いち春

かんとりーまぁむとワルツを

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最近の記事

混ざり合う

「今日はいい日なんですよ」 暗闇とと夕方が混ざり合い、心地よい風が吹く川沿いを3人で歩く 抱き合い、話し合う時間 あんぱん食べて泣いた日 音楽に浸る時間 3時間歩いた 普通て何って聞かれても分からない 分からないけど、普通だったんです ただそれだけなんです 余談ですが、彼が体調を崩さず何とか乗り切れるように祈ってます

    • 寝れない夜に

      明日の予定が楽しみで眠れない わくわく、どきどき こんな感覚は久しぶりやなぁ 今まで忘れていた感覚 普通に生きること 忘れていた自分を取り戻すこと きっと今すぐは無理だけど、迎えに行くよ あの頃置き去りにしてしまった私を走って迎えに行くよ 今日はいい日になるよ 絶対いい日になる 忘れられない夏 寝れないけれど何だか気持ちがいいね

      • 少し

        少し歩いてます 今日も少し歩き続けてます 散歩やないです でも歩いてます 私狂ってます 普通やないんです 周りから見たら変人です でも人として少し歩いてます 頑張りたいです 少し前かがみになってしがみつきたいです 少し少しだけ 生きたいです

        • また始まった

          あぁ〜落ちてきた、堕ちてきた 心がざわざわし始めた いつも急にやってくる 高速道路をぶっ飛ばし、目的地まで最短でやってくる もうどうにでもなれ ダメだったら死んでしまえばいいんだ 諦めて、諦めて途方に暮れる いつまでこの生活続けるの? まぁ行ける所まで行ってみる予定 身体はもう普通じゃない 疲れたなぁ 1回サービスエリアで一服でもするか そしたら気分も少しは晴れやか、肺は曇り空?夜空? ゆらゆら帝国聴いてみて 凄いから 頭から音が離れない 永遠リピート これはやばい音だ

        混ざり合う

          らっきー 幸運 lucky

          「ここの駅で待ち合わせで!」 前日の夜初めて2人っきりで遊ぶ彼からのDM 今週はその彼と何を喋ろうかずっとそわそわしながら平日を過ごしていた 当日、朝目が覚めると携帯は深夜0時12分を指す やっぱり休日は起きてしまう私 寝ても寝ても数分、数時間事に目が覚める 不眠症さんがひょっこり顔を出して、何食わぬ顔で横に座っている 私は嫌な顔を少しするが、奴はそんなことお構い無しに私の横で佇んでいる 殴ってやろうかと思ったが諦めの方が早かった 渋々ベットから起き出す 午前3時 辺りは

          らっきー 幸運 lucky

          冷蔵庫

          出会いがあればいつか訪れる別れが怖くなる 私は自分にとって大切であればあるほど別れがとてつもなく恐怖に思えてくる 今年は沢山の人と出会って話をした気がする この歳で新しく出来た友達 憧れている人との思い出 出会った音楽、物 その全ては時間とともに日に日に大切さが増してくる 私自身はどうなっても正直構わない しかし、周りの大切がいつまでも元気でその姿、形を維持して欲しくて常日頃から大事に冷凍保存するのだ。 冷蔵庫の中はぱんぱんに膨れ上がるがその度に大きな物へと形を変えてゆ

          感情

          私は今ちゃんと人として自分としての道を歩めているだろうか 昔から自分の中の何かを留めて溜めて溜めて生きてきた 独り言が多い自分 きっと誰かに話したくて、聞いて欲しくて、1人でいる時だけそっと呟いている 無意識下の中で心の中から姿を表す誰か これが本当の自分なのだろう 周りの人 友達、友人なんて気安く呼んで良いのだろうか 所詮は人と人 たまたま生活してゆく中で出会って、同じ時を過ごして、気が合うから一緒にいる これが友達?友人? 私にはよく分からない 本当に心の底から信頼

          お盆

          今年のお盆休みは特に予定がない 未だかつてこんなにやることが無い休みは無かった気がする。 何をして過ごせばいいか分からなくなった。 暇だ。 昨日は自転車で灼熱の中を漕いで漕いで宛もなく過ごした。 皆は何をしているのだろう 休みの時ほど予定を作るのが下手な私 じっとしているとそわそわしてしまう 誰かに連絡しようか 話をしたい人は居る けれどもその1歩は重く、踏み出すには勇気が足りない あの人は何してるのかな 憧れてるあなたですよ 気づいていたら恥ずかしいなぁ 連絡くれたら

