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エクスプラス 1/8 『フランケンシュタインの花嫁』 プラモデル



 本日、届きましたエクスプラス製『フランケンシュタインの花嫁』のプラモデル。

 エクスプラスのプラモデルは今回も安定した高クオリティ。

 本来であればパッケージを被ってるビニールを引き破り、期待を膨らましワクワクしながら上蓋を開き、中身のランナーと組立説明書をまじまじと眺めたいとこなのだが、エクスプラスのプラモデルに関しては、どうも私にはなかなかその行為に躊躇してしまうのだ。
 何故かと言えば、このエクスプラスは、商品の完成度もさることながらボックスにも大変なこだわりが施されているからだ。

 それは1950年代から77年まで活動をしていた米国の模型メーカー、『オーロラ』社にリスペクトした商品だからである。
 オーロラはスケールモデルはもちろんのことホラー映画のモンスターやSFメカもの、スーパーヒーローキャラクターなどのプラモデルを販売していたメーカー。

 当時のオーロラパッケージは現行商品とは多少異なり時代を感じさせる独特なパッケージや包装となっていた。

 まず下の画像のビニール包装をご覧頂きたい。当時のオーロラシュリンクはラッピング工程図の様な包装がされていた。この包装は現在の商品包装にはみられない。エクスプラスはこれにこだわっている。

エクスプラスの包装
ラッピング工程図

 次にパッケージへのこだわりも徹底されており、箱のアッセンブルだがコーナー部分をテープで固定されてることだ。

エクスプラスのパッケージ
現行商品の一般的パッケージ

 上蓋にも当時の工夫が再現されてあり、通常は厚紙に直接、印刷して箱として仕上げるものだが、ここでは印刷された光沢紙を上蓋に貼り付けて組み上げている。コストをかけてまで惜しまなく手間をかけている。

エクスプラスのパッケージ            表面に貼り付けてから側面を内側に折り込み仕上げる
現行商品の一般的パッケージ

※画像のエクスプラスパッケージは別商品の空き箱


 
これらのこだわり抜いたオーロラ愛に溢れたパッケージを無闇に開封する行為にどうしても手を出すのを躊躇してしまうのだ。
 とはいえ、中身を拝まずのもメーカー様に失礼にあたる。

 プラモデルは作ってなんぼ、とは言うがパッケージを眺めて想像を膨らまし脳内組立を妄想するのも一つの楽しみ方かもしれない。

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