7 MEN 侍とわたし【沼落ち一年】
この8月で、推しアイドル・7 MEN 侍と出会って一年が経ちました!やった~!!!嬉しい!!!この一年、人生で初めて「アイドルを推す」行為を真剣にやってみたのですが、毎日楽しい!大好き!でも時にはほろ苦いこともあったり……と、7 MEN 侍と過ごす日々はとても色濃く、充実していたように思います。一年間ありがとう!これからもよろしくね!と感慨深くなっていたのですが、せっかくなら文章に記録しておこうと思い立ち、一念発起して書いてみることにしました。なんてったってゴキゲンな夏が始まるし!!!
7 MEN 侍を推すまで
恐らく、私が現STARTO社のアイドルに触れたのは嵐が最初。物心がついたときから家族で移動する車内で嵐のアルバムを聴いてたし、学校では前日にテレビで放送していたバラエティ番組やドラマの話をするような女児でした。小学校高学年の頃には、クラスで嵐派閥の子と関ジャニ派閥の子が「どっちがかっこいいか」論争をしていた記憶がぼんやり残っています。
侍にハマるまでは、インターネットを周回した末に出会った某二次元アイドルを応援していました。ショービジネスに身を置く人間の在り方や関係性の変化にフォーカスを当てたやけに濃いストーリーが売りの世界観で輝くアイドルたちは、現在に至るまで、私が持つ現実のアイドルに対する思想をやや偏らせています。(アイドルのプライベートなところをどこまでコンテンツとして消費させて良いのか?アイドルを一職業とみなすには、ファンはあまりに苛烈な職掌意識を求めすぎているのでは?などなど。重すぎです)「アイドル」というコンテンツそのものをどう捉えるか、毎月更新されるストーリーを読むごとに逐一思考する癖がついてしまったので、結果的には侍担向きな「考える力」をここで手に入れていたようです。
実は、二次元アイドルと平行してSixTONESもゆるく推していたのですが、毎週YouTubeを観たり音楽番組を欠かさず見たりするくらいで、特に「このメンバーが推し!」とまではなりませんでした。クラスの仲良し男子グループを眺める女子の感覚で箱推ししていて……。おそらくこの時点で、SixTONESとのコラボ動画やドラマ等を通じて「7 MEN 侍」というグループは認知していたはずです。思い返してみれば、大光がTEPPENでドラムを披露していたのをたまたまリアタイしてたし、京本大我さん主演のドラマ『束の間の一花』も観てたし、よにのちゃんねる菊池風磨さんのShort動画で矢花の断髪も観てたし……日常の中で7 MEN 侍とは既に出会っていて、好きになる種はたくさんあったんだな~と、改めて振り返ってみて初めて気づきました。
2023年8月、出会い
この時期は私生活ですごく落ち込む出来事があり、かなりヤケクソなマインドで生活していました。異常に寝つきが悪くなったため朝4時まで友人と電話で話し続けてしまい、反省。一人で時間を潰そうと思い、たまたまオススメされたからという理由でフワちゃんのShort動画を最新のものから遡り、外が明るくなるか眠気が訪れるまで見続けるというコンテンツ消費を実践。過去の自分と比較するとかなり「おしまいの生活」を送っていたのですが、さすがに良くないなと思い、おすすめに表示された長尺動画をスクロールしていたところ、気になるサムネイルを発見。それが、こちら。
「7 MEN 侍【地味ハロウィン】何の仮装かわかりますか?」
はい。インターネットのオモロコンテンツをかじっていたことのある私が、このサムネに飛びつかないわけがありませんね。明らかに某ホテル社長なコスプレをしている人、ちょっと昔の田舎のヤンキー、不審な金髪、変な姿勢のスーツ、そして地味ハロウィンの本旨を分かっていそうなグレーT×2。極め付けには、ふにゃっとしたフォントで「最新トレンド」とダメ押しされた文字列。こんなとっ散らかってるサムネ、観るしかない……!お時間ある方は、是非再生してみてください。特大オモロがそこにあります。イマドキのジャニーズJrってこんな動画を出すんだ!?と驚愕し、芋づる式に現れる動画をかたっぱしから再生しまくり、気づけばズブズブと7 MEN 侍の魅力にとり憑かれていました。(後日、フワちゃんのShort動画に大光の歌声が載っていると判明し、いやめっちゃ観てたやん……となりました。フワちゃんのShort出の侍担、なのか……?←違います)
さらに観ていくと、彼らがダンスの他にバンドパフォーマンスも武器として磨いていることを知ります。
筆者は楽器ができる人のことを大好きになる習性持ちなので、イチコロでやられました。楽器なんてなんぼ弾いてもいいですからね。
そんなこんなでインターネット上のパフォーマンス動画を漁りまくり、痺愛としての自我がどんどん芽生えていきます。ちょうどこの時期は「Summer Paradise 2023 Make 侍 Noise」公演真っ只中。あまりにもド新規だし、あの事務所主催のライブって行ったことないし……とビビってしまったため足を踏み入れることは出来ませんでしたが、日々上がるレポを拝読して楽しんだり、グッズを購入して新規ハイを噛みしめていました。
