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読書レビュー

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2021年11月の記事一覧

グローバルリーダーの流儀 森本作也

マッキンゼーのことはほとんど書かれていないが、海外でビジネスをする人、特にマネジメント層にはぜひ読んでほしい内容でした。

シリコンバレーを対象に書かれていますが、東南アジアや他の地域でも十分通用する考え方で、私自身もこれまで多くのアジア人とビジネスをする上で大切にしてきた考え方が詰まっていました。

仕事第一ではないので、働かされていることを受け入れません。主体的に働くようにモチベーションをあげ

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なぜマッキンゼーの人は年俸1億円でも辞めるのか? 田中裕輔

競合との差別化

MECEからロジックツリー

マッキンゼーにおける役職と階級、評価制度、バリューをだすことの意義。

人に評価フィードバックをするとき、強みから挙げる、欠点は成長すべきところと表現する(もっと良くなる)、精一杯手を伸ばせば届きそうなところを目指させる、こと。

何のクエスチョンに答えるかを明確にし、アクション仮設を明確にする。

それが経営に大きな影響を与えるイシューになるかどう

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ビジネスモデルの教科書 大前研一

もし自分がその会社の社長ならという視点で各社の課題や現状からの経営戦略や打ち手を考察していくという、ビジネスアドベンチャーブックのようなものでした。

コカ・コーラ、ローソン、Uber、任天堂、キャノン、シャオミ、ゼンショー、クックパッド、日経新聞、Airbnb、ニトリ、島精機製作所といった企業を取り扱う。

5年前の書籍なので、日経、ニトリ、ローソンなどすでにこれらの打ち手で展開を進めている企業

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マッキンゼー流入社1年目問題解決の教科書 大嶋祥誉

常にSo what? Why so?を持ち続ける。

自分が作りたい資料を作るのではなく相手が理解できる資料を作る。

アンケートを作ることが仕事ではなく、アンケートで何ができるかを考え、そこから見つけた価値ある分析結果を使ってどんなストーリーが描けるかまで落とし込まれていることが大切。

自分は何を期待されているのかを正しく理解し、自分のユニークさは何かを知って、そのユニークさを期待される仕事に

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マッキンゼー式ロジカルシンキング 赤羽雄二

最近マッキンゼーの人々とご一緒することが多く、これまでとは全く違う世界の人々だと感じるので「マッキンゼー」と着く書籍を色々と読んでみます。

A4メモ書きで思考のアウトプットと整理を短時間で一気に行う。

理由は3つ挙げる。

マトリックスで頭の整理をする。軸の選び方は数をこなしてなれるしか無い。

フレームワークを使う。

ビジネスシステム、相互関連の構成要素、因果関係、FAW

3C

ロジッ

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