9月14日の日記

今日は東京に来た。1人で。仕事で東京出張が入ったので、どうせなら連休から行こうという精神でやってきた。
仕事が終わってからの観光は精神的に楽しめるのだが、順序が逆になると楽しめない気がしていたので、正直なところ昨日まではすごく憂鬱だった。

でも私はいつもそう。いつももったいない。心配性すぎて、先のことを考えて不安になる。今を楽しめない。そう言い聞かせて、まずは新幹線を予約することにした。予約完了の一歩手前で、着いた時の予定がないことが不安になり、まずは1日のプラン決めをすることにした。

---

色々調べてみたが、グルメがいっぱい出てきて最初は乗り気にならなかった。夜なんかは1人で入っても客単価が低いのでお店に喜ばれなかったり、たくさんメニューを頼んでも1人前じゃなかったら食べきれないだろうし、朝昼夜と食べるものを決めたらお腹が減らないかもしれない。そういうことを考えていると気分が悪くなってしまった。

そこでふと「美術館とかどうだ」と思って検索。
なんと私の好きなエヴァンゲリオンの大博覧会が六本木ミュージアムで開催されていた。しかも9月13日（カヲルくんの誕生日）から始まっていて、何か運命を感じた。
しかし私の場合、これだけでは決心がつかない。3連休の中日であり、開催3日目なら混雑が予測される。絶対事前チケットがあるはずだ、と。
調べたところなんと15日の10時と11時のチケットのみ残っていた。しかも特典つき！！！！運命だった。
自分的に決め手となったのは、先ほど調べていた始発の新幹線（なぜ始発を調べたのかは不明）が9時頃に東京駅着だったから。東京から六本木までは20分程度。
荷物をロッカーに預けたり、タバコを吸う時間を考えてちょうどいい時間だと思った。
これは行くしかない、そう確信して博覧会のチケットを取得し、新幹線のチケットも予約した。すべてWEB上で完結した。私が一番得意で幸福感のある予定の決まり方だった。

そのあとはめちゃめちゃ早かった。むしろ予定を立てるのが楽しくなっていた。小さい頃から東京には馴染みがあるので抵抗は一切ない。
調べれば調べるほど行きたいところが出てきて、どう回るのが効率がいいかを考えるために、ノートに地図まで書いていた。今ホテルのベッドの上で昨日のことを思い出すと、ちょっとどうかしていたと思う。
乗る電車の時間帯まで決めようとしていたので、それはなんか違うとなってやめた。
大体のスケジュールを決めたあとに仕事用のスーツたちを取り出し、荷物をある程度まとめて、21時頃にソファで仮眠をとった。

2時に1度起きて、3時に目が覚め、4時に動き出した。

---

そして私は今、東京にいる。
今日は一日中歩き回った。我ながら行動した日だった。
しかし反省点がある。ホテルをとっていなかったことと、ご飯を食べ忘れたこと。それらは何とか今日やり過ごしたのだが、何よりホテルのパジャマをロビーで持ち帰ったのだが、全て上の服だったことが1番の反省点である。2着分とったつもりだったので、いま上の服が4つある。意味がわからない。ホテルの人には大変申し訳ない。
まぁでもGoogleマップのコンパス表示が出なくて、一日中自分がどの方角を向いているか分からず迷子になっていたのだが、先ほどホテル内で解決できたので自分の中でチャラにしよう。

今日の楽しんだ日記は、夜中か明日にでも残したい。
それくらい充実した。自分的に。ありがとう世界。