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がんサバイバーになって考えたこと

暗い話ではありません。
お気軽にお読みいただければ、嬉しいです~^^

がんサバイバーになりました。
私の病状だと、日本の標準治療では全摘、
アメリカの標準治療では化学療法と聞き、

全摘回避したく、
腫瘍切除手術&化学療法を選択しました。


勝手なイメージで、がんサバイバーという言葉は
がんの死の淵から生還した人のことで、
自分はそこまで行ってないので
がんサバイバーではないと思っていたのですが、

診断を受けたばかりの人から、
その後を生きる人という意味合いだと知りました。


診断時から命の終わりまでを自分らしく生きること、
周りや社会の協力と共に様々な課題を乗り越えていくという事を
がんサバイバーシップと言って、提唱されているんですね。

治療を選択した際の考え方、治療現場での対応、
そんな場面で
がんサバイバーシップという言葉は出されていませんが、
病院のみなさんの心にそれがあるのを感じました。
大変ありがたく思っています。


私は余命宣告を受けたりはしていませんが、
治療しても再発や転移の可能性も当然ある訳で、
そんなことを考えていたら

一切衆生・生きとし生けるものすべては
死ぬことが決まっている訳なのに
その事を考えずに生きているなあと思い、
この後の人生、何をしたら悔いがないか
考える機会になりました。

単にやりたい事を100個考えてみるというのと違って、
方向性といいますか、
どういう方向を向いて生きていたいか、
そんなことを考えていたら、


やりたい事以外の他のことは
特にしなくてもいいのではと思えてきました。


今迄、周りから言われたからとか
世間を見て、普通はこうだとか、
はたまた何となくとかで、
ホント余計な事ばかりしていたなと。

やった後悔より、やらなかった後悔と言いますが、
やらずに後悔することがないよう、

本当にやりたいこと以外はやらなくてイイや、
ぐらいの考えでいないと、
やりたい事をやるには結構人生って短いよね?!と
強く思った次第です。


強く思ったやりたい事は、
たくさん音楽を作って世に残すことと、
国際交流・国際協力に携わるということの
二つです。

音楽は5歳でピアノを始めてからずっと
形を変えながらいろいろやっています。
50歳で作曲を始め、
60歳も越えて
ピアノでの作曲からDTM(パソコンでの音楽制作)に
方向転換したのですが、

それは指を痛めてるのもあるけど、
楽器演奏より作曲することが好きだから
DTMによって、やれることの幅が広がり、
年齢にとらわれず始めて良かったと思います。

難しくて悶絶してますけど(笑)
それも含めて面白すぎるくらいです。


今迄は、私にはピアノがあると思って
そこに固執していましたが、


お風呂のごつい水道蛇口に指をぶつけて痛めるという、
全く予期せぬ出来事が変化のきっかけになり、
結果、水道だっただけにいい流れだった(笑)


走りながら武器を拾うように、
DTMの勉強を続けながら音楽を作っていますが、
いろんな形での発表をし続けたいと思います。


国際交流の方では、スリランカの人の招へいや
日本人をスリランカに案内するとか、
インドネシアの日本語学校の講師をするとか、
そういう活動です。

今は治療があるので、
インドネシアに行くのを
延期してもらったのですが、

行ったら、日本語学校の生徒と一緒に、
日本語で校歌を作りたいと思っていて、
とても楽しみにしています。

スリランカとインドの日本語学校も
声をかけてもらったので、
そちらでもやりたいですね。

いろんな国の日本語学校で
生徒と一緒に日本語の校歌を作れたら、
嬉しすぎる!


そしてその先に思っているのは、
アフガニスタンの女性の
地位向上のお手伝いをしたいです。
これはなぜか昔から、
人生最後のお仕事として考えていました。


しかしそれらの未来に執着しているわけではなく、
あくまでも方向性と捉えています。
どう展開していくのか楽しみです。

誰だって人生には
一見すると、良い事と悪い事に見える事もありますが、
どうせなら、どちらも
じーっと自己観察して、
味わい楽しんで、
今を生きる愉しみとしましょう❣


★おまけ★

最近、リボベジ再生野菜を楽しんでます。
ニンジンのヘタやアボカドの種を水耕栽培してます^^
アボカドの芽はまだ出ないけど、
ニンジンの葉っぱは、今日のサラダにのせました。

檸檬は、半分に切って土に植えてみました。
YouTubeで、レモンの後ろに歯磨き粉を塗って植えてる人を見かけたので
真似したくてたまらず(笑)

次は、バナナをコカコーラに浸してから
土に植えるのを真似してみようかと。
植えるというより、土にバナナをぶっさす!って感じです(笑)

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