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気をつけたい「DCC」決済システムについて

海外生活中のAliiです♪

今回は海外での「お金の引き出し」
についてアドバイスしていきます。(2024.06.14 更新)

日本では銀行ATM等を皆さん利用して
現金を引き出しすると思います。
海外でも同様ですが外資を引き出すときに
注意しなければいけないことがあります。

例えば、、
日本円を海外現地通貨で引き出したいとき
主には以下の方法があります。

1.日本または現地両替所でキャッシュ換金
2.現地ATMから銀行デビットカード(VISA/Master)で引き出し
3.現地ATMからクレジットカード(VISA/Master)でキャッシング
4.日本の銀行口座から海外の銀行口座に送金
5.WestanUnionやMoneyGramなどの送金サービス利用
6.現地ATMからプリペイドカード(VISA/Master)で引き出し

◉お勧め利用方法

・旅行者や何度も行き来きする人には、
大金を持ち歩くのはリスクもあるので使う分を日本から現金を持ち込みし換金、
食事や買い物などにはデビットカードやクレジットカード等の利用が良いと思います。

・長期滞在であれば、
現地で銀行口座を開設し資金を移して現地の銀行デビットカードを現地で使用するのがベストです。

・早くて簡単は、
カード利用で、現地ATMでの引き出しです。

◉各種カードの支払い方法の違い
1.デビットカード      即時払い
2.プリペイドカード 前払い
3.クレジットカード 後払い

1.デビットカード     即時払い
銀行口座に入っている資金からその範囲内であれば使えて即時に引き落としがされます。
現金を持ち歩いて使うリスクやレジでもちゃもちゃするのが嫌な場合など、ニコニコ現金利用と同じイメージです。VISA・Master提携のATMから現地通貨で引き出しができます。銀行で一定手数料がかかりますので予め確認しておくことをお勧めします。

2.プリペイドカード 前払い
2024現在利用可能なカードが減少、この手のサービスは終了の方向です。

海外利用向けに特化したプリペイドカード(VISA)で事前にチャージしておいた資金範囲で利用ができます。1回払いのみです。
使いすぎの心配がなくVISA・Master提携のATMから現地通貨で引き出しができます。カード会社で一定手数料がかかりますので予め確認しておくことをお勧めします。
日本で言うところのSuica、Pasmoなどの交通系カードなどがこれに当たります。
トルコでも都市ごとにIstanbulカード、Antalyaカード、Izmirカードなど交通系カードが存在します。

3.クレジットカード 後払い
クレカのキャッシング1回払い
一般的に使用した翌月に利用額と手数料が口座引き落としとなります。意外に使わないと思っていても使うケースもあるので事前に支払い方法も設定確認しておくことをお勧めします。カード会社の初期設定はリボ払いになっているケースが多いようです。リボ払いは一定額を月々支払って返済する方法ですが、金額によってはかなり利息がつきます。
初期設定は1回払いにしておくことをお勧めします。

Aliiも旅行者のときはクレカと現金併用で利用をしていました海外に住み出してからは
始めの頃は海外銀行口座がなかったため
日本のプリペイド式カードをひたすら利用していました。クレジットカードと違い事前入金しておいた分だけを店舗でのお買い物やキャッシュ引き出しが出来るという優れものカードです。

住みだすと日本の口座管理もなかなか大変となります。

◉海外移住前に事前準備しておくこと

1.銀行ネットバンキングの準備
大手銀行専用アプリ等は海外ではダウンロード出来ないケースが多いです。口座があっても動かせなくなるケースも想定してメインと複数を持っておくことをお勧めします。近年はワンタイムパスワードが送金時に必ず必要で設定方法はメール、トークン、トークンアプリなどの方法があります。先にも述べましたが日本専用アプリは海外対応していないためリアルトークンを持っておくことをお勧めします。セキュリティ面でメール対応も希少になってきており生態系認証やトークンが増えているようです。

2.利用限度額リミッター設定
銀行によると思いますが1日の利用限度額設定があります。郵送や窓口で手続きが必要な場合もあり、海外にいる場合そうそう簡単に手続きがとれないため予めある程度余裕を持たせておくことをお勧めします。
よく送金する口座は事前登録しておくことで振込み限度額を上げることができます。新規振込みの場合や限度額設定があると1回に振込みできる額が10万以下までとなる銀行があります。振り込め詐欺等の影響で大きなお金を動かすのがしずらい傾向になりました。良くも悪くもという感じですが不便さの方が大きく感じます。

3.VISAかMasterつきデビットカードカードの準備
JCBは日本国内は良いですが海外は圧倒的にVISA・Masterです。
クレカも同様で持つならVISA・Master付きが俄然お勧めです。Amexは使えない所や加盟店手数料が高く嫌がる店も多いため海外旅行付帯保険目当てくらいの考えで持つのは良いと思います。
 
4.海外用プリペイドカードの準備
年会費や維持費のかからないものを選んで作っておくことをお勧めします。クレカは有効期限が来る前に更新カードが簡易書留で発送されますが受け取り出来ない場合も想定し、
事前にプリペイドカードも準備しておくと良いです。

※参考情報
三井住友カードは普通郵便発送を開始していたり海外発送対応もあり。

プリペイドカード 2024/11 サービス終了

◉各種カードの支払い方法の違い
1.デビットカード      即時払い
2.プリペイドカード 前払い
3.クレジットカード 後払い

現在は現地口座も数ヶ所開設して
現地通貨で生活しておりますが、やっぱり日本円を現地通貨へ換金することもあります。

現地でATMを利用して外貨を現地通貨で引き出しする際には注意があります。

「Dynamic Currency Conversion(DCC)」

このマークのステッカーが貼られたATMは
外貨を現地通貨で引き出せて、一見すると便利なのですが手数料が非常に高いシステムです。

ATMマシンや銀行によって手数料が異なってきますので安易に引き出しせずに国営銀行などのATMを使用することをお勧めします。私は1年以上これを知らずに、かなり多い手数料を払い続けていました。

トルコ国内でしかご案内できませんが
ZiraatBankという国営銀行のATMからの引き出しが1番お勧めで1回、1日の引き出し制限額もありますができない場合は複数回に分けて、日を跨いでなどして利用するようにしています。

裏技とまではいきませんが何かと知っておきたいお金に関すること。
またシェアしたいと思います♪

Alii

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