言葉の国のアリス

読んだり書いたりする人 https://lit.link/alicekotoba

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最近の記事

試験が苦手すぎるマルチリンガル(1)

わたしは日本語と英語とフィリピン諸語が使えます。語学のプロフェッショナルではありませんが、毎日これら複数の言語を使って働いています。しかしながら、試験というものが苦手すぎて、語学関連の資格試験という点では、マルチリンガルぶりを証明するものがないです。どうやって生き延びてきたのか、ちょこっと書いてみようと思います。長くなりそうなので分割します。まずは、その(1)です。 注:おとなになってから発達障害(ASD+ADHD)と診断されました。現在は、合理的配慮のもとでオープン就労(

    • いつも居てくれる人(4)| ボクシングのトレーナー

      いつも居てくれる人について書いています。今回は、ボクシングのトレーナーについてです。フィリピンと日本で、運動が超苦手なわたしの救世主さんたちです。 ボクシングを始めたきっかけ わたしはとてもおとなしいです。でも、ときどきぷっつりきれることがありました。米国に滞在していたときに、セラピストから、怒りを表現するのが苦手と指摘されました。身体を動かすのはよいかも、とボクシングを勧められました。 でも、ボクシングを見たこともないし、長らくバレエを習ってきたこともあり、ピンと来ま

      • いつも居てくれる人(3)|沖縄の友人

        いつも居てくれる人について書いています。今回は、沖縄の友人についてです。生命の恩人です。 出会い  大学院博士課程在学中にフィリピンに留学していて、知り合いました。わたしとこの友人は、ともにビサヤ語圏で調査しており、ビサヤ語をしゃべります。現地滞在中、日本語ではなく英語とビサヤ語でしゃべることが多かったです。  「はじめてジャパンに行ったとき」と友人が表現したときに、友人が沖縄出身であることを大事に思っていることを知りました。ジャパンは、いろいろと沖縄(琉球)を犠牲にし

        • いつも居てくれる人(2)|編集者さん

          いつも居てくれる人について、書いてみたいと思います。今回は、編集者さんのことです。たましいの恩人のひとりです。 出会い 編集者さんと出会ったのは、博士課程を修了し、初めての学術書を出版するときでした。担当してくださったのが、この編集者さんです。すごかったのは、わたしの博士論文は経済学なのに、その博士論文に基づく最初の本を人類学者の方2名の査読に回したことです。 経済学の論文が、人類学の本に変身する。人類学者の先生方からは、博士論文のなかの1章を5章分に開きなさいという助

          いつも居てくれる人(1)|セラピスト

           わたしにとって、いつも居てくれる人について書きたいと思います。今回は、セラピスト(臨床心理士・公認心理師)についてです。 セラピストとの出会い   『精神看護』という雑誌をめくっていて、「ふしぎの国のデイケア」(たぶん、こんな感じのタイトル)という連載エッセイに出会ったのが、セラピストHさんとの出会いです。文章がこころに響く感じがありました。  このひとだったら、もう無理しなくていいよ、と言ってくれそう。京大博士で、当時、大学教員だったのも、頼もしかった。わたし自身も

          いつも居てくれる人(1)|セラピスト

          自己紹介|はじめてのnote

          かんたんな自己紹介をします。読んだり、書いたりする人です。 自己紹介 はじめまして、言葉の国のアリスと申します。 日本で生まれ育ち、米国とフィリピンに暮らしたことがあります。 日本語と英語とセブアノ語を使います。 臨床心理士から心理療法を受けています(since 2018)。 おとなしく、思いを伝えるのが、苦手です。 noteを始めた理由 『ふつうのマルチリンガル』という本を執筆中です。 毎朝5時に起きて、5時半から7時まで、書いています。 300字から330字くらい

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