【11/28】Alanの月刊アイドル批評【DESEO mini】
すっかり忘れてて毎月10日更新を2ヶ月連続ですっぽかす有様で情けない限りである。
さておき、今月分(前月11日~今月10日)で扱うのは11月28日、渋谷のDESEO miniにて開催されたキミノマワリ+の桜木美久生誕である。
セットリスト
M1.敗北の少年(cover)
M2.ヒマワリ
M3.ギアスター
(MC)
M4.ヒロイン(弾き語りcover)
(映像)
M5.マイパラダイム
M6.存在証明
M7.ほうき星
667日ぶり
【アイスクリーム夢少女】、【MELTY HZ】、【MAJIBANCH】、【メガメガミ】、【黒は着ない。】、などと今や目にすることができない名前が連なるほぼ2年前の対バン以来となる【キミノマワリ】のライブとなった。
過去2回だけ見ていたが、その楽曲の完成度においては印象に残っていたため、解散についてはとても強く惜しいと思うし、なによりも《マイパラダイム》でガチ恋口上を捧げることが叶わないということには強く心を傷めた。
かつて【爆撃ッズ】の犬をしていたために積極的にライブを見ることがなかったことを悔やみ、解散前にもう1度拝みたい一心で、自分への後悔とこれほどのグループと楽曲が世間から忘れられていく定めに少しでも抗いたいという気持ちから友人1名を伴いライブ会場へと向かった。
いにしえの記憶
1曲目。知らん曲なんだが。と困惑していたがサビで《敗北の少年》だと確信。そういえばそんなカバーもしていたなというYoutubeで見た記憶が呼び起こされた。2曲目は《ヒマワリ》。私が【キミノマワリ。】を知った頃に全国流通版がリリースされていた楽曲だ。続く《ギアスター》もそれくらいの時期にタイムラインで名を見かけた記憶がある。
MCを挟んでの弾き語り。《桜木美久》がギターを弾けるという話は初耳であった。舞台出演もしているメンバーということでアイドルやアニメの曲よりはイッパソ寄りの楽曲をカバーすると読んでいたが【back number】の《ヒロイン》とは中々に意外な選定だった。
MCが明けての《マイパラダイム》は最も【キミノマワリ。】の中で印象に残っている楽曲であり、本日のメインディッシュと言っても過言ではない。緩急の効いた盛り上がりに引き込まれた。
そして生誕の祝賀には似つかわしくない《存在証明》はまさかやるとはという感触であり、解散が迫っていることを実感させられた。気迫があり、見ごたえがあった。
最後は《ほうき星》。《ヒマワリ》と並んで【キミノマワリ。】を象徴する楽曲であり、新田目翔(ミリマスの《花ざかりWeekend✿》とかの人)が書き下ろした珠玉の名作である。
たしかに【キミノマワリ】が存在するという満足感に浸りながら終演を迎えた。
特典会
《桜木美久》のサイン有を1枚。
演奏認知があったというのが嬉しいのはもちろんのこと、《斎木まこと》の生存を確認できたということが喜ばしかった。【キミノマワリ】のことを覚えている人は、きっとみんなが思うよりずっと多くいるのだということを少しでも伝わったのなら嬉しい限りである。
余談
DESEO miniの建物に入ってエレベーターの前に《冬野ななせ》もとい《柊より》のような後姿の人物がいた気がする。この日は【may in film】のライブは入っておらず、現実的に来ることができるだろう。
しかし、ライブ中の後方の関係者席にその姿は見えなかった。
なんだったのだろう。
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