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ALIVEコミュニティ活動報告

 みなさん、こんにちは!安藤 太一(たいち)です。今回は、2021年5月12日に実施したALIVEコミュニティ企画:オープン企画会議に関してnoteを通じて皆さんにご報告したいと思います。この記事を読んで、次回、ALIVEコミュニティで何かイベントがあったら参加してみようかなぁと思ってもらえれば幸甚です!

まず、私自身のALIVEとのつながりをお話したいと思います。遡ること約5年前、2017年後期のテーマ:草月のメンバーとして参加し、その後、2018年後期にテーマ:FDAのチームサポーターとして参加しておりました。このALIVEで感じた生きた学びは、所属する企業における仕事への向き合い方や組織・チームとのかかわり方だけではなく、自分自身の価値観にも大きな影響を及ぼしました。そんなALIVEで繋がった仲間たちとは、プロジェクト終了後もちょくちょく連絡を取り合う関係となりました。

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 そんな中、2020年には、一般社団法人ALIVEを答申先としたプロジェクト“ALIVE for ALIVE”が実施されました。(私は参加しませんでしたが…)ALIVE活動を盛り上げるアイデアの一つとして、ALIVE卒業生たちが、ALIVE卒業生たちのために、ALIVE卒業生たちのコミュニティを盛り上げる“ALIVEアルムナイ”というプログラムが生み出されました。この運営メンバーとして声掛けしてもらった際には、わくわくしながら参加に手を挙げさせていただきました。同じように参加したメンバーは、矢頭 慎太郎(やとぅ)さん、中村 圭輔(けーすけ)、そしてALIVE側からきみはるさん、しょーたさんの4名。こうして、私を含めて5名で活動がスタートしました。

 noteを通じた報告は今回が初めてになりますが、2021年2月17日に第1回企画として「ALIVEが生む自己変容 ~私たちのその後~」と題した企画を行いました。20名ほどのALIVE卒業生が再度集い、参加した期は違えども共通した体験の中から自身の学びを共有し、新たな問いを持ち帰るイベントとなりました。参加者も私自身も久しぶりの“ALIVE感”に高揚しながらイベントは幕を閉じました。


 この振り返りを行いながら、ALIVEコミュニティ運営メンバーで次の企画会議に臨みました。2回/月ほどのペースで夜な夜なZoomで集まりながら意見出ししましたが、いやはや、次のアイデアは簡単には出てきませんでした。笑 その悩みの根幹にあったのは、“このコミュニティは誰のモノ?”という問いです。私たち運営メンバーがやりたいことをやる、もちろんそれもALIVE卒業生たちという意味では合致しておりますが、果たしてこの小さな集まりで勝手に盛り上がることが私たちのやりたいことだったのか?というと、それはやはり違いました。第1回イベントの高揚感を多くのメンバーで体感し続けるためには、ALIVE卒業生が心の奥に秘めている思いを理解する必要があり、皆が興味をもって参加できる企画を生み出す必要に気づいたのです。まぁ、簡単に言うと、自分たちだけではわからないので、もうみんなに聞いちゃえ!というのが第2回企画:オープン企画会議のアイデアに繋がりました。

 やることが決まれば、議論はぐぐーっと進みます。(余談ですが、このあたりは日ごろの業務でも同じで、こうした体感を日ごろの業務とは違う仲間たちと一緒に経験できることは、やはり自分自身にとってもとても有意義なことであり、こうしたコミュニティに関与し続けたいと思う動機でもあります。)議論を重ね、ALIVE卒業生への告知方法や当日の流れを決めていきました。当日はけーすけがご自身でも経験されたデザイン思考に基づく、デザインスプリントの手法を用いたワークショップ形式を採用しました。概要は以下です。全体で2時間のワークショップを企画しました。

<ワークショップの流れ>
1)チェックイン
2)参加者への主旨説明
3)理解:自分が情熱を注いだモノ・コトや憧れ、興味のあるモノ・コトは何か?
4)発散1:クレイジー8 (1アイデア/分で、とにかくアイデアを出しまくる)
5)発散2:アイデアスケッチ(クレイジー8のアイデアを共有しながら具体的なアイデアへブラッシュアップ)
6)投票:みんなのアイデアを見ながら、興味深いアイデアに賛同していく。
7)チェックアウト

