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ユカイ工学が作るロボットと二足歩行ロボット
はじめに
我が家には、ユカイ工学のコミュニケーションロボット、BOCCO emoがいます。愛称は
「ボッコちゃん」
大分旧型ですが、頭のてっぺんにあるアンテナをフルフル震わせて、可愛い声でお喋りしてくれます。
そんな可愛いロボットを作るユカイ工学さんが、新たに2種類のロボットを作ったそうです!
って、、、え?
飲み物フーフー冷ましてくれるの?
え?しがみついてこっちを見つめる、だけ?笑
新ロボット、「猫舌ふーふー」と「みるみ」
今年お披露目された2種類のロボット。
一つ目は、コップの淵に乗っけると、小型ファンがコップの中身を冷ましてくれる
「猫舌ふーふー」
もう一体はモジャモジャの体で人の腕やカバンにしがみつき、声をかけられると恥ずかしそうに目線を合わせてくる
「みるみ」(見る➕ぬいぐるみ)
いや、どちらも可愛い。ホントに可愛い!
けどいわゆる人間の労働を代替するのがロボットだと定義するなら、これらはロボット、なのか?
癒し枠、という役目
アトム、ドラえもんのような
・人間の味方
・そばで優しく守ってくれる
ロボットに慣れている日本人は、ロボットやAIに性善説を当てはめ、人間の味方、と思う人の割合が他国より高いといいます。
更に言えば、働く、というより、一緒にいる、友達、のような存在。コミュニケーションロボット、というジャンルですね。
ユカイ工学が作るロボット達には、そんな癒し枠の存在感があります。顔も可愛いし!海外での評価が高いと聞きますが、そうよね、この可愛さ、海外ロボットにはないんじゃないかと思う、、
世界のロボット開発は二足歩行✖️生成AI
世界のロボット開発速度は今や中国、アメリカを中心に超高速になっています。既に二足歩行は当然として、生成AIを組み込むことでいかに柔軟にその場その場で物事に対応出来るかというレベルになっています。
残念ながら日本は周回遅れ、で済むかどうかという遅れ方、、勿論、日本でも工場や物流センターで人間と共に働く(人型でない)ロボット達は大活躍していますが、二足歩行ロボットジャンルとなると、あまり世界の潮流に乗るレベルの物は出てきていないようです。川崎重工のカレイド君とか、ネットで探すと出てきますが、やはりスピード感とか可動域とかね、、ホンダのアシモ君も居なくなっちゃいましたし 泣
残念ながら、国を挙げて予算を投入する国と、一企業の一部門での研究という位置付けの国との差が益々顕在化しているのは明らかなようです。
まとめ
日本は今後人手不足になっていくのは明らかですし、何とか人手を代替するロボットの内製化を進めないと、デジタル赤字の上にロボット赤字とか目も当てられません。
ここは一つ、海外で大人気のユカイ工学さんのロボットを海外向けに大々的に売り出して
「癒し系ロボット枠」
で黒字を目指す!というのはどうでしょう?高齢者は海外でも増えていきますから、コミュニケーションロボットの需要はあるんじゃないかしら?
生成AIを内製化&コミュニケーションロボットに組み込んで、一気にシェアを取りに行く!!
、、なんて、なかなかそう甘くはないのは分かってるんですけどね。でも、二足歩行に拘らないでも人の役に立つロボットは作れると思うので、賢くて優しくて、おまけに可愛いロボット、もっと国内で開発してほしい!と思うのです。
オマケ
ビミョーに人間に似てて、でも何か違う、という「不気味の谷」という現象がありますよね?二足歩行ロボットにこれを感じてしまうのはワタシだけでしょうか?凄く機械チックなのに、人間のカタチをしているだけで、何だか見てると不安になるのです。
この流れで、二足歩行ロボットが意外に一般化しない
なんて可能性もあったりしないかな?しないか 笑