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めんどくさいけど、ありがとうは忘れたくない

「お腹空いてないのかぁ?」

一緒に住んでいるおばあちゃんが口癖みたいによく言う。

休みの日。思わず布団でだらだらして、お昼頃になってから、ようやくリビングに顔を出したとき。
読書したり勉強したり、ゲームのストーリーだったり、何かに夢中になって食べることを先延ばししたとき。

おばあちゃんは、私のお腹をよく心配する。
お姉ちゃんのお腹も、よく心配している。

家族だから?孫だから?そういう癖?
それとも、戦争を経験しているから?

おばあちゃんの口癖みたいな言葉の理由は、本人にはまだ聞いたことがない。
理由はないかもしれないし、あるかもしれない。

おばあちゃんには近いうちに聞くとして、
私にとって「食べること」ってなんだろう?

ちょっと考えてみる。


食べることは生きること、というのはよく聞く。
実際その通りだなと思う。
だって、ぺっこぺこ過ぎると、何かしらの症状が出る。

1つ目は、無。可愛い雑貨やオシャレな服を見ても「ふーん、かわいいなー(棒読み)」状態。表情も、無。クスっと笑ったりしなくなる。

2つ目は、ピリピリイライラ。なんだかピリピリして、普段は全く気にならないようなことでも、すぐにイライラスイッチが入る。ひどいと舌打ち出る。心の中、罵詈雑言の嵐になることも。

あとはそう、ニワトリ化する。これをやろうと思っていても、ちょっと違うことするだけで忘れている。ぽっかり記憶から抜けていて、あれ?となる。
自分でもビビる。若干引くくらい、忘れっぽくなる。

そんな日常のささいなことで、食べないと生きていけないことを実感する。

ただ、私は食べることが好きだけど、わがままな自分もいる。

覚えている限り小さい子どもの頃から、私は食べるのに時間が掛かる。
あと、食べても食べてもお腹が空いて仕方ないよく食べる期と、全然食べれない期がある。

プラス、1回に食べれる量が少ない。そのくせに、外ではブラックホールみたいにどんどん食べれる。

そんなめんどくさい私だから、学生の頃、給食には苦労した。だって給食は量が多い。
でも、今思うと給食ってすごい。あんなにバランスよく、ボリュームたっぷりなんだから。家で再現できない。作ってみろと言われたら、頑張るけど難しい。
とはいえ、やっぱり今でもあの量を食べきるのは苦労しそうだ。


話は逸れたが、私は子どもの頃から「食べ方」の性質が全く変わってない。
おかげで、今でも「食べること」に苦労することがままある。

もっと早く食べれるようになりたいなと思うし、
食べれる量がバラバラじゃなかったら、もっとバランスよく食べれるのにと思う。

ひどくわがままな話だが、食べるのがめんどくさいって思うときがある。
食べる時間が惜しいと感じるよりも、めんどくさいと思うときの方が多いと思う。


こうして書いてみると、私ってものすんごくわがままだなぁ。
でも、やっぱりわがままだから、食べるのに困るのは嫌だ。

だから、とりあえず感謝を忘れずにいようと思う。
せっかくだから、これからは「いただきます、ありがとう」って言ってみようかな。

結局、私にとって「食べること」は何か分からなかったけど。
ひとまず、「食べることは感謝を忘れないこと」とまとめておく。


明日の朝ごはん、あなたは何にしますか?

私はもうお腹が空いてるので、ちょっとゼリーでも食べてから、考えてみようと思います。たぶん、朝ごはんを考えるのは、朝ごはんを作るときになるだろうけど。


最後に。

あなたの明日が、幸せでありますように🍀

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