【連載小説とあとがきとエッセイの勉強】恋愛ファンタジー小説:気づいたら自分の小説の中で訳あり姫君になっていました(46)+あとがきと野球中継してるエッセイの勉強「先制されたー!!!!」
前話
「黒い水晶?」
お母様はしばらく私の杖を見ながら頭の中で反芻なさって考えられていたけれど、ふいにおっしゃった。
「拾われたときに子供用ペンダントしていたと母から聞いたわ。それかしら?」
「おそらく・・・」
大神官様が言う。
「今から取ってきます」
王宮に戻ろうとされたお母様を大神官様は止める。
「単独で行動なさらぬ方がいい。皆で行こう。ゼルマ姫。今からわしが言うから杖は水晶に戻されよ」
大神官様が何か言うと杖は最初の水晶の塊に戻った。だけど、キラキラ光っている。
「生きておるのじゃ。その水晶は。ゼルマ姫の命と同化しておる」
その言葉に事態の重さを感じる。そんな私の思いを振り払うようにお母様が言う。
「そうね。こんな奇妙な事続けて起きたら怖いですものね」
一斉に移動と言うときに、私はタピオ達に言う
「タピオ、クルヴァ手を繋いで行くわよ」
手を差し出す。タピオが手を握り、クルヴァの手をつかむ。そしてウルガーはクルヴァの手を握る。そのほのぼのとした光景に大神官様がにっこり笑う。
「早く婚礼をしてお世継ぎが見たいものですな」
「大神官様!」
顔を真っ赤にして睨むと素知らぬ顔でお母様の隣に立たれる。アルミやヘレーもついてくる。だけどその愛犬が主人とみてついて行ってるのはお母様だった。ちょっと悔しい。
「ヘレーネ! アルミ! ご主人はこっちよ」
「無駄、無駄。アルミ達は母上に懐いているからな。俺たちはもうなめられている」
困ったもんだ、とウルガーが言う。
「ああ。最初にすり込んでおけば良かったわ。私がママよと」
「ママ?」
聞いたことのない言葉にタピオが見上げる。
「お母さん、という別の国の言葉よ。よくあかちゃんには使うわね」
「兄上、姉上にはそういう言葉があるの?」
聡明なクルヴァの言葉に考えるけれど、特には無い。ある事にはあってもあまり声かけには使わない言葉だ。
「そう言う言葉よりは名前で呼び合うのよ。その国は」
ふむふむ、とウルガーも面白そうに聞いている。ゼルマの言葉じゃないのに受け入れてくれているのが嬉しかった。
「姉上は姉上。僕もタピオもそう思ってるよ。姉上のことを。だって、母上が亡くなって泣いてくれた姉上のことを記憶が違うからって姉上と言わないなんておかしいよ。なぁ。タピオ」
「うん! 姉上は姉上。いつもと変わらないよ」
ニコッとタピオの笑顔がはじける。
救われる。ずっと心に覆い被さっていた不安がとんで行くように感じる。
「ありがとう。タピオ。クルヴァ。ほっぺにちゅーしてあげたいけれどウルガーが焼き餅妬くから手を繋ぐだけで許して」
「いつ俺が焼き餅なんて!」
「妬くでしょ? 絶対に」
「う・・・」
図星で恥ずかしかったのかウルガーの顔が赤面する。それを見て私達は笑う。
「いつか仕返ししてやるー」
「どうぞ。なんとでも」
「ちぇ」
ウルガーがいつもの舌打ちをしてその場はさらに笑いに包まれたのだった。
あとがき+エッセイの勉強
昨日はすみません。あとがき付け忘れました。大奥の最終回見て史実と違うーとパニック。知らぬ間に投稿のボタンを押してました。
万寿姫は史実だと大人にもならないんです。家基が18歳まで生きるはずでした。で、今日は開幕戦。それも伝統の一戦からはじまる。見てるんですが、無事バックミュージックにできそうです。去年はこれで漢検の勉強してました。しかし、先制される危機。なんとかアウトとってくれーと思ってます。しかも、ファイルが二重になっていて、連番修正アプリで何度も変更。新連載部分もこれで数がめちゃくちゃ減りました。って巨人に一点入った-。やられたー。どうも本線がうまく作動してない。つながってない。打線が。とったら取り返す阪神。とれ。パイン飴で応援だ。この逆転された時点でやっとファイル名が連番そろったのですが、その前は更新しとこ、と見る前に睡眠負債からくる睡魔で寝かけてましたが。この先制で目が覚めました。宴をしてました。ノンアルのワインとチータラで。宴しながら聞いてたら、どうも実況が巨人よりなんで、よけい面白くない。両方を見てほしい。巨人の時だけ叫ばれても。ホームラン打たれた。三点入った。さらに本塁打の危機。打つ人なんですよね。今の人。ああ、そういう危機ながらも睡魔が。寝るといいんでしょうが、寝ません。ああ、コーヒー飲みたい。緑茶いれてこ。白桃緑茶のアイスです。これ、好きなんですよね。負けかもなぁ。いい形の負けならいいけれど。明日はデイゲームで時間があいません。スタバで朝活。今日も漢検進みそう。って、野球見ながらそんな時間はあるのだろうか。負けてるので応援に熱がはいる。放送局、読売だもんね。すごいカメラ映像を見られるけれど、実況が阪神に寄りにもならないので面白くない。ので、よけいバックミュージックがわり。眠い。次の作品の更新に進まない。緑茶ですこしすっきりしたけれど。今日は暖房なのか冷房なのか。いろいろ考えることもある。暖かいけれど、冷房は寒かった。なしでいこうかな? 煩悩ふかし。昨日の大奥と今日の三失点3点。さらに一点失点。巨人ファンの声しか聞こえない。甲子園で勝とう。ドームは仕方ない。いいかげん、長々とエッセイとあとがきを兼ねての文章は閉めましょうかね。試合おわってから正直王子姫君は更新しよう。九時半には終わるね。ではこのぐだぐだ睡魔であやうい文章を読んでくださってありがとうございました。