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ドルオタが気がついたらとどろきに通いつめていた。

この記事は「川崎ブレイブサンダース【Be Brave】 Advent Calendar 2024 - Adventar 」17日目への寄稿となります。
文章を書くのは好きだが、まとめは下手。という《質より量》な文章でお届けしますのでご容赦ください。
16日目のumiumiさん、わざわざご紹介いただきありがとうございます!
「あの日行かなかった後悔」は通ずるものを感じました。
齋藤選手とロウル…!その話もできれば良かったのですがなんせ他チームへの知識が乏しいのでまたの機会に…。


はじめに

今回のタイトルでも上げたが、本現場はダンスボーカルグループ(※長いのでここでは平たくアイドルで通します)を応援している。
このアドベント企画で他界隈からやってきた人の記事は他にもいらっしゃった。それだけたくさんの人を虜にする魅力があるチームなんだな、と。読んでいて共感する部分もかなり多かった。


・ドルオタ(私氏)簡易説明書

(読み飛ばしてもそこまで支障ないです)
オタク遍歴:アニメ⇒声優/ニチアサ⇒メン地下⇒名古屋ドル⇒スタダ・Bリーグ(現在)
趣味:布教

聞かれなくても説明させてください、でもあとで少しだけリンクします。
主に通っている現場はふたつ。

①超特急
※よく間違われるが、韓国アイドル(超新星)でもお笑い芸人(超新塾)でもない。
スターダスト所属の男性9人グループ
今月12月25日で結成13年を迎える。
メインダンサー・バックボーカルという、ダンサーが前・ボーカルは基本後ろというスタイルを作り上げた。
グループ名になぞらえ、メンバーに号車番号が振られておりファンの名前は8号車
横アリや代々木第一、たまアリで単独公演を長年実施するもなかなかTV露出がなく苦い時代を過ごすが1年半前に新メンバー4人を加え「変化」と「進化」を手に入れ大躍進を遂げる真っ只中。

②ONE LOVE ONE HEART
スターダスト所属の男女混合9人グループ
メンバーのひとりがバラエティ番組でバズり、加えて高い歌唱力で世に見つかり始めました。
ハーフタイムショー呼んでください、お願いします。

その他
スターダスト所属の子たちが好き。
ONE N' ONLYやAMEFURASSHIはワンマンに行ければいく…という感じ。
スタダはいいぞ。



・川崎を応援するようになった経緯

めっちゃ新規です。
昨年(2023年)夏、仕事から帰宅してTVをつけるとたまたまW杯フィンランド戦を中継していた。
学生時代にバスケをやっていてルールがそれなりに分かったので視聴、プロバスケをはじめて見て河村勇輝選手のプレーに心奪われ、そのあとの日程すべて視聴した。

同年12月31日はじめての現地観戦:横浜BCvs三河
はじめて生でみるプロバスケに大興奮、その数時間後に目当ての選手が紅白に出ているという謎の体験をする。

前日に一眼を購入。初めての試合に撮影で分からないことだらけだったけど、とにかく楽しかった。



1月12日 川崎ブレイブサンダース×EBiDANバスケ部 Youtubeコラボ動画UP
当時は川崎のことをよく知らなかったし、謎コラボだし応援しているチームじゃないけど、
違う世界戦の推しコンテンツが交わったことは嬉しかった。
※動画はそんなにおもしろくはない(プロのプレーを見慣れると何を見せられているんだ…?の気持ちになった)
川崎にどっぷりはまってから見ると、コーチしてる選手たちが可愛かったので時差で楽しめはした(笑)



1月13日、14日 オールスターゲームを配信視聴。
スキルズチャレンジで河村選手に吠える篠山選手が脳に刻まれる。
ロウルの存在に気付く。
裏動線でカチャーシーを踊る姿やだれかに眉間にしわを描かれた姿、絶対に今じゃないタイミングで背後を走り抜ける姿に悶絶。

横浜ホーム戦でなかなかチケットが取れず苦戦。
ロウル見たさにチケット確保。「そういえば、あの篠山さんって川崎だったな」

2月7日 琉球戦 初とどろき来場
ロウルかわいいよロウル!!!!!!!
ロウルが可愛すぎた、次の試合観戦予定を立てる。
(このときはどちらかというと川崎の選手より琉球の選手目当てだった(岸本選手/今村選手))
なんか若い子がめちゃくちゃ活躍してた、試合が終わってからますこぴのプロデビュー戦だったことを知る。
※まだ観戦慣れしておらず場内アナウンスを聞き逃している

この日のカメラロール。アニメーション作れそう。
この記事を書くにあたってデビュー戦のますこぴ写真がある事に気づく。よくやった私…!



