プラモデル/タミヤ1/700駆逐艦松② 組み立て続き、お絵描き、読書。
駆逐艦松を作ることになったいきさつ、および、組み立て等、前回からの続きになります。
駆逐艦の対空砲火強化
駆逐艦は、もともと、日本海軍の艦隊決戦思想に強く関係し、それを支援するための水雷夜戦を実行する大切な艦隊でした。しかし、いざ、米国との戦いが始まると、珊瑚海戦であったように、空母機動部隊同士が互いの姿も見ずに、艦載機を繰り出し、応酬しあうという戦いに変化してきました。さらに、航空勢力の消耗戦が始まると、日本はミッドウェイでの大量のパイロット、航空機の喪失を挽回できず、艦隊は、航空攻撃にさらされ、まともに作戦行動がとれなくなりました。
そんな中、この松型駆逐艦は、さらにコストを下げて、対空砲火を充実させるという苦肉の策がとられました。12.7cm主砲は仰角角度を上げていますし、3連装の95式機銃ほか、25式機銃が多数、すえられました。プラモデルでも、甲板前部にそれがきちんと再現されています。
日本の駆逐艦の宿命、対潜水艦駆逐性能の遅れ。
アメリカ潜水艦乗りの苦難を描く アメリカ潜水艦隊の戦い
巻頭のアメリカ潜水艦の損失リストを見るだけで、いかにアメリカ潜水艦隊が、日本との戦いで犠牲を払ったか、わかります。悲惨です・・。
組み立てを進める。魚雷発射管を設置
煙突、さらに機銃などを組み立てていきました。ピンセットを使わないと、単機銃などは、すえることができず、かなり苦労しましたが、大好きな駆逐艦の姿がだんだん、現実的になり、わくわくしました。
甲板中央に、61センチ魚雷発射管を取り付けた時、よっしゃ!と思いました。これと高速こそが、駆逐艦の最大の武器です。
水雷夜戦において、魚雷発射管が93式を放つとき、暗闇の中で、シュッ、シュッ、シュッと、鋭い音が響きます。放たれた魚雷は、高速で敵に肉薄します。火薬量は連合軍魚雷の倍です。食らう方は悪夢でしかありません。
悲壮、猛烈な最後となった松の勇姿がよみがえる!
日本駆逐艦全史1986~1945
製作後、および、乾燥待ち時間等は、お絵描き
妄想の第23水雷戦隊旗艦 駆逐艦 夏風(ナツカゼ)のお絵描きを進めます。プラモデルで作っている駆逐艦松の特徴を多く盛り込みました。
塗料、道具の調達、おもちゃ屋さん訪問
次回に控えている1/350駆逐艦陽炎の制作に使用する塗料や、プラモ道具を買いに行きました。
子どもたちのプラモ制作状況
家族三人で、ニッパーは使いまわしです・・
再度、塗る。
塗りムラ、ランナーから切り離した部分の塗り残しを再度、塗装しました。
使用カラーは、箱の彩色指示に従いました。
説明書に、気になったことなど、メモしておきます。でないと、あとで、忘れてしまう・・塗り、乾燥、組みと、効率的にやらないとダメなので‥あ!この部分、昨日、ぬってなかった!とかになると、組みができません。
この日はここまででした。乾燥時間です。プラモやゆっくりやりましょう!
読書 ガダルカナル戦記
駆逐艦 夏風 お絵描き
第23A水雷戦隊の直衛はもちろん、ビーライダーズが担当します。
食料も自給持参。イエロウテイル(ぶり)を捕獲
ランチを設置
ランチの塗装は彩色指示通り、デッキタンのタミヤカラーを使用しました。
ヨコからのシルエットにしびれる!
失敗!
嬉しさに浸っていたところ…ん??
ん???
バカやろー、煙突の位置が違うじゃんかあ!!ひとつ前の穴だよ、接着場所は!!(しかも、ランナーから取り外す際、この部品を折ってしまうという情けないことをしていたのである!)
この部分は、ランナーから外す際、折ってしまいました。かなり、小さく、細い煙突です。取り外す際、さらに折ってしまうかもしれません・・。
悲しくなりましたが、この日は、ここでやめました。
操艦部分を描く。
絵の中では、プラモで間違えた部品も、アイデアとして、描きこみました。座席後部にあるのが、4連装魚雷発射管です。
取り外し成功と、マスト穴開け
煙突は、無事、取り外すことができました。艦橋のマストを通す穴をあけました。しかし、穴の角度が真っすぐすぎで、斜めにマストが入りませんでした。後ろから支える部分と接合できない状態です。
駆逐艦の錨が小さすぎで、苦戦。
ここまでのプラモデル駆逐艦松の勇姿
マストを立てるとさらに、軍艦らしくなります。
横から見るともう・・サイコー!
先週の制作は、ここまででした。
そして、プラモデルと並行し、駆逐艦お絵描きも進めることができました。
駆逐艦、かっちょいい!最高!日本海軍すべての駆逐艦に栄光あれ!
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