。
最初に恋人ができるのって奇跡の積み重ねみたいな大変さだったけど
二度目からは、そのプロセスにすんなりと はいれる、みたいな。
いや 汗 これは自転車もそうであるように個人差があるのは承知でして、
最初から容易に恋愛ができる人も、たくさんいらっしゃいますよね。
なので、これはあくまで自分みたいな縁遠い人、
ブサイク陰キャ限定での、お話しなのでした 汗
とはいえ、妻帯者になると余計にモテ出した、という話も聞きますから
あながち 大ハズレでもないのかなぁ、とネバったりして 笑
と、こんなこと長々と書いてきて いまさら気づいたのは
今でも自転車は 僕から逃げないけど、女性は逃げるし避けるんだよなぁ。。
などと、いま書いたばかりの自論を
みずから ちゃぶ台返ししていく 笑 ほるす なのです。