推しは、矢花黎くん。音楽全般に造詣が深く、様々な楽器を弾きこなす一方、やけにインターネットに詳しい御仁です。わっしょいCAMP!を配信で観ていたところ、矢花くんはシャッフルユニットのバンド隊でSixTONES「Special Order」を演奏、バチバチにベースを弾きつつ京本大我さんの高音パートを歌いあげている姿が本当に本当にカッコよくて……。彼の魅力も語り尽くしたいところですが、それはまたどこかで。
ドリボ、Act ONE
これまでの人生でこちらの事務所とほとんど関わることなく過ごしてきたため、ドリボをきっかけに「内部舞台」の存在を初めて知ります。どうやら不思議なストーリー展開で、ボクシングものなのにフライングがあったり、犯罪やら死やらがだいぶ身近に設定されていたりと、初心者にはなかなかハードルが高いような……。そもそも私は人よりは舞台作品にちょっとだけ明るい自負があったので、ギャップにかなり驚いた記憶があります。舞台だけどミュージカルやストレートプレイというよりも「ショー」要素が強いことや、ふまじゅりの円盤を観て推しのかっこいいところにめろめろするものだと、心で理解しました。照明落としするこんぴがかわいくてお気に入りです。
ジュニア情報局先行であっさり落選し、また調べたところ7 MEN 侍はドリボに出演しまくっていることが分かったので、まあ来年観ればいっか!と早々に観劇を諦めたのですが、事務所のすったもんだ、帝劇の改修、そして侍の多忙すぎる2024夏現場など、諸々が重なり私がドリボを生で観劇するチャンスが一気に遠のきました。いつかは観たいな。
Act ONEに関しても、新春帝劇の位置づけがちんぷんかんぷんで、チケットが当たらなかったのも相まって見送り。どちらも諦めたことを今となってはめちゃくちゃ後悔しています。帝劇に響き渡るB4N4N4やChaos Killer、めちゃくちゃ観たかった……舞台はなまもの、後悔先に立たず。
フォーティンブラス、東京流れ者
上記の舞台を見逃したことを反省し、春の外部舞台の観劇モチベーションはかなり高かったです。ジュニア情報局で申し込みができる舞台は殆ど観劇していて、侍が関わっているのは佐々木大光主演「フォーティンブラス」、本髙克樹出演「東京流れ者」の2作品。どちらも楽しく観劇しました。
フォーティンブラスは、人生で初めてジャニーズ所属のアイドルの演技を生で観た舞台となり、個人的に感慨深いです。かっこよさにときめくつもりで挑みましたが、そもそもこの作品の主題が興味深くて、主演と脇役の差、スターに必要な素質とは何か、脇役が報われるのはいつなのか……と内容の解釈に鑑賞中の脳内リソースをかなり費やしてしまい、舞台好きとしてシンプルに有意義な時間を過ごしてしまいました。もちろん彼がものすごく魅力的で、目が離せなかったのは言うまでもありませんが!!
それに比べると、東京流れ者は比較的克樹にめろめろできる舞台だったな~という印象です。日替わりアドリブで、「け~んけ~んぱっ、健だよ~!」と言って出てきたのがめちゃくちゃ可愛かった。衣装もポスタービジュアルから変わらず、真緑のライダースジャケットに黒のスキニーでテンション上がりました。仁義って、まともに取り合ったらだいぶ怖いけど行動に一本筋を通せる人間の輝きは眩しすぎるなと、漠然と思ったのを覚えています。どんなに舞台や物語が良くてもリアルヤクザは怖いです
対バン“Battle of Rock”
2日目(4月24日)の、Novelbrightさんとの公演に入りました。この日が7 MEN 侍としてのパフォーマンスを初めて観た日です。外部主催でペンライトやうちわの持ち込みが禁止という、アイドルの初現場にしてはかなり特殊なライブでしたがめちゃめちゃ楽しかった!!!!!!バンドの爆発力もさることながらダンスパフォーマンスもものすごく魅力的で、今日まで推してきて本当に良かった……と心の底から思いました。
ツアー発表も、席が隣だったファンの方がものすごくうれしそうにしていたのがやけに印象的でした。アイドルとファンが良い関係性でいられるのって、めちゃくちゃ素敵なことだと思います。
総括、これまでとこれから
ここまで現場に絞って色々書き連ねてみましたが、いろんな雑誌やバラエティ番組、音楽番組、YouTube、ドラマやCMなど、さまざまな媒体を通じて彼らの活躍を肌で感じることができ、とても楽しい一年を過ごすことができました。YouTubeのロケ地へ足を伸ばしたり、グッズや写真を買ったり、TRICKSをもりもり食べたり(!?)と、7 MEN 侍に出会ってからはかなりアクティブな自分になれている気がします。上手く言葉にはできませんが彼らには彼らなりの信念があって、とはいえ私は推しを全肯定するタイプではなくて、一つひとつの選択を見ていけば「そっちを選ぶんだ!!」と感じることは良くも悪くも多々あります。それでも、ファンとして7 MEN 侍のことが誇らしくなるような活躍を続けている彼らのことを、これからも応援し続けたいと思います。2023年の夏の私を救ってくれて、ありがとう。これからもよろしくね。
2024年の夏は、ホルツに舞台に大忙しな7 MEN 侍。彼らとその周りの大人たちが作る全力のエンタメをたくさん浴びて、最高の夏にするぞ~!お~!!
(とはいえ彼らのスケジュールはかなりシビアなので、健康第一で頑張ってください……)