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コロナでも病気の子供たちに笑顔を

こんにちは。最近、友人と公園やビーチでフリスビーをする事にハマっています池田です。

私にはイスラエル人のルームメイトのマヤがいるのですが、彼女は普段、「ホスピタルクラウン」として働いています。
この言葉にあまり馴染みがないと思うのですが、ロビン・ウィリアムズ主演の「パッチアダムス」という有名な映画を見ると一番近いです。

癌など重い病気を患い、長い間入院しなければいけない子供たち。そんな子供たちに笑いを届け、日常に彩を添える存在です。
イスラエルの中でもいくつかの団体があるそうですが、彼女のグループは100人ほどのクラウンが所属しており、それぞれが担当病院で毎日活動しています。

マヤには、親友で同僚でもあるスマディという女性がいます。今回はその彼女の活動を紹介したいと思います。

スマディの活動は、長い闘病生活を送っている子供達の「Wish/願い」を叶えるというもの。
名前は「Clownbulance 」。クラウンとアンビュランス(救急車)をかけています。救急車は怪我や病気の人を助けますが、クラウンビュランスは心を癒すことを目的としています。

外に出ることすらも簡単にはできない重い病気の子供達。そこで、今行きたいところ、やりたいことを聞き、病院のバックアップも得ながらクラウンビュランス(中型バン)に乗って外へ連れ出します。これだけでもたくさんの人の協力が必要です。

ある子が「動物園に行きたい」といえば動物園に連れて行くし、ある子が「空を飛びたい」と言えば、飛行機に乗って空を飛びます。

この活動は子供達だけでなく、中々楽しいことをさせてあげられない、親や家族の気持ちにも寄り添った活動です。

そして現在、彼女たちはそのためのクラウドファンディングを行っています。152名からなるクラウンや彼女の活動に賛同している病気の子供たちの両親たちが代表になり、それぞれが寄付を集めています。

イスラエルでコロナが流行り始めた時は外出制限があり活動が出来ず、病状が悪くなっていく子供を目の前にしながら何もできないと、悔しい思いを吐露していたスマディ達。しかし今は細心の注意をはらい、コロナに負けず活動を続けています。

そのファンドページはこちら。寄付をすると匿名にならず名前が乗ります。

マヤがルームメイトでなければこの活動を知ることはありませんでした。つながった縁を少しでも広めたく思い、今回記載してみました。

彼女たちの活動に賛同して頂ける方は応援していただければと思います。

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