3月2日 川崎vs横浜BC 神奈川ダービーGAME1
このときはまだ横浜を応援していたこともありアウェイ側へ座っていた。
ロウルかわいい

この写真に写ってる人でそのチームにいるの竜青さんだけなのスポーツ選手儚すぎる。



3月20日 ロウルデー
完全にロウル沼へ落ちている日程チョイスである。
ロウルかわいい
あのPGの選手気になるかも、プレー好きだな
ロウルかわいい

主役可愛すぎるよ主役。
ヘアバン兄弟 ロウルver.



そこからロウル目当てだったのが徐々にある選手(※割愛)目当てに観戦していく。
そして応援するうちに、ドルオタの性なのか箱推しになり大前提みんな大好きに。
ニックの最後のホーム戦とかぼろ泣きした、ゆうだいさんが泣きながら通訳してくれる姿とかかなり効いた…
2月にはじめてみたチームを2か月足らずで泣くほど大好きになれるってすごいことだなと。
川崎の歴史においてはじめてCSへ行けなかった年ではあったが前述の通り、その年に応援し始めたので残念という気持ちは少なからずあったもののそこまでの喪失感や悔しさの実感はなかった。

NICK THE LASTでのトム
お茶目すぎる、大好きだったのでまた日本でプレーを観られる日が来ると信じています。
ロウルに優しくしてくれる人はみんないい人。
賢次さんも大好きだった。
ドイツで頑張るって発表見た時は驚いたけどカッコよすぎる。



・違いに苦しめられるシーズンオフ、そして新シーズン開幕

シーズンオフ、こんなに恐ろしいなんて思ってもみなかった。
あんなに毎週あった試合がパタリとなくなることはもちろんだが、それとは比較にならないほど辛いものが待っていた。
それは、「移籍」というトンデモ行事(?)である。
アイドルを応援している中で移籍は99%経験しないのである。
ましてや「卒業」「脱退」「退所」これらはオタク人生の中でできることなら出会いたくない行事である。
※オタクの一番嫌いな言葉「大切なお知らせ」
シーズンが終わったと同時に各チームでこの「移籍」が繰り広げられ、それはもちろん川崎も例外ではなかった。
仕事中でもキリのいい時間に震える毎日。
スポーツファンの皆様はこんな過酷な期間を毎年耐えているのやばい。
みんなそのままいてくれないかな…
またしても割愛するが、私のBリーグ初年度は史上最悪と言っていいような形でこの「移籍」シーズンを終える。
いいんだ、これより辛いこと今後絶対ないから…

なんやかんや時は戻ることも、なにかがなかったことになるわけでもなく当たり前に過ぎ去り、新シーズンが開幕する。
チームの1/3が入れ替わり新しいシーズンがやってきた。
大好きだった昨シーズン居た選手たちが目の前にはもういないことが寂しかったが、vs宇都宮プレシーズンゲームはワクワクが止まらなかった。
とくに鮮明に記憶へ残っているのがこばりんのスピードだった。
新チームお披露目前から「スピード」というワードは度々目にしていたがここまで早い選手がいたことも知らなかったし
自身が応援するチームへ来てくれたことが嬉しくてたまらなかった。
これは、本当にまったく違うチームが出来上がると感じた。
結果は負けてしまったものの、遼くんのスタメン起用に加えてあのディフェンスを見せられたら、
新加入の選手たちのプレーの数々を見せられたら開幕への期待は高まらざるを得なかった。