          熱中症

          昨日はとっっても暑かった 自転車で炎天下熱風を浴びながら走る 夏ですねぇ 会いたい人に会いに行く その人の熱、周りの熱 体が火照る 心が熱を帯びてゆく 昨日の思い出を心に刻み込む あの一瞬一瞬 心で現像を繰り返す 拙い言葉でしか思いを伝えられない 頭で理解できない言葉を口にする あなたの言葉はとても綺麗で私を包んでくれる 心臓が振動する 流れる音、音 涙がこぼれそうになる けれど、それは勿体ない 耐える 目に見える全てを忘れたくない きっと昨日は夢なんだ 夢でもいい

          暑い夏

          今日は色んな人と会って会話した たわいもない会話 その人の日常 沢山話をした 今日も暑い暑い 夏独特の空気、匂い 袋の中で溶けるアイスクリーム 溶けて形は分からなくなった、けれど今日のこの一日は溶けても形を失わない 夏が来た、今年もやってきた 暑い夏がやってきた

          チョコレート

          寝れない日があったでいい いつも許せない自分を抱きしめてあげたい 煙草に火をつける チョコレートの匂いがする 甘くない ビターな香り 硬い椅子 ベランダから見えるあの家の電気はまだついている あの人も眠れないのかな 同じ時間を生きている きっと同じようで同じじゃないんだろう ひとり ひとりぼっち 微睡み 微睡みに身を委ねる 目を閉じる 闇 闇

          チョコレート

          熱帯夜

          目が覚める 時刻は3時34分 特にやることがある訳では無いが体を起こす。 ヘッドホンから言葉を流す 流れるお気に入りの曲 オレンジ色のアルバム 言葉の一つ一つが体に染み込んでいく 7月、8月やりたいこと、会いたい人が沢山いる 今までざわついていた心が落ち着きを見せる きっと暑くて眠れない今年の夏はいい夏になる 外では蛙が鳴く このまま終わってもいい そう思えるような日々を過ごしたい 願っても願ってもそれは難しい けれど、今だけはそんな願いを抱いていたい 不規則、不安

          頭と心

          雨 雨 雨 纏わりつく湿度 流れる音 リズム 炊飯器の湯気 開ける指先 汚れた自転車 野良 野良 タコス 冷たい鍋 ベトベトの黒 沈み込む枕 ひんやりぶらんけっと 窓から見える太陽 朝 カラスの鳴き声 タイヤ爪とぎ猫ちゃん 頭の中と心 静かな心音

          希望

          希望ってなんだろう 人それぞれに希望って存在するのだろうか 希望を見出して日々の生活を続ける それは途方もない人生の始まりなのかもしれない 希望があれば頑張れる 本当にそうなんだろうか 綺麗事かもしれない ただの戯言なのかもしれない みんな希望を口にする 言葉として希望を吐き出す 希望ってなんだか呪いみたい 明るく見えて実は暗い 光と闇 太陽と月 今日はなんだか落ち着いている ざわざわしている心が落ち着いている これは希望なのかもしれない 私の希望はこんな感じなの

          深海の底

          深く深く沈んでゆく 光の届かない所までゆっくり沈んでゆく この前まで見ていた光はどこに行ったのだろう 手の届かない所までゆっくり沈んでゆく 心が壊れてゆく音がする 誰か誰でもいい ここから引き上げてくれないか 私はここに居るよ 暗闇の中ゆっくり目を開け辺りを見渡す 何も無い 私は何も無い 存在すら分からない ここに居るのだろうか 体と心が乖離してゆく 深く深く沈んでゆく もう何も分からない ただただ沈んでゆく ゆっくりゆっくりと

          古き良きもの達

          某フリマサイトで古本を買った。 届くまでのもどかしいこの時間が生きている実感を掻き立てる。 私は古いものや使い古されたものが好き。 古着だったり、古本だったり、使い込まれた道具だったり。 造り手の思いだったり、前の持ち主の物語がそこには詰め込まれている。 きっとこいつらは色んなものを見て、感じて、育ってきたのだろう。 そんな雰囲気を醸し出すこいつらが好き。 「新品の方が綺麗だし、いいじゃん」 そんなこと言うやつもいるだろう。 分かる。気持ちは分かる。 しかし、私は物としての人

          古き良きもの達