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【教育】チュートリアル(Ⅱ・Ⅲ)を実施中です!!

 福祉健康科学部の教育の「目玉」の一つは、「チュートリアル」です。今回は、そのうちチュートリアルⅡとⅢについてご紹介します。

●チュートリアルⅡ(3年次)
 チュートリアルⅡでは、3コース(理学療法、社会福祉実践、心理学)混成の小グループを作り、具体的な症例・事例に対して、必要な治療やサポートを話し合う演習科目です。
 今年度も、子どもから大人まで、また身体・心・生活に関わる複数の問題がからみあう3つの症例・事例について、詳細にディスカッションを行いました。
 3年生にもなると、それぞれの専門領域についての学びを積み重ねていますので、理学療法コースの学生は体の問題についてのサポート、社会福祉実践コースの学生は生活をいかに安定化させるか、心理学コースの学生は心の悩みや不安といった観点から意見を出し合い、チームとして、どのような支援を、誰が、どのような順番で行なっていくのかを話し合うことができます。
 写真は、各グループが考えた全体的支援の計画について発表しているところです。

チュートリアルⅡ(3年次)・事例2の最終発表です

●チュートリアルⅢ(4年次)
 チュートリアルⅢは本学部と医学部との合同演習です。11月8日、18日の二日間、本学部の学生はバスに乗って医学部のある挾間キャンパスに移動しました。
 医師や看護師を目指す学生を加えて小グループを作り、さらに高度な演習を進めます。ここでも具体的な症例・事例が提示されますが、よりたくさんの情報が含まれています。これをメンバーで整理し、様々な角度から必要な治療・支援、そして他職種の連携のあり方について話し合います。
 写真は、両学部の学生と教員(合計300名以上)が臨床大講義室に集まり、最終発表を行おうとしているところです。

チュートリアルⅢ・医学部との合同演習(4年次)の最終報告です

 チュートリアルは、自分の専門領域以外についての学びを深め、また自分の専門的な学びをいかにして人の役に立つようにするかを考える、とても実践的な科目です。
 学生のみなさんにとって貴重な学びになることを期待しています。

(福祉健康科学部)

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