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プラモデル/タミヤ1/700駆逐艦松③組み立て続き、週末の工作 、お絵描き、読書、ガダルカナル戦記。
前回の組み立ての続きになります。
今週末、進められたのはサーチライトの塗装のみ。ピンセットがなくなってしまい、無理やり、手でやろうとすると細かい部品が多すぎて破損してしまう可能性もあるので、注文したピンセットが届くまで、しばらく我慢。
あとはマストを立て、ランチの支える部品をつければデカールを貼るのみとなる。とりあえずは指示に従った塗装もこれで終わり、なんとか37年ぶりのプラモデルも形にできそうだ。
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タミヤカラークロームシルバーを使用。塗装指示に従った。
駆逐艦とサーチライト照射
水雷夜戦においてサーチライトを敵に当てることは身の危険も伴った。なぜならば自分の居場所を知らせるようなものだからである。
だが敵に最も近い駆逐艦が他の駆逐艦に敵の位置を知らせるために危険を冒しサーチライト照射を行うこともあった。リンガ沖夜戦ではそうした危険を伴うサーチライト照射が行われ敵の姿を浮かび上がらせて標的にすることを可能にしたということもあった。
この駆逐艦松をモデルにしたお絵描きも進めた。
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駆逐艦、お絵かきも進めた。
週末の工作、ワークショップ参加
週末は子供たちが大好きな工作の機会ということで木工のワークショップに参加。
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次男君はモザイクの鍋敷きに挑戦した
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長男君は、木工の歯車看板に挑戦。
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タイルを置いたら目地を入れる。そして半乾きの間にそれを拭き取っていく。
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次男君の鍋敷きモザイク完成。とても綺麗です。
ヘルプを頼まれてお絵描き
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僕は長男君のヘルプをしました。マイクラの羊を描いてほしいといわれ描きました。難しかったです。
木工の塗装
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ゾンビの色塗り中です。備え付けのアクリル塗料を使用していました。
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色塗りも終わり無事、組み立てが完成しました。
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あとは歯車のところに文字を書いてクルクル回せばそれが看板になるということです。とても良い作品になったと思います。
コースター
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奥さんはコースターを作っていました。色がカラフルで素敵です。
ガダルカナル戦記 読書
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プラモデルを作りながら、ガダルカナル戦記を読み進めます。
一木支隊全滅
陸軍のエリート部隊とされた一木支隊は無事上陸。3日目にヘンダーソン飛行場に対し、総攻撃を仕掛けますが、すでに榴弾砲や大砲を各所に据えて、陣地を強固にしていたアメリカ軍を崩すことはできず全滅します。
アメリカ軍の強固な陣地構築を見抜けず、日本側の甘い認識
まだ日本側はガダルカナルを取り返すことが不可能になっていることは認識できませんでした。アメリカが上陸した後、即座に日本側は25航の空襲や艦隊を派遣し第1次ソロモン海戦では一通り勝利しました。またその後、何回か偵察機を飛ばし、参謀も飛行機に同乗し、確認。そして敵の動きは活発ではない、弱っている、こちらの攻撃は有効だったと判断します。その上での一木支隊派遣でした。しかし、それは誤りだったことは先の支隊の全滅で明らかです。
アメリカの機動部隊がガ島近辺にいない。たたくなら今と焦った。
アメリカ側は上陸を終えた後機動部隊を大切にし、すぐさまそれを引き上げさせました。日本側は敵の機動部隊が付近にいないことから、これはこちらの反攻が成功したと楽観的に考えてしまいましたが、既に島には1万数千の海兵隊が上陸しており、十分な弾薬や資材食料、戦車等が揚陸されていました。奪い取った飛行場を補修し、近辺に重砲を設置するなどし、陣地構築を行っていたのです。それぐらい必死で本気でした。そのアメリカ側の動きを日本側は全く察知できてきていなかったのです。
一木支隊には正しい分析情報が与えられていませんでした。いち早くガダルカナルを奪回ということで機銃とわずかな砲しか持参していませんでした。それに対してアメリカ軍は奪い取った日本軍の飛行場周辺を完全に陣地化し重砲を据えていました。また戦車もあった。勝てるはずがありませんでした。
設営隊と上陸隊は密林に遮られ、連携も、連絡も取り合えない。
ガタルカナルには先に設営隊がいましたが、一木支隊は米軍によって追い払われた彼らとは真逆の位置に上陸しておりまたジャングルの悪路の中では互いに連携を取ることは不可能でした。
奪われた飛行場に米軍機が着陸。空母を討て!第二次ソロモン海戦のきっかけに
そして飛行場には米軍機が着陸し始めます。ということはこれを持ってきた空母がいるんではないか?と日本側は偵察機を飛ばし近くにアメリカ軍の機動部隊がいることを発見しました。これを討てということで日本軍の艦隊が海域に向かいます。これが第二次ソロモン海戦の理由となるのです。
この間、アメリカの上陸、そして第2次ソロモン海戦まで、1ヶ月も経っていません。ガダルカナル争奪戦の歴史は読んでいては目まぐるしいです。
駆逐艦も大きな役割を果たしたガダルカナル争奪戦
ガナルカナルでは駆逐艦も大きな役目を果たしました。一木支隊の上陸の護衛を行ったのも第二水雷戦隊の駆逐艦でしたし、また、その後数日、駆逐艦陽炎はガダルカナルの沖にあり艦砲射撃を行ったりしました。
ルンガ沖夜戦を指揮した田中司令官、ガダルカナルに赴く
田中司令官は急に水雷戦隊を率いてガダルカナルへ赴くことが命じられました。一木支隊を上陸させるためですが、それまでカダルカナルがどのような状況になっていたか全く知らされていませんでした。また水雷戦隊は寄せ集めの艦隊となっており田中司令は、あまりに急いで出撃することを命じられたため、当初、各艦長の名前すら把握できませんでした。また各艦の訓練練度も把握できぬまま、夜中を徹して命令書を作成し、急ぎ足で、ガダルカナルに赴くことになったのです。
この間多くの駆逐艦は、キスカやアッツ方面の作戦に参加したり南洋の掃海、駆逐艦出没の情報を聞けばそこに駆けつけるなど休む暇なく酷使されていました。
駆逐艦たちははガダルカナルの戦いの終わりまで、兵員上陸支援、ネズミ輸送、護衛、そして、この後起こるルンガ沖夜戦では敵の重巡艦隊を叩きのめししました。
ガナルカナルの歴史を読むことは、日本軍の戦争の仕方、誤りなどを振り返るとともに、駆逐艦が大きな役割を担った歴史を読むことにもなるのです。