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人生後半からの楽しみ

こんばんは、アレクサンドリアです。

今日は一日中、今度のダンスショーのリハーサルに出かけていました。
私達の他に何組か、同じ先生の生徒さんたちのグループも集まっていて、年代も30代ぐらいから80代ぐらいまでの人達とバラエティに富んでいました。

ここで、私達は2曲踊るので、2種類の衣装を着ます。

1曲目は、縦長シルエットのベージュ系のロングドレスで、首は詰まっていますが、背中や腕は出ていて、とてもバランスのとれたデザインのドレスです。
髪はロングソバージュのウィッグをつけて、その髪をサイドで編み込み、キラキラ光る小さな飾りをちりばめ、頭頂部には金のカチューシャでアクセントをつけています。

もう一つの衣装は、白のTシャツに、赤地に黄色のハイビスカスの花の絵が描かれた布地(パレオ)をスカートのように着て、腰に緑の植物を巻き付け、首にも赤いレイの花の首飾りをつけます。髪はロングソバージュに赤いレイの髪飾りをつけます。

これらの衣装や小物は、主に先生が選んで下さったので、私達はただ着たりつけたりしただけなのですが、仲間に服飾の専門の人がいて、私のドレスサイズのお直しをしてくれたり、細かい部分にこだわってくれたりして、自分一人だと適当に済ませるところを、色んな人が関わるからこそ、助けてもらったり、より良いものが出来上がるということをとても感じられました。

また、リハーサルを通して、自分の踊りのことよりも、他の人達の衣装や踊りや様子を見るのが興味深く、近くの人達とはお話したりして、そのような人との触れあいがとても楽しかったです。

衣装を着るのをこんなにリラックスして楽しめたのは、人生で初めてかもしれないと思いました。気張って何かを着た記憶としては、成人式や人の結婚式のときの振袖やドレス、自分の結婚式のときのウェディングドレス、その後も何度か場に応じた衣装を着る機会があったように思いますが、ほとんどすべてのとき、胴や腰を締め付けたり、また緊張から、頭痛がひどくて全然楽しめなかったという悲惨な記憶がまず浮かびます。

それが今日はどうでしょう。衣装もヘアスタイルも締め付けることなく、また寒い格好の割にはリラックスしているので、身体もすこぶる快調でした。これも楽しめた理由かなと思います。

見た目も踊りも、若い頃のような気負いもないし、丸一日こうした行事に時間を費やすことに、以前ならば、後のことを考えて何かしらの焦りなどを感じていたかと思いますが、今日はそうしたこともなく、何て楽なんだと思いました。

私達の後も、年上の方達はまだ残られていて、もっと時間があるのだろうと思います。こうして歳をとっていくと、自分のために使える時間や余裕が増えてくるので、もっと人生が楽しめるようになるんだなと思いました。

これから歳をとるのが楽しみと、よく諸先輩方が仰られていたことが分かるようになりました。
それもやはり健康であってこそですね。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

#note         #タヒチアンダンス     #人生後半   #楽しみ   
#リラックス   #エッセイ

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