なんでもないようなことが
なんにもない1週間だった。
ビックリするぐらいなんにもなかった。
事件も嬉しい出来事もなんにもなかった。
台風の影響で、観戦予定だったスーパーGTが延期になっちゃったことがちょっと悲しかったぐらい。
あ、あったわ。嬉しかったこと。PS3を引っ張り出してきて久々にダークソウルをやった。PSIDを変えて、PS3時代のデータが無くなっちゃったから、改めてトロフィーをコンプリートしようと意気込んだ。
リマスタードバージョンはもうクリア済み。トロフィーもコンプリートしていて、人生で1番やりこんだこのゲーム。攻略サイトなんて読まなくても全て覚えている。やり始めて合計20時間。あっという間にコンプリート。プラチナトロフィーを手にした瞬間は多幸感にあふれた。
もう一つあったわ。高速に乗って友達とラーメンを食べた後に銭湯に行った。夜中1時のラーメン。背徳感と友達と一緒にいることの楽しさ。銭湯でどうでもいい話を延々しながらリラックス。最高のひととき。途中の大雨というか豪雨のハプニングも友達といれば楽しめる。
あ、まだあるわ。フェラーリのイタリアグランプリ優勝。エンジンサプライヤーだった頃からのメルセデスのファンだが、なんだかんだF1ファンはみんなフェラーリが大好き。F1TVのライブタイミングとGPSを使って、エンジニアになったつもりで観戦している。俺の考えた作戦とフェラーリが考えた作戦が見事なまでに一緒で「俺のおかげで勝った」とかいう、うぬぼれ確定事案でフェラーリの優勝とルクレールのシーズン2勝目を喜んだ。
あれ?まだある。マルク・マルケスのMotoGPひっさびさの優勝。ホンダワークスを抜けてドゥカティに移籍した初年度。今回のアラゴンGPで全セッションでトップ、スプリントも決勝も2位以下を5秒以上も引き離しての優勝。「6回のGPチャンピオンを舐めるなよ」と見せつけられたようなレースだった。
あれ、意外と嬉しいことあった。友達と遊ぶことも、ゲームをすることも、大好きなモータースポーツを観ることも。当たり前と化してしまっているかもしれないけども。そんな「なんでもないようなこと」を嬉しいと感じられるうちは相当幸せ者なんだなと感じた。失いたくないね。この日常。
高橋ジョージすごい。
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