・神は死んだ


天皇杯は信州戦のみ現地へ。
はじめて東京神奈川以外の場所での観戦だったし、迷わず行ったことは今考えると沼落ち速度がトップスピードすぎている。
今季RSではリーグの仕組み上対戦することはなく、そしてこの天皇杯は宗教上出ないらしいが帯同はしてそうだったのでビュフォード選手が観れることを楽しみに向かった。
新シーズン公式戦1試合目ということもあり、応援している側も気合十分だったし序盤からしっかり応援していたと思う。
そして観ている中で事件は起きたのである。
選手交代の場面で会場がざわついた。
なんのざわつき?と思っていた中でオフィシャル前へ目をやるとそこにはビュフォード選手が交代待ちしていた。
話、違うくない?????????
宗教とは。神、死んでもうてるやんー
そこからはひたすら必死に応援である。カメラ勢だけど撮ってる場合じゃねぇ!!!という気持ちで必死に声を出し、チームも勝利を納めた。
観たかった選手のプレーを眼前で拝めたことはありがたかったが、まさに「手に汗握る」とはこのことだった。
余談だがプレシーズンゲームで購入したロウルぬいを群馬戦の帰路で失くしていた。
握るべきは汗よりロウルぬいである。

交代呼ばれて待ってたのにネノさんにキャンセルされる瞬間。
あまりにも子犬。
失くす5時間前ぐらいの浮かれた写真。



・サンダースが人生を変えた

時は少しさかのぼるが、今年8月に長年勤めた会社を退職した。
ずっと辞めたいと思ってはいたものの、なかなかその一歩を踏み出すことができずズルズルと続けていた。
しかし、きっかけは思わぬところで舞い降りる。
昨シーズンの最終節(横浜BCvs川崎)、私はGAME1しか現地で観戦することができなかった。
「ニックの最後の試合なのになぜ私は働いているんだろう…」
これがずっと心残りだったのである。
シフト制で当時木土休みだった私。水曜は有休まだ出しやすいけど日曜はさすがに何度も出せない。
「土日の試合が観れるところで働こう」
と思い8月で退職し、なんとか開幕までの転職に間に合い10月から今の職場で働いている。
カレンダー通りの勤務で土日祝休み、今まで接客業しかしてこなかった私は人生初の年末年始休暇も手にした。
その上残業もかなり少なくなったし給料も上がった。
家に帰って自由な時間もできた。
本当に感謝している。素敵なチームに出会えてよかった。ありがとう。
おかげで人生も明るくなりました。



・なぜ、川崎だったのか

上記の通り、はじめは横浜BCを応援していた。
別に嫌いになったわけでも河村選手が海外へ行ってしまったからでもない(在籍時にすでに鞍替えしているし)
(むしろ横浜の選手たちも大好きなので、バスライでたまに試合は観る)
きっかけはチケットが取りやすかったということ。
これは今でも大きいと思っている。川崎はシーチケがないので色んな席を試せるのも魅力だと思う。
ちょっと話は戻るが席が選べる点は感動した。
金額も座席によって変わるので「この席なのにこの金額か…」とならないし、
空いていればお気に入りの席に毎回座れる。
アイドル界隈からやってきたので「推し前」に入りたい気持ちがあるので整理番号順で入ればできる限り推しの立ち位置付近へ行くし
可能な限り自身が好きな視界にしたいのである。
本当に最高のシステムだ。
座席の話はさておき、なぜ川崎を応援するのかだが私の中では大きく2つある。

