バイリンガルの子供を育てる親には言語への「寛容さ」が求められるわけ
我が家は、帰国子女のママ、アメリカ人のパパ、そしてハーフちゃんの息子の3人家族。
3人ともバイリンガルで、英語と日本語の「読み書き」と「聴く喋る」ことができますが、「できる」レベルには差異があります
そんな家族で育った息子のリムくん。生まれた時から両言語のシャワーを浴び続けており、言語学者には「同時バイリンガル」と呼ばれるタイプです。さてさて、リムくんは、どうやって言葉を覚えているんでしょう?
土曜日の朝・・・
たきちゃん(ママ)
「なんか朝ご飯たべたいものある?」
リムくん
「うん!あるある。前作ってくれた!」
と答えたものの、メニューの名前が思い出せないリムくん。
リムくん
「んー・・・なんだっけ・・ああっ!わかった!チャイニーズ・ブレッド!!」
たきちゃん
「え??チャイナ?パン・・・?肉まんかな・・いや違う。」
リムくん
「甘くて・・・、卵を使ってたと思う。」
たきちゃん
「チャイナ・・・国の名前・・卵を使っている・・あ!わかった!フレンチ・トーストでしょ!」
バイリンガルの子供脳の思考 親知らず
バイリンガルボーイ、リムくんの頭の中を垣間見れる1シーンでしたね。
彼の頭の中では『あのおいしい朝ごはん』は「なんかの国」+「パンの一種」という構成の名称だった、という記憶はされていたんですね。でも具体的な国やパンの名称は覚えていなかった。
これがテストの質問だったら、「国名を記入せよ」+「パンの名称を記入せよ」と、二つ下線が引いてあるかんじ。その空欄を埋めるために脳内検索をしたところ、リム君の脳は「なんか親しみのある国だったな・・中国じゃん?」というサジェストをした。そして、「パンの一種」という下線についえは「ブレッドでは?」と脳がサジェストした。
検索結果の答えが「チャイニーズ・ブレッド」に、そりゃなりますわな。
ちなみにこの出来事はリム君が小学生の時の話。今程、高校生になったリム君に「このエピソード覚えている?」と聴いたら、
リム 「あーなんだっけ。僕がスパニッシュ・ブレッドって言い間違ったんだっけ?」
と、言っていました。今度は中国じゃなくてスペインかい!!怒。
母 orz.
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