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システム、無介助出産

「ハーブソルトポット」という

お塩を入れた素焼きの壺を熱し

タイハーブとともにお腹〜子宮周りをじっくり温めていただく温熱療法を受けました。

写真のモリモリの葉っぱはイチジク。壺はこの葉っぱたちに包まれました。

わたしの扱う「温セラ」と似ているので、まえから興味津々だったんです。

緊張や思うところがあるとお腹が硬くなる実感があるわたし。
ハーブの香りに包まれながらお腹がじっくり優しく温められ、
下腹部も念入りにポットを当てていただきました。

このぐらい、お股とお腹が温いのが、本来の女性のデフォルト状態なんじゃないか!!と思いました。

施術してもらいながら出産〜更年期の女性の在り方の深いお話し、
誠実なアロマセラピーの在り方のお話しが聞けて、ありがたかったです。

誠実で、実直で、温かい気持ちがわかり、だからこそ、この身体を預けられる。

わたしは、病院のシステム的なものに取り込まれるのがイヤでイヤで、

病院にも助産師さんにも頼らず

第二子を自宅で無介助出産をしたのですが

この施術を受けて

子宮がホカホカになり

視界がクリアになって(肝臓も癒されたんだね)

そんな身体にしていただけて

あらためて

女性の身体の在り方は

わたしたちを取り巻く男性的なシステムから

どのくらい自由に生きられるかが課題なのかなあと思っています。

施術中、出産のお話しで
第一子のときの病院出産(帝王切開)
を思い出したわたしの口から出てきた言葉は

「待ってほしかった」

つまり、わたしのペースでゆっくりやらせてほしい。
急かさないで、焦らさないで、型にはめないで。プレッシャーをかけてこないで。不安になることばかり言わないで。

静かに、待ってほしい。

(病院というより、いままで受けた教育、社会の在り方すべてに向かう言葉です。でもそれはつまり、わたし自身に向けた言葉でもある。)

合理性重視、病院優先の都合、無機質、無神経なやりとりのなか過ごしたのはダメージだった。

この思いを押さえて押さえてやり過ごしても

女性の身体はそれを絶対なかったことにしてくれない。

だから、産後〜更年期のケアはもちろんだけど、
女性の身体のケアって本当に大切。

温めて、子宮や内臓に溜まった感情が出てくる。

温まると、深い部分に溜まっていた本心がわかるときがあります。
言葉にできたらいいです。言えるって、癒える、って思います、本当に。

そうすると、本来の自分が見えるんですよね。

本来の自分であるとき、そこにシステムは存在しない。

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