①丁寧なアリーナ
これはどうしても過去赴いたアリーナとの比較になるのは許してほしい。
決して批判ではなく、とどろきアリーナが良すぎるのである。
・大きすぎず小さすぎないサイズで2Fでも選手がわりとしっかり見える。
・演出が派手。
初めて見た日のオープニング演出の感想
「火事じゃん、あれはちょっとしたボヤ」
座席によっては炎の熱を感じることもある。
とどろき初の友人と観戦する際には「演出みてて、川崎の演出はちょっとした火事だから」と自慢げに説明している。
もう少しいい説明を考えた方がいい。
・そして、<丁寧>の大部分をたらしめるのは高森てつさんのMCである。
今なにが起きているのか分からないことは試合において起きやすい。死角だったり、目を離した瞬間だったり、見ていた瞬間ですら分からないときがある。
それを「状況をご説明いたします」と丁寧な案内が入り、見ている全員へ説明してくれるのはきっととどろきアリーナだけである。
この説明が入る、という前提があるので友人を連れていきやすいし、
観に来てくれた友人たちも「説明が入るから分かりやすかった、置いて行かれなかった」と観戦後に話していた。
しかも丁寧さに加えて味方はもちろん、相手チームへのリスペクト溢れるMCはアウェイ側で行っても大好きになってしまうに違いない。

②篠山竜青が主将のチームであること
あのオールスターで、一回り以上年下の河村勇輝へ吠える篠山竜青を観ていなければ、このチームをここまで応援していたのだろうか?
年下選手へ吠え、わずか数秒の差で負け地面へ突っ伏する姿、登場シーンでふざける魅了する姿…
「あのおもしろかった選手」という印象が初見だった私はRSで観た、体を張ったプレーの数々というギャップに富んだ姿にやられてしまった。
しかもプレーだけでなく試合後やメディアへのインタビューの言葉が巧い。
そしてたまにアップウェアが後ろ前だったり、ユニを脱いでコートへ出ようとしたりちょっと抜けている部分も応援したくなるポイントなのである。
(超特急を応援している身としてはパフォーマンスリーダーとしてステージに全身全霊をかけて立ち表現するが、ステージを降りるとたちまちドジっ子になるユーキさんと重なっていた。)
そんな竜青さんの隣に立つはせや、背中を見て育つ他のみんなが大好きになった。
この人がいるからこそのチームなんだと思う、じゃなきゃベンチであんな元気にならないって。熱波師何人おるんや。
愉快さと熱さを兼ね備えた「川崎ブレイブサンダース」が大好きなのである。
絶対に竜青さんがキャプテンで優勝する川崎が観たい。
応援して1年足らずでそう思わせてくれるのはきっとこの人しかいないんだと思う。
ブレイブレッドととどろきの炎が1番似合う人です。




・20戦終え苦しい今、なにを思うか

正直苦しい、よね。
ここまで勝てないなんて思ってなかった。
でもまだCSに行くことは諦めていなかったりする(笑)

えぐい勝率である。

良くも悪くも何が起きるか分からないのが勝負の世界なわけで。
昨シーズンの優勝チーム広島は序盤は勝ち星を上手く上げられず後半で勝率を伸ばし、ワイルドカード下位から年間優勝へたどり着いた。
しかも、当時の現代表はひとりもいなかった。
代表選手がいっぱいいるから勝てるわけでも、元NBAプレーヤーがいるから勝てるわけでもない。
だからここ面白い。
悪く言えばここから全敗するかもしれないし、全勝する可能性だってある。
そんな今季、声を枯らしながら応援していきたい。
アウェイ戦で喉ガビガビにして帰る率が高すぎる…
発声の仕方が悪いんだろうけど。
ファミリーの皆様、ガビったあとのおすすめアフターケア法あれば教えてください(笑)

きっと5月には面白いシーズンだった、いいチームだったと思えるはず。


明けない夜は無い。光は必ず差す。


長い文章(約6500字)を最後までお読みくださりありがとうございました。

おまけ:川崎布教シート

今季はじめて来てくれる友人へ向けて送っていたもの。
次に誰か来てくれる予定があるわけでもないのに思いたったら更新を重ねている。
選手によって文量がまばらなのは許してほしい、きっとまだ増えるので。

スペースが足りなくてロゴを塗りつぶしてしまっているので問題があれば削除します


おまけ②:出陣式でのとあるふたり

怒られないか心配になるレベルでずーーっとお喋りしてた





明日18日目はhjmngsさんの「あの競技も新アリーナで見たいよなぁ」です。
匂わせ方が上手い…!投稿楽しみにしています。
他の参加者の皆様の記事もまだの方はぜひ。
素敵な企画ありがとうございます。

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