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自分を置いてけぼりにしない

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8月20日はみずがめ座で起こる満月。満月には1つ1つ名前があって、今回の満月は「スタージョーンムーン」。スタージョーンとはチョウザメのことで、チョウザメ漁が最盛期を迎えるため、この名前が付けられたそうです。

私は以前の放送で、新月に願い事をして、そして満月にその期間どうだったかを振り返るようにしている、とお話をしたのですが、今回はその期間の出来事、そしてそれを通じて感じた事をお話したいと思います。
以前新月の時に、私は新しい習慣の1つとして「瞑想を始めようと思う」とお話をしました。

忙しい時間を過ごしたり、新しい環境になじもうとすると、つい頭の中で色んなことを考えすぎたり、一度にあれこれしようとしすぎて自分が置いてけぼりになりやすいので、自分と向き合う為に、始めようと思ったのです。
スタイルには特にこだわらず、とにかく目を閉じて静かな時間を過ごすために、朝・晩まずは5分と決めて始めました。

結論から言うと、実は瞑想は続かなかったんです。
正確に言うと、いわゆる座って目を閉じて無になるみたいなスタイルが、何となく自分の中でしっくりこなくて、結果違う瞑想のかたちを見つけたんです。

実際に瞑想を続けてみて、最初は何となく気持ちが静かになっているような感じがしました。けど、2~3日いくうちに、瞑想をしていること自体が目的になって、実際にその結果自分の心が良い効果を感じたかをすっかり置いてけぼりにしてしまっていることに気付きました。

新月の日にやる!と決めたんだから続けないと!と自分の中で何だか義務みたいな感じになっていて、何だかかたちだけになっているのでは、と気付きました。

そしてもう一度自分がなぜ瞑想を始めようと思ったのかを改めて考え直してみました。

私が瞑想をしたいと思った理由、それは冒頭にもお話したように、喧騒に飲み込まれてしまいそうな忙しい現代の日々の中で、自分と静かに、丁寧に見つめ合う、語り合う時間が欲しかったからなんです。
そうしたら、別に目をつむる、何も考えないようにする!みたいなスタイルじゃなくてもいいのでは?と思い、心が心地よい時間を創ればいいんだと気付きました。私にとってのその時間は、外を散歩して空を見上げたり、風を肌で感じたり、草花を見て深呼吸する時間。

その時間だけは、他の人がどうとか、周りのことや、これからのことをあれこれ考えずに自然に自分がそのままでいられるんです。

それに気づいてからは、毎朝毎晩5分間座って瞑想!みたいな縛りをかいほうし、ちょっと外に出たついでに空を見上げたり、夕方の空気を吸い込んだり、夜寝る前に夜空をゆったり味わったり…と私なりのウェルビーイングな瞑想を続けています。

今日お伝えしたかったことは、習慣を続けることもとても大切なのですが、もし「続けないと!」と頑張りすぎていたら、今一度どうしてその習慣を続けたいと思ったのかを考えなおしてみるのはどうでしょうか?ということです。
自分の中で腑に落ちる、納得できる理由があればきっと「続けないと」が「続けたい」に変わり、やっている間も気持ちは豊かで、ウェルビーイングだからもっと続けたくなる、そして続けるからもっともっとウェルビーイングになっていく。と自然に、そしてより効果的に私たちのウェルビーイングな習慣に繋がっていくのではと思ったのです。
私もまだまだ人生の学びの最中。やってみては振り返って、軌道修正したり、試行錯誤の毎日です。でもだからこそ面白いのが人生。

私自身も、もっともっとウェルビーイングを追求していきたいです。
そしてこの私の経験が、誰かのウェルビーイングに役立てたら、とても幸せです。

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