 ワークショップの準備を進めながら懸念していたことは、“みんな参加してくれるだろうか…”でした。第1回の企画は、意見交換、体験共有でしたが、今回はアイデアを出すというアウトプットを求められる会です。第1回よりも参加の心理的なハードルが高そうだなぁと心配しながらの参加者募集でしたが、企画当日は運営メンバー合わせて7名で実施することできました。(やとぅは、当日に急用が入り、参加は断念…)ご参加頂いた皆様には改めて感謝申し上げます!

 さて、いよいよ企画当日の内容に触れていきますが、結論から言うと、ものすごく楽しく盛り上がった会となりました。新たなイベントのネタが次々に生み出されていき、そのアイデアがみんなの意見でどんどん面白みが増してくるライブ感は、第1回の高揚感を思い出させてくれました。何がその要因だったのかなぁと振り返ると、下記がポイントと思います。

・理解のフェーズにおいて、改めて自分が熱中したものを思い出し、自分自身と向き合うことができた。
・発散フェーズでは、考えがぼんやりしていてもとにかく文字に起こし、その文字にみんなが意見を出すことで一つのアイデアになる。
・日ごろの業務とは異なり、現実度を考えず、“なんか面白そう”というフィーリングで発言してもOKな場の雰囲気があった。

 特に、なんでも発言してOKであり、非難を気にせずに発言できる場の雰囲気が大きく影響したのではないかと思います。最近耳にする機会が増えた“心理的安全性”というやつですね。面白いアイデアは、張り詰めた緊張感ある雰囲気よりも、こうしたリラックスした雰囲気から生まれるんだなぁと改めて感じた次第です。

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 そんな2時間のワークショップもあっという間に終わり、下記の様なアイデアが出てきました。どれもなかなか面白そうじゃないですか!?このオープン企画会議はこれからも不定期に開催したいと思います。皆様、是非是非参加ください!

・新球技創造普及委員会
・誰もやったことないコケティッシュな球技を考案し、社会への普及方法を議論。
・非言語の夕べ
・ある夜集まり、火を囲みながらあるお題に対して、言葉で以外の手法で語り合う。
・社会課題投資30日走
・ALIVEが設定した社会課題解決のために必要な原資を稼ぐ。
・一押し一曲聞かせてよの夜
・テーマを決めて(泣ける歌、失恋、気分を上げる、など)、一人一曲持ち寄ってエピソードを披露しながら聞き合う。
・仮想環境最速は私だ
・仮想50m走。その場で腿上げするなどで歩数やタイムを競う。
・これから有名になりそうなリーダーを探す
・まだ知名度は高くないが、今後、話題になりそうな第二の渋沢栄一を探す。
などなど。

 え、これやってどうするの?というツッコミが入りそうなテーマばかりですが、こうしたテーマを本気で遊びきった後に、何か学びがあるのではないか?と感じております。“遊び”と“学び”という一見正反対に見える二つの言葉ですが、インターネットで少し調べれば、“遊びのない学びは無い”などの言葉が出てくるくらい密接な関係の概念であることがわかります。

 世の中は毎日予測不可能な変化が起きております。そんな環境の中でもしっかりと自分の軸を持ち、前に進み続けるためには、やはり学ぶという行為は欠かせず、その学びのためには遊びが重要になると思います。私個人としては、このALIVEコミュニティの中でこうした試みをみんなと一緒に出来たらさぞ楽しいだろうなぁと感じている次第です。

 今回のオープン企画会議で生み出されたアイデアは、一度運営メンバーで預からせていただき、皆さんを巻き込んで実行していきます。参加募集は改めて配信いたしますので、ご興味ある方は是非一緒にやりましょう!また、進捗に関してもゆるゆる報告していきたいと思います。
 最後までお読みいただきありがとうございます。これからもALIVEコミュニティをよろしくお願いいたします!

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