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働くということ

皆さんにとって、働くって何でしょうか。色々なご意見を聞いてみたいと思います。

人の数だけ理由があり、価値観の差など、たくさんの話を聞くことができそうです。
皆さんと顔を合わせて、語り合う日が来ることを願っています。__________________________________________

■人はなぜ働くのか。

働く理由…稼ぐためか、社会貢献か、自己実現か。
労働とは何か。

家事、育児、介護、地域ボランティア…報酬のない労働を含めると、もっとたくさんの理由が見つかりそうだが、多くの人は、生活のために報酬を得ることを目的に働いている。

私は結婚して最初の1年間、専業主婦となった。【寿退社】と言えば聞こえはいいが、そんな悠長なことを言っていられるほど暮らしに余裕があったわけではない。

旦那の転勤先にお嫁に行ったので『やむを得ず』といったところだった。
『次の仕事までのひと休み』といった状態だったが、身に染みた貧乏症が罪悪感を刺激する。『私はニートかも…』と、複雑な心境だった。有り余るエネルギーを抱えていた私にとって、働かなくてもお金が入ってくる仕組みは【なんだか肩身が狭い】ものだった。

家事をパーフェクトにこなすスーパー主婦になれれば良かったが、誰もいない家で何をやっても楽しくない。

暇を持て余した私は、地域の公民館で主婦のたしなみと言われる習い事を始めた。

着物の着付け、茶道…セレブみたいだ。場違いかもしれないと感じていたが、なんとか期間を終えた。特に茶道…自分の指先が他の人から綺麗に見えるように…など、意識したことがなかった。

茶碗が割れないよう集中しつつ、垣間見える品のなさを笑顔でごまかし、何とか乗り切ったが、小さな饅頭をかじったときの先生の呆れ顔は印象的だった。

あんなに気を付けることが多いのに、最後に音を立てて、茶をすする事が良しとされていることには、すんなりと納得できなかった。

幸いにも色々な立場を経験し、私が思うことは、『人は社会とつながっていたい』ということだ。気の赴くままに出かけて、人と関わって、少ししたらまた別の場所へ行き…報酬は多いに越したことはない。出会う人と良い関係を築くことができればなお良い。

結局のところ『約束しなくても人が集まる仕組み』に心地よさを感じるのではないかと思う。職場は、この条件がそろっている場ではないだろうか。__________________________________________
先日、『物心ついた頃からエリートコースを歩んできた、部長の男性』の話を聞いた。

この男性は、物心つく頃からずっと競争し続ける生活を送ってきており、うまく人付き合いができないのだという。

定年を迎え、肩書のない普通の人となったこの男性は、近所の人達とのコミュニケーションに悩んでいる。

自分より上の人には、戦いを挑み、自分より下の人のことは見下してしまうそうで、近所の人からの評判があまり良くないらしい。

さて、このエリート部長は、今後、どうやって生きていったら良いのか。
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次の文章は、私の提案です。
『もっと良い方法があるかもしれない』とも思います。
皆さんならどんな提案をしますか?
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エリート部長が、どのようにしたら良いか…

部長も私のように緊張感のある習い事をして、呆れ顔をされたら良いのではないかと思った。自分ができないことを悠々とこなしている人ばかりの環境で、一定の時間を過ごす(任期を終える)ことができれば、尊敬できる人と出会えたり、この先長い人生が良くなるような気がする。__________________________________________
当時は、このようなことを提案しましたが、今は、また違うことを書きそうな自分がいます…
皆さんはどんな提案をしますか?


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