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Photo by
ibaraki_nakai
crack
あなたは知らないでしょうね。
ずっとずっと
あの人が簡単に手に入れるものを、ワタシが同じ時間(とき)を過ごしても手に入れられなかったもの
手に入れることが簡単、当たり前だとあの人は思ってて
でも、簡単に手に入れたら
その大事さはわからない
あなたがワタシが醜い感情を持ってるからだと一蹴した
『なんでもできるだろ?』
いろいろ頑張って努力して周りからも評価を受けるまでになった
それを…
それを…何もできないあの人のために使えと?
時折…カケラは見せてた。
それが合わさった時…
あなたはまとめて見ないふりをし、
ワタシが最後だと突きつけた時
『それがコタエだよ』
…笑える
その時に…あなたを見つめる視線が揺らいだとしても…
なにも感じないように鎖を巻きつけて鍵つけた
いつかあなたがワタシを必要だとしても
持っているカギが、合うかどうか私にもわからない…