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イスタンブール空港 シャワールームのお話

敢えてイスタンブールに寄り道(乗り継ぎ)してフィンランドへ。トルコ・イスタンブール空港にあるプライオリティラウンジでのあるモノのお話。


前回のお話はこちら

乗継便という選択

2024年10月某日、トルコ・イスタンブール経由で初のフィンランドに向かった。
フィンランドに行くなら、「フィンエアーで直行便、機内からマリメッコ満載、北極航路通過証明書をもらって、あ!もしかしてマリメッコ仕様のスペマ機だったりして!」と頭をよぎる。
が、旅行を決める前にたまたま会社の先輩で旅の志向が合うおじさまOさんとトルコの話をしていて、そのことが頭の片隅に残っていた。
「ターキッシュエアラインの機内食は美味しいらしいし、さらっと空港だけでもイスタンブールもいいかな…?」と経由便を選択。ちなみに10万くらい直行便よりも安く購入できた。

KIX21:55発
トルコ周遊団体旅行の年配層が多かった
映画も充実している
機内でシェフ発見
置き場に困ったパンは
温かいものが配られる
食事は噂通り美味しかった
お手洗いのアメニティは
大好きなモルトンブラウン♡


関西空港(KIX)からイスタンブール空港(IST)まで13時間。これだけでも十分ロングフライトなのだが、機内で仲良くなったブラジル人の女性は愛知県から車で関西空港まで3時間、関空からイスタンブールまで13時間、そしてイスタンブールから更に13時間超のフライトでブラジルへ帰国の途につくらしい。「お疲れ様でございます」と心底思った。そして別れ際、ブラジル式挨拶「ベイジーニョ(頬にエアキス&ハグ)」をして、お互いの旅の無事を祈った。

お手洗いに行く彼女とここで
チークキスしてお別れ


早朝のイスタンブール空港

イスタンブール空港では3時間の乗り継ぎ時間がある。とにかくさっぱりしたいのでシャワーを求めてラウンジへと向かう。右を見ても左を見ても日本はもちろん、これから行く北欧とは明らかに違うであろうエキゾチックな顔つきの人だらけだ。

無事乗り継ぎの保安検査を終え、
エスカレーターを昇ってくるとここに出る
彫刻並みの彫りの深い顔立ちの人たち

プライオリティパスが利用できるIGA LoungeはゲートA・Bの方向。yotel AIR(ホテル)とトイザらスの間にあるエスカレーターを昇った右手にある。
途中、種類豊富なバクラバに心惹かれるがそのまま通り過ぎる。

なかなか派手なパッケージ
美味しそうなバクラバ


IGA Lounge

IGA Loungeはとにかく広い。なんと収容人数は650人だそう。お手洗い&シャワーは入ってすぐと奥の方にもある。ここでは受付でシャワーを使用したいと申告はしなくてもよく、直接行って空いていたら使える。清掃の方が常にいて、使用していいか確認する。入口側のシャワールームは2つあった。

🔴を付けた所がシャワールーム
今回は入口すぐの所(右側)を利用
シャワールーム
アメニティは最小限
ロッカー
コンディショナーはない…
私は欲しい派

服を脱ぐ前にバスタオルがないことに気付く。バスマットもないのでとりあえず持参していた使い捨てスリッパを取り出す(シャワー後すぐにスニーカーを履くのはしんどい)。アメニティ入れのようなかごを見ると綿棒とボディスポンジ、白くて平たいものが1つ…タオルである。フカフカではなく、タオルというか大型ペーパータオルの柔らかい版。そう、セームタオルみたいな。

アメニティはこれだけ
持参はしているけど
せめて歯磨きセットが欲しい笑
広げた状態のタオル
確かに大判ではあるが…

バスマットがないのは辛いので清掃の方にもう一枚タオルをもらう。
私の問題なのか、シャワー後は扉があるものの、まあまあ扉の外まで濡れて床がびちゃびちゃになった。なので靴は遠くの方に置いておくか、ロッカーの奥に置くのをオススメする。
ドライヤーは持ち手部分にあるボタンを押していないと風が出ないため、毛量多めの私は乾かし終えるまで親指がしんどくなり、何度も休憩を挟む(笑)

他のラウンジのシャワールームとは色々違ったが、清掃も行き届いて、水圧も問題なく(これ大事)利用できる。

これから利用する方は歯磨きセット、コンディショナー、洗髪しない方はシャワーキャップやヘアゴムを機内持ち込み荷物に入れることをおすすめする。


広いので余裕を持って移動してね



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