「今のままじゃダメ?」自分責めをやめて前に進む思考整理ワーク
「もっと頑張らなきゃ…」
「私なんてまだまだ…」
「このままじゃダメだよね…」
そんなふうに、自分を責めるような言葉が頭の中をぐるぐる巡ることはありませんか?
特に、周りの評価を気にしやすい人ほど、「自分はまだ足りない」と思い込んでしまう傾向があります。でも、そんなふうに自分を追い込んでばかりでは、前に進むエネルギーがどんどん削がれてしまうんですよね。
では、どうすれば「今のままじゃダメだ」と自分を責める思考から抜け出し、望む未来に向かって進めるのでしょうか?
今回は、「自分責めをやめて、前に進むための思考整理ワーク」をご紹介します。書きながら自分の思考を整え、あなたの本当に望む未来へと進む準備をしていきましょう。
1. 「今のままじゃダメ?」と思う理由を探る
まず、自分に問いかけてみてください。
◎どうして「今のままじゃダメ」と思うの?
◎ 誰かと比べてそう思っている?
◎それとも、過去の自分と比べて焦っている?
多くの場合、「今のままじゃダメ」と思う理由は、自分の軸ではなく、外の基準に振り回されているからなんです。
<例>
・SNSを見て「みんなすごいのに、私は何もできていない」と感じる
・同年代の友人と比べて「私ももっと成長しなきゃ」と焦る
・過去の失敗を思い出して「また同じことを繰り返すかも」と不安になる
こうした思考のクセがあると、必要以上に自分を責めてしまいます。
だからこそ、まずは「なぜそう思うのか?」をノートに書き出して整理することが大切です。
2.「今のままじゃダメ」という思考を書き換えるワーク
自分を責めるクセをやめるためには、考え方の角度を変えることが必要です。
ここでは、「今のままじゃダメ」という思考を書き換えるワークを試してみましょう。
①「今の自分の良いところ」を書き出す
「今のままじゃダメ」と思ってしまうとき、私たちはできていないことばかりに目を向けてしまっています。
そこで、今の自分の良いところや、すでにできていることを書き出してみましょう。
◎これまでに達成したことは?
◎小さなことで「頑張ったな」と思えることは?
◎自分の長所や、人から褒められたことは?
<例>
✖︎ 「私はまだまだダメ」
〇 「仕事ではまだ完璧じゃないけど、前よりスムーズにこなせるようになった」
〇 「恋愛に自信はないけど、人の気持ちを考えて行動できる優しさはある」
こうして今の自分を肯定する視点を持つことで、「今のままじゃダメ」という思考が少しずつ変わっていきます。
②「未来の理想の自分」と対話する
次に、「本当に望む未来」に向かって進むためのワークです。
◎ 1年後、理想の自分はどんな状態?
◎ どんな気持ちで毎日を過ごしていたい?
◎その自分から、今の自分にアドバイスするとしたら?
例えば、1年後のあなたが「自信を持って夢に向かって行動している」としましょう。
その未来のあなたなら、今のあなたにどんな言葉をかけるでしょうか?
<例>
「未来の私」からのアドバイス
「焦らなくても大丈夫。私も最初は不安だったけど、一歩ずつ進むことでここまで来られたよ。だから今の自分を責めなくてもいい。小さな行動の積み重ねが、ちゃんと未来を変えていくからね!」
こうして、未来の自分と対話することで、今の自分に必要な行動が明確になり、「今のままじゃダメ」ではなく「今の自分でもできることがある!」と思えるようになります。
3. 「今の自分を受け入れながら、未来に向かう」マインドを持つ
「今のままじゃダメ」と思ってしまう背景には、「完璧でなければいけない」「すぐに変わらなければいけない」という焦りがあるかもしれません。
でも、成長とは今の自分を否定することではなく、今の自分を受け入れながら進んでいくこと。
◎ 「私は今の自分でも大丈夫」
◎ 「できていることもあるし、これからできることもある」
◎「未来に向かって一歩ずつ進んでいけばいい」
こんなマインドを持つことで、自分を責めるのではなく、前向きな気持ちで歩みを進められるようになります。
ジャーナリングを活用しながら、「今の自分もOK。でも、もっと素敵な未来へ向かって進んでいこう!」という思考にシフトしていきましょう。
まとめ:「今のままじゃダメ」を卒業して、未来にベクトルを合わせよう!
✔️ 「今のままじゃダメ」と思う理由を書き出す(本当にそうなのか?を客観視)
✔️ 「今の自分の良いところ」を見つける(できていることに目を向ける)
✔️ 「未来の理想の自分」と対話する(望む未来へのヒントを得る)
これらのワークを続けていくことで、今の自分を受け入れながら、未来へ向かう力が生まれます。
「今のままじゃダメ…」ではなく、「今の私もOK!これからもっと良くなれる!」というマインドセットを手に入れて、一歩ずつ進んでいきましょう!