つむぐ
念願の二重を手に入れるべく部分切開を受けました。 お盆休みをダウンタイムに充ててます。 なかなかない機会、 誰かの参考になればいいなという気持ちも込めた記録です。
新しい現場でのおしごとが始まって 二週間がたちました。 だだっ広いフロアに たくさんのひとがいて それぞれがそれぞれの受け持つお仕事を 画面とにらめっこしながら 粛々とこなしています。 同じフロアだけれども 違う会社に所属していて 顔を合わせても 挨拶はしません。 "たくさんの人"と働いているけれど 彼らが"誰"なのかは 知りません。 同じチームのひとでさえも とてもシンプルなやり取りしかしないので どんな食べ物が好きで 何を嬉しいと感じ 何を悲しいと感じる
花火が上がる季節には なにかに向かって 夢中で走っている気がする。 三年前の夏は 体育会系の職場についていこうと必死で 毎日朝から晩まで駆けずり回ってた。 花火大会の日には店先で コロナビールを売っていたのが懐かしい。 自己都合でやめてしまったけれど いま思えば、 必死すぎて逃げ道がなかったんだろうな。 冬を迎える頃には 自分は鬱だと言い聞かせて お店にいかなくなった。 普通に元気だったと思う。ポンコツ。 自分のことで精一杯だった私。 二年前の
これをトラウマというのだろう 私は浅草が嫌いだ。 ずっと一人ぼっちだった あの日々を思い出すから どんなに近づこうとしても 近づけなくて 思いつく限りの努力をしたけど 実らなくて 心臓がぎゅーって 押しつぶされるあの感覚から逃げ出したくて 死んでしまいたいと 本気で思っていた。 あの頃に戻るくらいなら もう終わりにした方がいい。 そう思って離れたあの地には 嫌な感情をすべておいてきているから だから嫌いだ。