介護保険はきれいさっぱり終了するしか道はない
介護保険外事業を行っているから言うわけじゃないんですけど、介護保険は限界だと思います。
というか、そんなこと、私が書かなくとも、もう何年も前から誰でもわかっていることですよね。
なので、どんなところが駄目なのか、それを今更ここで書く気もないです。それは今後著書などで書いていきたいと思います。
ここでは、介護保険のこの先、今後の日本の福祉はどうなるのか…。私の予想を述べていきます。
金融リセット
だいぶ前からnoteでちょくちょく記事を書いていますけれど、私は介護士であるとともに、個人投資家でもあります。
具体的には株、債券、仮想通貨… こういったものをメインに投資をしています。
会社員をしていた頃には、月ごとに投資の収入が給料を上回ったことがありました。まぁ、含み益ベースでのお話ではありますが。
自分は特別投資の才能があるとは全く思わず、誰でもできる堅実な投資を行っているだけです。
↓↓<2年前くらいに書いた参考記事>↓↓
上の記事でも書いていますが、ただ時間を味方につけているだけなのです。短期的な売買はせず、着実に積み立てているわけですね。
私は上述したとおり投資の才能が特別あるとは思いませんが、日々、勉強をして経済・金融の動向は常に伺っています。
もう何年も前から専門家から言われていることですが、金融のグレートリセット、これはもうここ2,3年のうちに確実にあるのだと思います。
グレートリセットとは、今ある金融のしくみを一変させ、新しいしくみをゼロから作り直すことです。
もちろん、完全にゼロになるということはあり得ないと思いますが、通貨の価値が下がることによって、資産を多く持つ人ほど損を得るようになると囁かれています。
今、私のやっている投資がもしかしたら、グレートリセットという事を考えれば意味のあることなのかもわかりません。
しかしまぁ、少なくとも日本…世界で多くの人が今よりもっともっと幸せに生きられる社会がくるのだろうと思います。
「グレートリセットなんてくるわけない、陰謀論だ!!」という批判派の声もあります。
それに対して特別、否定することもありませんし、本当にこないかもしれません。
でも私はお話したとおり、2,3年以内に確実にくるのだとほぼ確信しています。
介護保険もリセットしないと持続不可能
冒頭の話に戻りますが、介護保険はもう限界です。とっくに限界でした。
現状の介護保険は、3年に1回の改正をしています。いえ、これは私達介護事業者や利用者の方にとっては改悪でしかありません。
利用者の負担が増えていったり、事業所の加算が改定されるかわりに事務作業を増やしたり…
それもこれも、財源の問題ですよね。
だから介護保険から給料をもらっている方は、今後給料が増えるかも…と期待するのはやめるべきです。
少なくとも、介護保険が現状のしくみをとっている限り、介護職の給料アップにまわすお金はありません。
岸田内閣になってから月に9000円アップという政策が実施されましたが、実際に1円も上がっていないという施設も多くあります。
介護保険制度の元で給料アップに期待して月日が流れていくのは、本当にもったいないことです。
私自身はこの仕事が好きなので個人事業として介護の仕事を続けていますが、収入を期待して介護保険の枠組み内で仕事を続けるのは本当に意味がありません。
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好きでないのなら、こんな低月給で続けられないほど、介護の給料は安いです。
ですが、金融のグレートリセットがあれば、その仕組みは変わります。
ベーシックインカムが始まったり、年金や生活保護がなくなるかもしれません。
そうすると、医療・介護の保険制度もとうぜん変わっていくでしょう。
金融リセット後は『介護保険』という名前で制度が存続しているかもわかりませんが、今ある介護保険施設が完全に民営化されることはないと思いますので、少なくとも新しい国の制度のもとで再スタートすることができると思います。
私は現状の介護保険には未来がないと思いますが、金融リセット後の介護保険制度には大いに期待しています。
投資家としての自分は損をするかもしれませんけどね、もっともっと介護が好きな介護士が幸せに働ける未来があると思います。
しかしいずれにしても、現行の介護保険制度の劇的に良化することはまずあり得ません。
今の介護保険制度の中で私達介護職は、介護保険に頼らず収入を確保して余裕をもった生活がおくれることで、介護の仕事が嫌いにならないようにしていきたいものです。