マイ・オタクカルチャーをひけらかしてみよう

オタク・・・ある事に過度に熱中し、詳しい知識をもっていること。また、そのような人。(デジタル大辞泉より)
ひけらかす・・・得意そうに見せる。見せびらかす。自慢する。(デジタル大辞泉より)

調べていくと「オタク」という言葉はいまやネット言葉ではなく「マニア」と同義らしい。
ということで、誰も興味のない、たかが一般人の好きになったものを聞いてどうすんだ、といった俺のオタク度を見せびらかしてみよう。

  1. Formula 1
    俺の人生の一部。
    モータースポーツ好きな父親の影響で2005年から大好き。2002年生まれだから、観始めたのは3歳。視聴歴はもう20年目になる。歳食ったね。
    2005年ごろは青色が大好きだったから、当時マイルドセブンカラーだったルノーを応援していた。なんとその年に見事アロンソがドライバーズタイトルを獲得、ルノーもコンストラクターズタイトルを獲得し、最高のF1デビューの年だった。
    2007年にルイス・ハミルトンがマクラーレンからデビューした。その頃の俺は「スーパールーキー」という単語があまりにもカッコよく聞こえてファンになった。彼のファンになって18年目になる。2023年の日本グランプリで帽子にサインをしてもらった。その帽子はもう被ることができず、部屋で家宝として大事に保管してある。
    来年ハミルトンがフェラーリに移籍する。ミハエルがやったようにチームを立て直せるのか、不惑にしてチャンピオンに返り咲けるのか、すごく楽しみ。
    子どもの頃は「色がカッコいい」「速いからカッコいい」ぐらいの感想だったけど、物心ついてから観ると、各チームのマシンのコンセプトだったり、政治や金の動きも見えるようになる。そういった人間ドラマと0.001秒でも車を速くしようというチームのプライドが見えてきて、なお面白くなった。
    F1がある限り、一生観続けるだろうね。

  2. 氷室京介
    これも父親の影響。ヒムロックを知ったのは中学2年の時、彼がライブを引退した後だった。カーオーディオから流れた彼の最後のアルバム「L'ÉPILOGUE」を聴いて衝撃を受けた。そこからBOØWYを聴き、ソロ転向後のアルバムを聴き、彼の音楽性にハマっていった。音楽はもちろんのこと、人間性にも感銘を受けた。決めたものは曲げないこと、やり通すこと。作品に対して完璧主義なこと。
    日テレ制作のPostscriptというドキュメンタリーに、細かなところに指示を出すヒムロックの姿があった。ロックスターなことは間違いないが、地道に一つ一つ課題をクリアしていって完璧なものを作り上げていた。それは一般人と同じように「うまくいかないこともあるけど、一生懸命仕事をしている人」であった。
    この時のインタビューで言っていた「カッコ悪くてもいいから目的地に辿り着く。そのためにやることをやる」。この言葉は俺のモットーになっている。

  3. ラジオ
    上記は人生を構築した2つ。ここからは人生に彩りを加えたモノ。
    この文化には驚いた。パーソナリティーとリスナーがメールを通して直に繋がれる芸能人との距離感や友達と話している感覚になれる、独特な雰囲気。
    カッチリしているテレビとは違う、愚痴だったり、日常で起こったトークだったりと、芸能人も普通の人なんだなとある意味衝撃だった。
    くだらないトークやハードな下ネタ、時には仕事に対してのプライドを話したり、人生について語り出したり。バカ笑いしたり考えさせられたり、この時間がとにかく至福。俺の生活に間違いなく彩りが加えられている。
    オードリーのオールナイトニッポンの東京ドームライブに行った時は感動した。聴いている時はもちろん一人だが、全国にはこれだけのリスナー仲間がいる、パーソナリティーと似たような価値観を持った同志がたくさんいる。と謎の団結感があった。
    濃ゆいファン最高。

  4. アイドル
    まぁ〜元気をもらってますわ。
    乃木坂46と櫻坂46。特にCD買ってライブに行くのは櫻坂。乃木坂は未だテレビやラジオとかのメディアのみ。いずれはライブに行ってみたいね。
    俺の乃木坂の推しメンは久保史緒里ちゃん。久保ちゃんのラジオは本当に楽しい。彼女が一番楽しそうにやってるから、そのエネルギーがこちらにまで伝染してくる。一回メールを読んでもらったことがあるが、溶けるかと思った。
    あと、なんせ可愛い。可愛すぎる。ありゃいかん。
    櫻坂は大園玲ちゃんのファン。知的で、よく笑って、一生懸命で、メンバーに優しいところがたまらなく好き。
    坂道グループにはメンバーブログなるものがある。彼女の書く文章は独特なリズムで、独特な言い回しで読み続けたくなる。俺がノートを書き始めたのも、彼女の文章の楽しさの影響。俺の創作意欲を刺激してくれた。彼女の文章力に到底敵うわけはないんだけどね。まず勝とうと思ってないけど。
    まだまだ書きたいポイントはたくさんあるんだけど、2万字ぐらい書けそうだから残念ながら割愛。
    最後に、なんせ可愛い。可愛すぎる。ありゃいかん。

思いついた4つを書き出してみた。多分俺はこの4つで構成されてるんだと思う。自分の中でブームが来て、終わっていくものもあるけど、この4つは終わりそうにない。それほど人生の指標になってるし、力をもらっている。
みんななにかしらののオタクだと思うけど、なぜか人に笑われるものもある。
例えばアニメオタクがネットでやいやい言われている投稿をよく見る。あまり人が好きなものにケチつけちゃダメよ。好きで誇りを持っているものを、そうでもない人が土足で踏み込んで汚しちゃダメよ。
俺の高校のクラスはそこをよく理解していた。アイドルも音楽もアニメも電車もいた。全オタクが俺のクラスにいたんじゃないかってぐらい。でもそこにケチをつけるわけではなく、同ジャンル内で共有したり、別ジャンルのオタクに布教しに行ったりと交流が盛んだった。
他ジャンルのオタクを軽蔑するのではなく、話すことで異文化を知れるし、視野が広がっていいね。

改めてジャパニーズ・オタクカルチャー最高。

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