NAS更新の悩み②
前回の続き。
最初の記事を執筆した時点で把握していた内容ではあるものの
長くなりすぎるので改めてこちらに書くことにした。
前回NASの更新において、以下を要件としていた
①3.5インチHDDベイ×6
②10GBASE-T搭載(10GBASE-Rでも可)
③10Gの通信でボトルネックにならない性能
④あまり嵩張らない筐体であること
⑤予算15万円前後
※④⑤は漏れてたので追加
新しいものが見つかったので、所感を書いていく。
1.ZimaCube Pro
2023年の秋頃からKickstarterで資金集めを開始したプロジェクトであり
今年の8月に日本語ページも出来ている。まだ販売はしていないが。
詳細なスペックの説明は省略するが、値段も含めて表面上必須要件を満たしている製品。
相当惹かれるものはあったが、残念なレビューを見つけてしまった。
要は書き込み性能がダメダメで、10GbEでも300~500MB/s程度で
転送速度も不安定ときてる。
Core i5-1235U、16GB DDR5-4800の構成でちょっとこれは遅すぎだろと思う。
本製品はGPUも積んで生成AIもできると豪語しているが、肝心のNASの部分がイマイチじゃねぇ。。力の入れどころ間違ってるでしょ。
あと日本語ページが出来たときに、メアドを登録すれば割引クーポン発行すると触れ回っていたが何の連絡もない。
半捨てアドで登録したから大した影響はないが、メアド収集してただけじゃないかと勘ぐりたくなる。
おまけに、英語サイトでは品切れ状態になっており入荷の目処も不明である。
ここまで積み上がると、ZimaCube Proは候補から外すしかない。
2.TerraMaster F6-424 Max
昔はamazonで安いDASを売っているのをよく見かけたメーカーだが、
近年はNASも見かけるようになった。
その中でも、先月出たばかりF6-424 Maxがいいところを狙ってきている。
詳細なスペックはZimaCube Proに近く、値段も15万程度である。
しかしながら、ただでさえTerraMasterのNASは情報が少ないのに
OSまで刷新した製品となると人柱もいいところである。
一応LinuxベースでWindows11ライクなUIを搭載しているのは分かるんだが。
購入してレビューすれば、それは素晴らしいことかも知れない。。
若干迷いはあるが、判断保留とした。
3.自作
前回はケースとパーツの相性で断念としていたが、
国内調達にこだわらなければ選択肢は格段に増える。
その調達先はAliExpressになるわけだが。。
割と理想的なモノが見つかったので、構成が大分固まってきた。
これまた長くなるので、詳細は次回に持ち越し。