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自分の中に小宇宙があること

こんばんは、アレクサンドリアです。

占星学や精神世界の前提として、マクロコスモスとミクロコスモスの照応関係があります。
このことは、占星学を心で理解する上で、とても大切な概念だと思います。

マクロコスモス(宇宙)とミクロコスモス(人体)の対応は、人間のなかに大宇宙の本性や能力が内在しており、また大宇宙そのものが一つの人間であるとして、両者が類比関係にあり、互いに影響をおよぼす動的な関係にあることを意味する。
また、宇宙と個体が照応するという考え方は、錬金術や西洋占星術とも結びつき、医学、人相学、骨相学の原理ともなった。

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私が占星学を学び始めたとき、この考え方に懐かしさすら覚えたのは理由があります。
あれは33~35歳ごろ、潜在意識を開発するというセミナーで、初めて精神世界のことを学んだのです。

これは、姉からの紹介で、人生が変わるようなすごい内容だから、ぜひ参加するといいよ、と力強く言ってもらい、遠方というハードルはありましたが、7回で1クールを、結果的に3クールぐらい学ばせてもらいました。

そこで驚いたのは、自分の潜在意識が自分の人生をつくっており、自分の中に小宇宙があるということでした。

そんなことは、学校でも家でも教えてもらったことはなかったし、初めて聞く話で目からうろこでした。

たとえば、分かりやすい例でいうと、お金に対して、①と②の考え方があるとしましょう。
①お金は争いの元になるものだ。
②お金は皆を幸せにするものだ。

①と②のどちらかが潜在意識にあることで、自分の金運が変わってきます。

①だと、争いを嫌なものと考える場合、嫌なものは避けたいので、結果、お金を持ちたくないと潜在意識は捉えます。
②だと、皆を幸せにする良いツールだと考えると、良いものは引き寄せたいので、結果、お金が集まってほしいと潜在意識は捉えます。

実際はこのように単純ではないでしょうが、潜在意識に落とし込まれた考えは、自動目的達成装置のように、確実に実行されるそうなんですね。

ただし、自分が本当に心から思っていることのみになります。

当時、ある目標を持っていたのですが、頭ではその目標を叶えたいと思いつつも、心の中では難しいといった考えが払しょくできず、つまりは潜在意識には落とし込まれていなかったといえます。

しかしながら、自分の中に自分が司令塔である宇宙が広がっていて、自分の潜在意識が願望実現のカギを握っている、という考えが腹落ちできたのは大きな収穫でしたし、それまでの人生から目が覚めた感覚でした。

天王星の変革のエネルギーが働いた感じでした。

ただし、そこからの人生で、現実的な問題があれこれ起こり、それに対処しているうちに、すっかり潜在意識や小宇宙のことは忘れてしまいました。

それでも時折、そのような内容を目にしたり、耳にしたりすると、一度腹落ちした概念なので、自然と「ああ、そうだった」と思い出す、ということが繰り返されました。

この概念は、自己信頼にもつながってくる素晴らしい考えでもあると思います。
もちろん理解する、しないはその人の自由です。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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