ユング発達理論と占星術
こんばんは、アレクサンドリアです。
先日、キャリアコンサルタントとして会員になっている組織が開催しているセミナーに出席しました。
その内容は、キャリア支援に関するもので、上司との 1 on 1ミーティングや、キャリア形成のための自立的な学びの講座において、AIの力を活用して、人的にも時間的にも効率的で有効なものにしていく支援をしている会社のサービスに関してでした。
そして、キャリコンのセミナーではお決まりの、講演の後にブレイクアウトルームでの意見交換がありました。
今日の話はここでの感想になります。
まず、各ルームに分けられたあと、初めましての挨拶と自己紹介をします。
それが一巡してから、本題について一人ずつ順に意見を述べるという流れが一般的です。
私はいつも、正直に自己紹介をするので、かつては「企業で人事労務の担当をしています。」と話していましたが、今回は、「人事労務の担当をしていましたが、この夏で退職しました。」と話しました。
そして、ありのまま「今はキャリアコンサルティングだけでなく、占星術という、出生情報から自分について深く知ることができるツールを使って、自己理解や他者支援に活用しています。」と話しました。
ただ、そのように話した場合、大抵の傾向ですが、私と同じくらいか、若い女性においては時折、目がぱっと開いたり、目尻が下がったり、口元が緩んだりするのが、ZOOM越しでも瞬時に分かりますが、メンバーによってはこうはなりません。
先日のメンバーにおいては、私の他に、「大企業の人事部門」に所属していらっしゃるという、私より若い男性においては、一気に引いた感じが視界に入りましたし、私が自己紹介ついでに本題についての意見を述べるのを忘れたのもあってか、話したあとも私の時だけスルーでした。
また、「長年、企業の人事部門において働き、退職後は大学でキャリア支援をしている」と仰る年上の女性は、私の発言に表情がピクリともされませんでした。
まあそれは良いんですが、キャリア理論の中に、ユングやレビンソンの発達理論があり、ハンセンも精神性を重要課題として挙げているのはご存じなのに、「占星術」となると、「何それ?占い?」みたいな感じなんだな、と思ってしまいました。
そしてそれは、私の説明の仕方が分かりにくく、それによって相手がイメージしづらいことも理由にあると思いました。
ユングが占星術を実践していたことはよく知られており、ユングが同時代の占星術家たちと活発に交流し、ホロスコープを手描きしていたことは書籍にもあります。
このセミナーの内容自体は、現在、企業の人事部門に属していない自分にとっては、経費をかけて社内にそのシステムを取り入れるというイメージは湧きませんから、今後の参考になったという程度でした。
その一方で、ユングも活用していた占星術という非常に有用なツールをご存じでない方々に、今後いかにして知って活用していただくかということを、これから先、考えていきたいなあと思えるきっかけとなりました。
これから先にやりたいことや、やらねばならないことはたくさんあり、それらを一つずつ形にしていく過程ではありますが、ぜひこのことも、先々のやるべきことの中に入れて、実現していこうと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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