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好きな小説について星読みする

こんばんは、アレクサンドリアです。

noteには素敵な書き手さんたちが大勢おられ、空き時間にはできるだけ記事を訪ね、その方の文章に触れるのを楽しみにしています。

私自身若い頃は小説をよく読んでいて、好きな作家は(敬称略します)村上春樹や江國香織、吉本ばなな、古くは夏目漱石でした。

何に惹かれていたのかといえば、現代の3名の作家さんに共通する、軽やかな言葉選びのセンスや、透明な空気感。季節や風景が目に浮かぶような描写。そして何と言ってもおしゃれな雰囲気が漂うこと。

ここはアメリカ西海岸?ニューヨーク?ハワイ?
まるで自分が現地にいて風景に溶け込んでいるような、ワクワクした記憶があります。


その一方で、夏目漱石の代表作である「吾輩は猫である」は、とても公共の場では読めません。
どういうことかというと、静粛にしなければならない場所で笑いを抑えるのが難しい本も、実は同じくらい好きなのです。
又吉直樹の「火花」や、諏訪哲史の「アサッテの人」などは、家族がいぶかしがるほど笑えて仕方がありませんでした。
ちなみにどちらも芥川賞受賞作です。

おしゃれな文章が好きなのと同じくらい、文学的でちょっと難解、意味不明な笑いがある文章が好きです。なぜかと自分を問うても分からないと思っていましたが、ネイタルチャートにそれらしさがありました。

私が上記のような本を読む行為は、自分がやりたいこととして意欲的に行っているので、太陽のエネルギーを使っています。


太陽のサビアンシンボルは、牡羊座2度「グループを楽しませているコメディアン」。
実際、深く考えることなく話したことで人を笑わせたり、また笑われるのも好きです。


一方で、太陽の真向いの冥王星のサビアンシンボルは、天秤座1度「突き通す針により完璧にされた蝶」。
社交的で美しさを大切にし、場の空気を読んで、人から見られることを意識したエネルギーです。

これらは3-9ハウス(コミュニケーション軸)で対になっています。
こうして書きながら、実は両者が融合されていることに気づきました。
それは、笑い、意味不明な文章の中には、人間の深い部分に迫る描写がされている必要があるということです。

これは、冥王星の深く深く掘り下げるという性質と、太陽の笑い、ユーモアを交えた作品ということになります。

そして人間の本質は、どんな立派な人でも、その人の中に多面性があるという点で意味不明だということ。

さらに言えば、人間は神様ではありませんから完璧な人などいないのです。

なるほど、自分で腑に落ちました。

じゃあ、おしゃれでエアリー感があり、季節や風景が目に浮かぶような文章が好きなのはどの天体の影響を受けているのか。

これは、もしかすると、牡牛座金星の影響かも知れません。
金星は自分が好きなもの。牡牛座は五感にとっての心地良さを重視し、感性豊かで、自然や芸術的センスのあるものが好きです。

うーん、自分が好きなものが、自分が書けるものじゃないから、私は残念ながらおしゃれな文章は書けそうにないけど、せいぜい名作家さんの作品を読んで、至福感を得ることにします。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


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